管理栄養士ライター高村恵美
12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。
野菜から食べる「ベジファースト」は、食後血糖値の安定や体への負担軽減、満腹感向上などが期待されています。一方で「効果なし」との指摘もあり、現時点では十分な根拠が揃っているとは言いきれない面も。
野菜ジュースで代用できるか、食事管理が難しい方に向けたサプリメントの活用まで、具体策を整理します。正しい知識を身に着けて、理想のスタイル維持に役立つ体に優しい食べ方をマスターしましょう。
ベジファーストとは、食事の最初に食物繊維を含む野菜やきのこ・海藻を先に食べる食事法です。食物繊維が糖質の消化・吸収を緩やかにして、食後血糖値の上昇が穏やかになります。特別な道具や食品を用意する必要がなく、食べる順番を変えるだけではじめられる点も魅力です。
前述したとおり、ベジファーストを実践する魅力は、糖が体に吸収されるスピードを緩やかにして、体内環境を整えられる点にあります。食べる順番を意識するだけで、血糖値の急上昇を抑えやすくなり、体にかかる負担を軽減できるのです。健康面のメリットを詳しく見ていきましょう。
食物繊維を最初に摂ると、糖質の消化・吸収が緩やかになり、食後血糖値の急上昇を抑えやすくなります。
食後高血糖が続くと、美容や健康のリスクを招くため、要注意です。さらに血糖値の乱高下は、脂肪をため込みやすくしてしまう側面も。
食後血糖値の上昇を抑制できるベジファーストは、体の内側からコンディションを整える食べ方といえるでしょう。
食物繊維は、糖だけでなく、食事に含まれる脂質や塩分の吸収を緩やかにする働きもあります。食事の最初に食物繊維が多い食品を食べると、余分な成分が体に取り込まれにくくなり、血管への負担軽減につながるのです。
野菜をよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されるため、食べすぎを防ぐのにおすすめです。さらに食物繊維は胃の中でかさを増すため、自然と主食量が抑えられやすくなります。結果として、ヘルシーに満足感が得られる点も大きなメリットです。
炭水化物よりも先に食物繊維が多い食品やタンパク質を摂ると、食後血糖値の上昇が緩やかになります。糖は急激に吸収されると、体は余分なエネルギーとして脂肪を蓄えようとするため、血糖値のコントロールがポイントです。
ベジファーストを習慣にすると、体への負担を減らし、健康的な食生活をサポートしてくれます。無理な食事制限に頼らず、食べ方の工夫で健康的な体づくりを目指せる点も魅力です。
炭水化物を摂りすぎた際の調整法については、以下の記事も参考にしてみてください。
ベジファーストに関する研究は増えていますが、「健康への働きかけは限定的」との指摘もあります。食後血糖値の上昇を緩やかにするとの報告は多数ありますが、将来の健康リスク軽減につながるかは、まだ十分に検証されていません。
また、HbA1c(過去1~2か月の血糖値の平均的な状態を示す指標)が改善したとする研究もあります。しかしその多くは、『ベジファーストを含む食事指導あり』と『食事指導なし』の対象者を比較したもので、純粋に食べる順番だけの効果かどうかを判断するのは難しい状況です。
健康維持においては“何を食べるか”の重要性は確立されていますが、どの順番で食べるかについては、今後さらなる検証が必要とされています。
厚生労働省が示す、健康増進のための野菜の目標量は1日350gです。サラダやお浸しの小鉢1つで約70gなので、毎食1~2皿を目安にすると無理なく達成に近づきます。ベジファーストを意識するなら、まずは食事の最初に小鉢1つ分の野菜を取り入れる工夫からはじめましょう。
参照:「野菜1日350gで健康増進」/厚生労働省
野菜ジュースは野菜の完全な代用にはなりません。1日200ml程度を目安に、補助として活用するのがおすすめです。
野菜ジュースは、加工過程で食物繊維が減少している場合があります。また、果物が含まれる商品では糖質量が多い傾向があり、血糖値を上げやすいケースも。野菜ジュースを活用する際は、果物不使用タイプや糖質オフタイプがよいでしょう。
野菜ジュースとは異なり、実際の野菜は歯ごたえがあり、噛む回数が増えやすいのが魅力です。よく噛んで食べると満腹感が得られやすくなり、食べすぎ防止にもつながります。できるだけ固形の野菜を取り入れた食生活を心がけましょう。
ベジファーストを上手に行うには、食物繊維が豊富な野菜やきのこ・海藻を選び、しっかり噛んで食べるのがポイントです。食材の選び方と噛む重要性を具体的に解説します。
ベジファーストを行う大きな目的は、食後血糖値の急上昇を防ぐ点です。食物繊維のうち水溶性食物繊維は、糖の吸収を緩やかにし、血糖値の上がり方を穏やかにします。ベジファーストは、水溶性食物繊維を含む食品を選ぶのが重要です。
さらに、不溶性食物繊維には便のかさを増やし、腸の動きを活発にして便通を整える働きがあります。
ベジファーストでは、野菜を先に食べるだけでなく、しっかり噛んで食べる点も重要です。野菜をよく噛むと、脳の満腹中枢が刺激され、自然と食べすぎを防ぎやすくなります。
また、噛む回数が増えると消化の準備が整い、胃腸への負担軽減にもつながるのです。食物繊維の多い野菜は噛みごたえがあるため、自然と噛む回数が増えやすくなります。
芋類やかぼちゃ・果物は糖質を主体とした食品です。食事の最初に食べると、血糖値が上がりやすくなる傾向があります。
ベジファーストでいう初めに食べる食品は、葉物野菜やきのこ類・海藻類といった糖質の少ない食品を選ぶのが基本です。
芋類やかぼちゃ・果物は、主食に近い位置づけとして、食事の後半に食べると血糖値の急上昇を抑えやすくなります。
健康意識が高まる今、「続けやすさ」と「品質」を兼ね備えたサプリメントが注目されています。KOWAハピネスダイレクトの「プレミアムクラス」は、科学的根拠に基づいた機能性表示食品シリーズ。医薬品メーカーが、産地・製法にこだわって作った高品質サプリメントです。
