100

使用上の注意

2022/11/07

精油の成分は植物から抽出された100%天然由来の成分です。
成分は植物に含まれている時より、より濃縮されて抽出されるため、作用が非常に強力です。取り扱い方や使用方法を誤ると、体に思っていたのと違う影響を及ぼすケースも考えられます。 まずは、自分の体の状態をよく確認し、「肌に直接触れない、内服しない」といった取り扱い方の注意事項をよく確認して使用しましょう。

 

精油の原液をそのまま使用したり、飲用するのは避けてください

精油は植物のさまざまな成分を高濃度に抽出したエッセンスなので、原液でそのまま使用するには、刺激が強すぎるケースがあります。
皮膚に触れる、目に入れる、内服するといった行為は、基本的には避けましょう。 精油を使用した製品に「原液で塗布・飲用できる」との表示があるケースは、必ずしも成分の純粋さや質を示す指標ではありません。
また、飲用(経口)するには、飲用目的での精油の使用方法について専門的な知識での判断が必要になるので、安易な判断は控えましょう。飲用は専門家に相談したり、アロマセラピーの専門的な知識を学ぶ必要があります。 純粋な精油の場合は、含まれている成分を把握すれば「禁忌かどうか」の予測が立てられます。 そのため、情報のない未知の精油や、普段使用しない精油を活用するのも避けてください。 自分自身がもっている知識内で理解できていない、自信のない精油の使用は、避けたほうがよいでしょう。

 

精油は高温多湿を避け、直接日の当たらない場所で保管しましょう

精油の保管は高温多湿を避け、直接日の当たらない場所での保管が必須です。
精油の成分はデリケートで変化しやすい特性上、25℃以上になる場所での保管はおすすめできません。10℃前から25℃までの範囲で、あまり気温差が生じない一定の場所での保管が望ましいでしょう。 とくに開封後はキャップをしっかり閉めて、冷暗所に立てた状態で保管しましょう。

 

幼児や子ども、ペットの手の届かない場所で保管をしてください

幼児や子ども、家族の一員であるペットから、手の届かない安全な場所で保管しましょう。 家族全員に「精油がどういった性質を持つのか」理解があればよいのですが、認識できない年齢の場合、誤飲やじかに触れるといった危険を避けるため、簡単に持ち出せない場所へ隔離しての保管が必要なのです。

 

開封前、開封後も品質の確認を行い、早めに使い切りましょう

精油は、保管環境によっては開封していなくても劣化や変色が生じます。天然植物からの抽出物であるため、できる限り早めに使い切ることが大切です。 毎年新しい精油の抽出が行われますので、「1年以内に使い切る」のを念頭に、ボトルのサイズを選定します。また、精油の劣化や変質は、香りを嗅ぐと充分に気づき確認できるため、定期的な精油のチェックを行いましょう。

参考文献:
アロマセラピーパーフェクトBOOK(ナツメ社/2016)
アネルズあづさの精油ブレンドバイブル(河出書房新社/2016) マタニティアロマセラピーコンプリートブック(BABジャパン/2014)