日焼け止めを選ぶときに見ておきたい5つのポイント
普段何気なく使用している日焼け止めですが、本当に自分の肌に合っているアイテムを選べていますか?
- ・ しっかり塗っているのに日焼けする
- ・ キシキシとした質感で使い心地が悪い
- ・ 日焼け止めを使う時期は乾燥しやすい
- ・ 日焼け止めを使うとかゆくなる
- ・ 白浮きしてしまう
こういった悩みがある方は、日焼け止めの選び方が間違っているのかもしれません。自分に合う日焼け止めを見つけられない方は、以下のポイントを確認してみてください。
- ・ SPFとPA
- ・ 紫外線散乱剤と紫外線吸収剤
- ・ 配合成分
- ・ 医薬部外品
- ・ タイプ(形状)
各ポイントについて、何をチェックすればよいのか詳しく解説していきます。
【SPFとPA】日焼け止めを選ぶときは必ずチェック
最初にチェックしたいのが、「SPF」と「PA」。どちらも、日焼け止めの効果を表す指標です。2つの違いを詳しく見ていきましょう。
SPFとPAはブロックする紫外線の種類が違う
SPFは紫外線「UV-B」から、PAは紫外線「UV-A」から肌を守る指標です。
UV-Aは波長が長く、肌の奥まで届きます。すぐに炎症が起きるわけではありませんが、ダメージの蓄積により深刻な肌トラブルを招く可能性がある、怖い紫外線です。
UV-Bは波長が短く、肌の表面にある「表皮」にダメージを与えます。炎症を引き起こし、日焼けによるシミやそばかすを作ります。
もっとも強いSPFとPAの数値は「SPF50+・PA++++」
SPFは1~50までの数値で強さを表します。数値が大きいほど効果が高く、SPF50よりも効果が高いのは「SPF50+」です。
数値は単にUV-Bのカット率を示しているのではなく「日焼けが起きるまでの時間をどれだけ伸ばせるか」を表しています。SPF1あたり約20分の効果があるとされているため、SPF30であれば約600分(10時間)効果が持続する計算です。
一方、PAは「+」の数で強さを表します。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階あり、もっとも効果が高いのは「PA++++」です。
「SPFとPAは高い方がよい」は間違い!使用する環境に合わせて選んで
SPFやPAは高いアイテムを選べばよいと思われがちですが、大切なのは使用する環境に合わせることです。たとえば、朝の30分だけ外出する場合、「SPF50+・PA++++」の日焼け止めでは効果が高すぎるでしょう。
TPOに合わせた日焼け止めの選び方は、日本化粧品工業会が指標を示していますので、参考にしてみてください。
出典:日本化粧品工業会|紫外線の基本
【紫外線散乱剤と紫外線吸収剤】肌への負担を考えるなら要チェック
SPFとPAの次にチェックしてほしいのは、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」です。よく「紫外線吸収剤は肌に悪い」といわれますが、大事なのは自分に合った製品選びです。それぞれの成分について紹介します。
紫外線散乱剤は肌への負担を減らしたい方におすすめ
肌への負担が気になる方は、紫外線散乱剤使用の日焼け止めが向いています。紫外線散乱剤とは、肌に膜を作り、紫外線を散乱・反射させる成分です。アレルギー反応を起こすリスクが少ない成分として知られています。製品によっては「ノンケミカル処方」と表記されている場合もあります。
ただし、紫外線散乱剤は白色の無機粉末のため、分離しやすいのが難点です。使用前によく振ったり、ムラなく伸ばしたりしないと白浮きしやすいので注意しましょう。
紫外線吸収剤を使用した日焼け止めは使いやすい
使用感を重視したい方は、紫外線吸収剤使用の日焼け止めが使いやすいかもしれません。紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し、化学的な仕組みで熱などのエネルギーに変換する成分です。
油になじみやすく伸びがよいため、使用感のよさが大きなメリット。透明なので白浮きしないのも、うれしいポイントでしょう。
<紫外線吸収剤の成分例>
- ・ メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- ・ メトキシケイヒ酸オクチル
- ・ ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- ・ t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
- ・ ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
ただし、紫外線吸収剤は、アレルギー反応を起こすリスクが紫外線散乱剤に比べて高めなので、注意が必要です。
【表示成分】自分にぴったりのアイテムを見つけたいならチェック
日焼け止めにさらにこだわりたい方は、成分名にも注目してみてください。
肌が敏感な方は「エタノール」「着色料」「防腐剤」を確認
敏感肌の方は、エタノール・着色料・防腐剤などの添加物の有無を確認しましょう。エタノールはスーッとした使い心地で、ベタつきを抑えるために日焼け止めによく使われますが、乾燥肌の方や敏感肌の方には刺激となる場合があります。
最近よくある「肌補正」の機能を持つ日焼け止めは、着色料が含まれている製品が多いので注意してください。また、防腐剤は品質を維持するうえで便利な成分ですが、敏感肌の方は避けた方が安心でしょう。
肌のつっぱりが気になる方は「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」入りを
日焼け止めの使用による肌のつっぱり感は、乾燥が原因かもしれません。そんなときは、保湿成分入りの日焼け止めを選んでみてはいかがでしょう。主に、以下の成分が挙げられます。
<日焼け止めに含まれる代表的な保湿成分>
- ・ セラミド
- ・ コラーゲン
- ・ ヒアルロン酸
- ・ グリセリン
- ・ 尿素
乾燥が気になるときは、ジェルやスプレータイプの日焼け止めよりも、乳液・クリームタイプの日焼け止めを選ぶと、しっとりとした質感に仕上がりますよ。
表示成分の並び順も確認して
表示成分の並び順もチェックしてみてください。基本的には、先頭に書かれている成分ほど配合量が多くなっています。
たとえば、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤のどちらも配合されている場合、書かれている順番によってどちらの配合量が多いかを確認できます。エタノールがどれくらい配合されているかの目安としても役立つでしょう。「ジメチコン」「シクロぺンタシロキサン」といったシリコンが多めに配合されているアイテムは、伸びがよい製品が多い傾向にあります。
【医薬部外品】有効成分入りを選びたいなら注目
日焼け止めのなかには、医薬部外品と記載されている製品があります。医薬部外品の日焼け止めは、特定の成分が有効成分として配合されているのが特徴です。たとえば、抗炎症成分や美白成分などがあります。
日焼け防止以外の効果も求めたいときは、医薬部外品の日焼け止めを選ぶのもよいでしょう。
【タイプ】使い心地のよいアイテムを選ぶヒントに
日焼け止めは365日使用するのがベスト。そのため、使い続けやすい製品を選ぶのがポイントです。ここでは、それぞれのタイプの特徴を簡単に解説します。
ガッツリお出かけするときはローション(振とう式)タイプ、仕事のときはパウダータイプと使い分けるのもおすすめです。塗り直し用に、ポーチにスティックタイプを入れてもよいでしょう。塗るのが手間にならないように、工夫して使い分けてみてくださいね。
肌と自然にやさしい。KOWAのノンケミカル日やけ止め「コーラルプロ」
各ブランドの商品一覧をご確認いただけます。