直径わずか4mmのシームレスカプセルで、喉に張り付かずスムーズに飲めるよう工夫されています。健康管理を無理なく続けたい方は、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
| 商品名 | 画像 | こんな方に | 主な成分 | 内容量 | 1日摂取目安量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| EPA・DHA シームレスカプセル 30包【機能性表示食品】 | ![]() |
・糖質や脂質、アルコールの摂り過ぎが気になる方 ・運動不足気味の方 |
EPA:371mg DHA:247mg ※1包あたり |
1包3.7g×30包 | 1包(3.7g) ※1包あたり105粒前後封入 |
3,980円 |
| アマニ油(α-リノレン酸)シームレスカプセル 30包 【機能性表示食品】 | ![]() |
・外食が多く食生活が偏りがちな方 ・悪玉(LDL)コレステロール値が気になる方 |
α-リノレン:2.2g ※2包あたり |
1包2.6g×30包 | 2包(5.2g) ※1包あたり53粒前後封入 |
3,980円 |
| MCTシームレスカプセル 30袋 【機能性表示食品】 | ![]() |
・BMIが高めで、体脂肪や内臓脂肪が気になる方 ・食事制限や運動がなかなか続かない方 |
中鎖脂肪酸:1.6g (オクタン酸:1.2g、デカン酸:0.4g) ※1袋あたり |
1袋3.1g×30袋 | 1袋(3.1g) ※1袋あたり48粒前後封入 |
3,980円 |
| サラシアシームレスカプセル 30袋 【機能性表示食品】 | ![]() |
・血糖値が気になり始めた方 ・食事制限だけでは不安な方 |
サラシア由来サラシノール:0.2g ※1袋あたり |
1袋1.9g×30袋 | 1袋(1.9g) ※1袋あたり48粒前後封入 |
5,400円 |
| GABAシームレスカプセル 30袋 【機能性表示食品】 | ![]() |
・血圧が高めの方 ・疲労感やストレスを感じやすい方 |
GABA(γ-アミノ酪酸):20mg以上 ※1袋あたり |
1袋3.1g×30袋 | 1袋(3.1g) ※1袋あたり48粒前後封入 |
3,980円 |
EPA・DHA シームレスカプセルは、EPA・DHAを合計618mg配合し、1日の摂取目安の約28.1%を補える機能性表示食品です。EPA・DHAは、青魚の油成分に含まれる必須脂肪酸で、中性脂肪値を下げる作用があると報告されています。糖質や脂質、アルコールの摂り過ぎが気になる方や、運動不足気味の方におすすめです。シームレスカプセル内のオイルは漏れる心配がないため、魚特有の臭いが苦手な方でも飲みやすくなっています。EPA・DHAを摂りたいけれど、普段の食生活だけでは十分に補えないと感じている方は、ぜひ試してみてください。
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書アマニ油(α-リノレン酸)シームレスカプセルは、食生活の乱れやコレステロール値が気になる方に最適な機能性表示食品です。アマ(亜麻)と呼ばれる一年草の種子から抽出したアマニ油には、血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げる働きがあると報告されています。
原料には、遺伝子組み換えのない植物のみを使用。薬品を一切使用せず、コールドプレス製法でじっくりと圧搾しています。野菜不足や食べ過ぎが気になる方、健康管理を無理なく続けたい方は、毎日のサポートとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
MCTシームレスカプセルは、体脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪を減らす機能が報告されている、中鎖脂肪酸を摂取できる機能性表示食品です。中鎖脂肪酸とは、ココナッツやパームフルーツに含まれる植物由来の成分。一般的な植物油に比べて消化・吸収が早く、効率よくエネルギーに変換されるのが特徴です。健康診断の結果が気になり始めた方や、食事制限や運動がなかなか続かない方は、ぜひ取り入れてみるとよいでしょう。
サラシアシームレスカプセルは、亜熱帯地域に自生するつる性の植物「サラシア」に由来する「サラシノール」を配合した機能性表示食品です。サラシノールには、糖の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇を穏やかにする機能があると報告されています。偏った食事や過食、慢性的な運動不足などで生活習慣が乱れがちな方におすすめ。毎日の食事にプラスするだけなので、これまで厳しい食事制限が続かなかった方にもぴったりです。
GABAシームレスカプセルは、天然アミノ酸のひとつであるGABA(γ-アミノ酪酸)を配合した機能性表示食品です。GABAは、興奮を鎮め、心身のリラックスを促す神経伝達物質として知られています。高めの血圧を下げる機能があると報告されており、血圧が気になる方や、疲労感・ストレスを感じやすい方にもおすすめです。毎日の習慣にGABAを取り入れて、心身のバランスが整った穏やかな毎日を送りませんか。
健康のためにベジファーストを実践したくても、忙しい毎日の中でたっぷりの野菜を毎食用意するのは難しいものです。食後血糖値が気になる方は、サラシアを含むサプリメントを活用する手もあります。
サラシア由来サラシノールには糖の吸収を抑制し、食後血糖値の上昇を緩やかにする機能があることが報告されています。
外食が続く日や、どうしても炭水化物がメインになる日など、ベジファーストが難しいシーンの心強いサポートになるでしょう。無理なく手軽に続けられる習慣こそが、将来の健やかな日々を支えます。
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