100 2024円

マニキュアは爪に悪い?美しい指先に整えるネイルケア方法と強い爪作りにかかせない栄養素について解説

ネイルNAIL
MORE
2022/12/16

「マニキュアやジェルネイルは爪に負担がかかる?」「爪をキレイに保つためのネイルケアはどのように行えばいいの?」と悩んでいませんか?
ネイルは楽しみたいけれど、できれば健康で美しい自爪でいたいですよね。そこで本記事では、マニキュアと爪の関係性や、キレイな爪を作るためのネイルケア方法をご紹介します。
爪を強くする栄養素や食べ物についても解説していますので、爪のケアに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

 

マニキュアやジェルネイルが爪に悪影響を与える原因と対策

マニキュアやジェルネイルをしていると「爪が呼吸できない」と聞いたことはありませんか?しかし、もともと爪は呼吸をしていません。
間違ったイメージから、ネイルは爪に悪いといったイメージを持つ方は少なくないでしょう。本章では、マニキュアとジェルネイルそれぞれの「爪に悪影響を与える原因」「対策」「爪を休ませる期間」「オフする目安期間」を解説します。

マニキュアは頻度の高い除光液の使用に注意

「マニキュアが爪に悪い」といわれるのは、オフする際に用いられる除光液が原因です。除光液による乾燥は比較的軽度なものですが、頻度の高い除光液の使用は大きな負担となるので注意しましょう。

● 対策
除光液は1週間程度の期間を空けて使用しましょう。マニキュアをしっかりオフしたいからといって、長く除光液に爪を浸すのもNGです。
また、マニキュアの前にベースコートを塗るのも忘れてはいけません。爪を乾燥から保護してくれるだけでなく、ネイルの持ちをよくしながら色素沈着も防いでくれます。

● 爪を休ませる期間
基本的には塗りっぱなしで問題ありません。特に、ベースコートは爪の保護のために塗っておくのがおすすめです。塗りなおしをしたい場合は、除光液の使用頻度に注意しましょう。

● オフする目安期間
マニキュアは7~10日を目安にオフしましょう。マニキュアのつけっぱなしは基本的に問題ありません。ですが、2週間以上つけっぱなしにしていると剥がれてくるため、見た目が汚らしい印象になります。

ジェルネイルはオフする際の負担で爪が薄くなるケースも

ジェルネイルは爪にしっかり密着しているため、オフする際に大きな負担がかかります。そのため、休みなくジェルネイルを行うと爪が薄くなったり、グリーンネイル(緑膿菌と呼ばれる細菌が増殖して爪が緑や黒色になる症状)になったりする可能性があります。

● 対策
「一層残し」でオフするのがおすすめです。ベースジェルを1層残してオフするため、自爪への負担がかかりません。
ただし、難易度が高くセルフで行うのは難しい施術です。一層残しでジェルネイルを楽しみたい方は、ネイルサロンできちんとケアしてもらいましょう。

● 爪を休ませる期間
自爪が薄くなっていると感じたら休息期間を設けましょう。ジェルネイルの休息期間は3~4か月が理想的です。爪の生え変わりを待つイメージで休ませます。休息期間中は、マニキュアを塗っても大丈夫です。

● オフする目安期間
ジェルネイルは3~4週間を目安にオフしましょう。30日以上同じものをつけていると、剥がれかけた個所から水の浸入するリスクが上がり、衛生的にもよくありません。

 

キレイな爪を作るためのネイルケア方法

キレイな爪を作るには、なるべく爪に負担をかけないよう配慮し、爪の育ちやすい環境を整える工夫が大切です。そこで、ネイルケアを行う際に気を付けたいポイントを4つご紹介します。

爪切りには爪やすりを使用する

爪を切る際には爪切りではなく、エメリーボードなどのネイルファイルを使用するのがおすすめです。爪切りは爪に大きな圧を与えてしまうため、2枚爪を引き起こす原因になります。
一方、爪やすりは爪に負担をかけずに長さを調節できるだけでなく、細かな形の調節で理想の爪に整えやすいのがメリットです。爪やすりを使用する際は決して往復させず、一方向に動かすよう意識しましょう。

