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「冬の睡眠」は身近な工夫で変えられる!寝つきの悪さと起きられない状況に終止符を打つ6つのルーティン

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2023/02/16

冬はクマですら睡眠をむさぼる季節です。人間も冬眠できれば良いのですが、寒い冬は「朝なかなか起きられない」「寝つきの悪さから毎日ねむだるい」とお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
冬に快適な睡眠を得るために、知っておきたい方法を確認しておきましょう。冬における寝つき・目覚めの悪さの理由とセットでご紹介しますので、何者にも邪魔されず快眠したい方は見逃せません。

 

冬に寝つきが悪い理由はなに?

冬は寒いから手足が冷たくなり、睡眠の質を下げると考える人もいるでしょう。
しかし、冬の寝つきの悪さは、冷えの感覚だけが原因とは限りません。冬に起こりうる複数の要因が合わさって起こっているのです。それでは、冬に寝つきが悪い理由をみていきましょう。

寝つきが悪い理由(1)体温調節のしにくさ

人間は深く眠るために、活動量の少ない夜間から睡眠中にかけて、脳や内臓の温度(深部体温)をクールダウンしているのをご存じでしょうか。
深部体温を下げるため、私たちの身体は寝ている間に汗をかき、熱を外に放出して手足の温度を上げています。
しかし、冬は汗をかきづらいうえ、手足があたたまりにくいため、深部体温をなかなかスムーズに下げられません。深部体温の下げにくさが、寝つきの悪さに関係しているのです。

寝つきが悪い理由(2)運動量の少なさ

日中の運動量や活動量も、睡眠の質を左右します。体をよく動かした日は、引きずり込まれるように眠る方も少なくないのではないでしょうか。
適度な運動は寝つきのよさを招きますが、寒い冬は運動・活動量の低下しやすい季節です。
脳は疲れていても、身体が疲れていないと眠りにくくなります。脳の疲労だけが残る事態も発生するでしょう。

寝つきが悪い理由(3)空気の乾燥

冬の乾いた空気も、寝つきが悪くなる一因です。部屋の空気が乾燥していると、口のなかも乾きやすくなると感じるでしょう。
布団に入っても水を飲みに度々起きたり、場合によっては鼻や喉の痛みを生じたり、なかなか安定した睡眠が得られません。
また、口の乾きは風邪の引きやすさにもつながります。口内の乾燥は、喉の免疫力の低下を引き起こしかねません。風邪を引くと諸症状でさらに眠りにくくなり、悪循環となるでしょう。

 

冬に起きられない理由はなに?

寝つきが悪くなる以上に、冬は布団から出られないと感じる方は多いでしょう。せっかくあたたまった環境から抜け出すのは、なかなか覚悟が要ります。
朝に起きられない理由は、どこにあるのでしょうか。知識として身につけておけば、対策を講じやすくなるかもしれません。

起きられない理由(1)布団の外が寒い

冬になかなか起きられない理由は、痛いほど体感しているように「布団の外が寒い環境」にあります。布団から出なければならない事実は、精神的なストレスにつながるでしょう。
さらに、外に出ると寒い環境下における身体的な負担がのしかかってくるのです。とはいえ、布団のなかにズルズル居続けると、睡眠サイクルを狂わせる場合もあり考え物でしょう。

起きられない理由(2)体温&気温が低い

人間の身体は、起床時に最も体温が低いといわれています。目覚めたときから少しずつ体温を上げていき、活動の準備をするのが通常のサイクルです。
もし気温が低いと、入眠時と同じく体温調節しにくく、なかなかスッキリと目覚められません。さらに気温の低さは、こむら返りや寝違えを引き起こしやすいともいわれているため要注意です。

起きられない理由(3)太陽光が弱い

冬は太陽の位置が低く、光の弱さも原因の一つです。私たちの身体は朝の強い光を浴びて、体内時計を調節し直し覚醒します。
ところが、冬には十分な太陽光を得られません。しっかり覚醒できないと、睡眠との境目が曖昧となり、目覚めにくくなってしまいます。
さらに、太陽光を十分浴びられなければ、睡眠ホルモンといわれるメラトニンや、メラトニンを助けるセロトニンの働きが十分ではありません。睡眠にかかわるホルモン分泌の不安定さも、睡眠の質を下げる一因です。

 

冬でも快適に入眠するための方法

冬の寝つきの悪さを招いているのは、気温の低さによる体温調節のしにくさや、運動量の低下、空気の乾燥などです。
身体が冷えるからといって、靴下をはいて眠る方もいるでしょう。足の保温目的としては正しいですが、睡眠中もはいていると熱の放出を妨げてしまいます。
あくまで寝る前までに留めてください。冬に快眠するための、正しい方法を要チェックです。

入眠時の温度・湿度を調整する

体温調節のしやすさと乾燥に配慮し、室内の温度と湿度には気を配りましょう。理想とされる冬の室内温度は22~23℃、湿度は50~60%といわれています。
勘違いされやすいですが、室内の温度であって、エアコンの設定温度ではありません。エアコンは19℃ほどに設定しておくとベターでしょう。また、湿度の調整は加湿器を用いるのがおすすめです。

入浴して身体をあたためておく

冬はエアコンの設定温度を上げやすいですが、上げすぎると室内の乾燥を招くため、お風呂で身体をあたためておきましょう。
入浴は体温調節のしやすさを後押しするとともに、寝つきの悪さを緩和してくれるといわれています。
就寝の1時間ほど前に、40℃前後のぬるめのお湯に20分ほどつかるのが理想的のため、温度と時間には気を配りましょう。

あたたかく通気性のよい寝巻きを用意

スムーズな体温調節、そして睡眠の質を落とさないためには、寝巻きや寝具選びも重要です。
寝巻きは肌あたりがよくあたたかなニットや綿素材に注目するとともに、熱を放出しやすい通気性のよい一品を選びましょう。
冬に選びやすいフリース素材や重ね着スタイルは、通気性があまり良くないうえ、寝返りを邪魔するためおすすめしません。

寝具は寝返りのしやすさを重視

冬の寝具は、ふわふわの毛布を重ねるのがマストな方もいるでしょう。
保温性を確保するのは大事ですが、厚すぎる毛布や柔らかすぎる敷布団は寝返りを妨げ、睡眠の質を低下させてしまいます。
適度な保温性のある毛布と、ほどよく硬さのある敷布団を選びましょう。

 

冬でも快適に起床するための方法

冬の朝起きられない原因は、布団の外の寒さや体温の低さ、太陽光の弱さなどが挙げられます。「太陽の光は変えようがないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、最近は多機能な商品が登場しているため注目してみてください。照明をLEDにするのも、ブルーライトが目覚めを後押ししてくれるためおすすめです。それでは、冬に心地よく目覚められる方法を紹介します。

暖房のオンタイマーを活用&羽織を用意

入眠時と同じく、起床時の室内温度も快適に整えておきましょう。起床時間の30分~1時間ほど前に暖房がつくよう、オンタイマーを活用してみてください。
室内のあたたかさは体温の上昇を助け、布団から出るストレスも少なからず減らせるでしょう。また、布団から出たあとに、さっとまとえる羽織を用意しておくのもおすすめです。

カーテンを開ける&電気をつける

冬の太陽光の弱さをカバーすべく、朝起きたら電気をつけるようにしてください。布団の外があたたまっていなくてもつけられるよう、遠隔で操作できるリモコンを用意するとなお良しです。
それでも起きられないなら、自然な目覚めを促す「光時計」に注目しましょう。また、布団から出たあとは、カーテンを開けて少しでも光を浴びるようにするのがベストです。

布団のなかで軽くストレッチする

朝起きて動けるようになってきたら、体温を上げるために軽い運動を取り入れてみてください。
起き抜けの激しい運動はかえって負担となるため、布団のなかでできるストレッチやヨガなどがおすすめです。
上半身を起こして、背筋を伸ばすだけでも構いません。
また、就寝前にも導入すれば、寝つきの悪さと朝の起きられない状態の両方にアプローチできるでしょう。

 
冬の睡眠は暖房や寝具などの
見直しで質向上へ

冬の寝つきの悪さと起きられない原因は、私たちの習慣と環境に隠れています。
気温の低い冬は体温調節がしづらく、空気の乾燥は喉や鼻の不快感を生み、運動不足は寝つきの悪さに直結するともいえます。
体温調節のしにくさや気温の低さは起きにくさにつながり、太陽光の弱さも覚醒を妨げているのです。
睡眠の質を向上させるためには、冬の習慣を見直してみてください。夜寝る前には室内の温度・湿度を快適に保ち、入浴をして身体をあたためましょう。
あたたかく通気性の高い寝巻きと、寝返りの打ちやすい寝具の準備も欠かせません。起床時には暖房のオンタイマーを活用し、照明や光時計で光を浴びる工夫をしましょう。
布団のなかで軽い運動をして身体をオン状態にすると、冬眠明けのクマのように活動的な日を過ごせるかもしれません。

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