ベースコートを塗って乾燥や紫外線から守る

マニキュアの下地に使われるベースコートですが、爪のケアや補強にも効果的です。爪の栄養分や保湿成分を配合している商品やUV対策効果を備えた商品もあり、すっぴん爪よりもベースコートを塗った方が爪によいともいわれています。
ベースコートは、10~14日を目安に塗りなおしましょう。早くにベースコートが剥がれてしまったら、オフするのではなく上から重ね塗りがおすすめです。

キューティクルオイルやハンドクリームで保湿する

爪の乾燥は、爪表面の筋や凹凸、ささくれなどのトラブルを引き起こす原因です。乾燥を防ぐためにも、こまめな保湿を心がけましょう。
具体的には、キューティクルオイルを根元や爪のサイドに塗布したり、化粧水で保湿したりするのが効果的です。
また、お風呂上りや手を洗ったあとにハンドクリームを塗りながらマッサージを行うのもよいでしょう。水に触れる時間を少なくして、指先を乾燥させないようにするのも大切です。

 

爪を強くする食べ物・栄養素

爪の補強やケアは大切ですが、強い爪を作るためには内側からのケアも重要です。「ネイルケアを行ってもなかなか爪のコンディションが整わない」と悩んでいる方は、栄養バランスを見直してみましょう。

【タンパク質】肉・魚

爪の主成分であるケラチンは、タンパク質の1種です。タンパク質は爪の成長に欠かせない栄養素なので、積極的に摂取しましょう。
動物性タンパク質は爪に弾力性をあたえて割れにくくし、植物性タンパク質は爪を丈夫にしてツヤをあたえてくれます。

● タンパク質が多く含まれている食材(100g辺り16.2g以上を含有)
鶏胸肉・ささみ・豚ロース(赤身)・するめいか・エビ・きな粉・パルメザンチーズ・卵黄

【ビタミン】レバー・緑黄色野菜

爪の成長を促すビタミンの摂取も大切です。特に、爪を硬く丈夫にしてくれるビタミンAや、細胞の再生・成長を促すビタミンB群は積極的に摂取しましょう。ささくれ予防には、ビタミンCが効果的です。
● ビタミンAを多く含む食材(100g当たり231ug以上を含有)
レバー・ウナギイワシ・ほたるいか・バター・ブロッコリー

● ビタミンBを多く含む食材
レバー・焼きのり・アーモンド・干ししいたけ・にんにく・しじみ

● ビタミンCを多く含む食材(100g当たり30mg以上を含有)
ピーマン(赤・黄)・ブロッコリー・キウイフルーツ・イチゴ・キャベツ

【カルシウム】乳製品・大豆

骨や爪の形成に必要なカルシウムも忘れずに摂取しましょう。また、カルシウムと一緒にビタミンDを摂取するとカルシウムの吸収率が高まります。

● カルシウムを含む食材
牛乳・ヨーグルト・プロセスチーズ・小松菜・ひじき・さくらえび・豆腐・納豆

● ビタミンDを多く含む食材(100g当たり1.65ug以上を含有)
鮭・さんま・まあじ・しらす・干ししいたけ・卵

 
健康的な爪でマニキュアや
ジェルネイルを楽しもう

マニキュアやジェルネイルは、どうしても爪に負担をかけてしまいます。爪の状態が悪くなったと思ったら、すぐに休息期間を設けてあげましょう。
強くてキレイな爪をキープするためには、こまめなネイルケアと栄養バランスの整った食生活が大切です。
本記事を参考に、華やかなネイルと美しい爪の両立を目指しましょう。

  • 中村里歩

    美容×健康ライター中村里歩

    元美容師で「超」がつく美容・健康マニア。試した美容法・健康法は数知れず…。経験を活かし、美意識の高い女性や、健康に悩む男性に寄り添う記事を執筆するべく活動中。
    モットーは「明るく前向きに」「日進月歩」。AIに負けない、読者への愛がたくさん詰まった記事を執筆するため日々勉強中。