アロマ・ハーブ・薬膳・漢方ライター田中彩
「紅生姜」の名義でハーブ・薬膳・漢方を中心に書くWebライター。植物と昆虫の研究で修士号を取得。農分野で研究員として働いた経験とバイオ系で遺伝子検査や抗体精製などに関わった経験あり。 薬膳コーディネーター、メディカルハーブセラピスト、アロマ&ケアスペシャリスト、紅茶検定中級の資格あり。理系として、研究論文(英語含む)、書籍を参考に執筆するよう心がけている。
漢方薬を飲むベストなタイミングはいつでしょう?服用するタイミングによって、効果に差はあるのでしょうか?漢方薬を効果的なタイミングで飲むには、薬を飲むタイミングとして、「食前」「食間」「食後」がありますが、具体的に食事の前後でどれくらいの時間をあければいいのか、漢方薬はいつ服用すればよいのか、わからない方もいるでしょう。適切なタイミングを狙って飲むと効果が発揮できる理由や、飲み続ける期間についても紹介します。
薬を飲むタイミングとしてよく聞く「食前」「食間」「食後」。食事の何分前が「食前」で、食事を終えてから何分までが「食後」に当たるのでしょう?また、「食間」は食事の最中ではないとご存知でしたか?各タイミングについて詳しく紹介します。
食事の前の1時間~30分の間を指します。食べる直前ではないので注意しましょう。胃が空のときに飲むべき薬や、食事の前に作用させたい薬は食前に飲みます。
食事と食事の間で、食事をしてから2~3時間を指します。次の食事までの時間が長いのが、食前とは異なる点です。胃が空のときに飲むべき薬や、食べ物の影響を受けやすい薬は食間に飲みます。
食事をしたあと20~30分以内を指します。胃に食べ物が入っていないと吸収が悪い薬や、空腹時に飲むと胃を荒らす薬は食後に飲みます。 食事をしていない状態で薬を飲まなければならないときは、クッキーなど少量でよいので口にするようにしましょう。
漢方薬は、胃が空の状態の食前または食間に飲むと効果的とされています。生薬成分の吸収をよくするためです。
漢方薬は基本的に食前または食間に飲みますが、食後に飲むのが決していけないわけではありません。飲み忘れを防ぐのが一番大事なので、食前や食間に飲み忘れたときは食後に服用するのがおすすめです。また、胃に負担がかかる漢方薬を飲むときは、あえて食後に服用する場合もあります。
漢方薬は夜寝る前に飲んでも大丈夫です。寝る前なら胃が空の場合が多いので、漢方薬を効果的に服用できるでしょう。とくに睡眠に関わる漢方薬は、寝る前の服用をすすめられる場合があります。
漢方薬は飲むタイミングを守るのが大事ですが、果たしてどれくらいの期間飲み続ければよいのでしょうか?漢方薬の種類や飲む人の体質・症状によって、効き目が出始めるまでの期間は異なります。
一般的に、気・血・水を巡らせる漢方薬は効き目が早く出やすく、気・血・水を補う漢方薬は効き目が出るまでにある程度期間が必要です。目安は半月から3カ月ほど。ただ、効くまでの期間が長い漢方薬であっても、飲んでいて不調が出たら、すぐに服用をやめるか別の漢方薬に切り替えるべきです。
※気血水:気は体を温め動かすエネルギー、血は血液と血液に含まれる栄養分やホルモン、水は汗・リンパ液・涙・唾液など血液以外のすべての体液を指します。
関連記事:漢方薬の効果的な飲み方は?知っておきたいコツや情報、苦味が苦手な人や子どもが飲みやすくなる方法も紹介ドラックストアにも置かれているケースが多い、比較的なじみのある漢方薬の一般的な飲む期間の目安について紹介します。
体を温めて巡りをよくし、汗をかかせて風邪を追い払う漢方薬です。飲んで1時間もすれば効き始めます。ただ、体を温め巡りをよくするのに体力を使うので、長期にわたって使用する漢方薬ではありません。
体を温めて巡りをよくし、水を巡らせて鼻水を抑えます。飲んだ日に効き始めます。
血を巡らせる漢方薬で、生理痛・肩こり・血行不良由来の冷えによく使われます。数日で効果が現れる場合もありますが、血行不良が長く続いている場合には血を巡らせるのにある程度の時間がかかります。
水を巡らせてむくみを取る作用は比較的早めに出ますが、しっかり気血を補ったり、体力をつけたり、貧血にはある程度の期間かかる薬です。
水を巡らせてむくみを取る作用は比較的早めに出ますが、しっかり気を補い体力をつけるのには、ある程度の期間がかかる薬です。
水を巡らせてむくみを取ったり、便秘を改善したりする作用は比較的早めに出ますが、余計な要素をためやすい体質の改善には、ある程度の期間がかかる薬です。
気血を補い巡らせる漢方薬なので、気血を巡らせる作用は比較的早めに出ますが、気血を補う作用にはある程度の期間がかかります。女性の冷えや血の道症によく使われる薬で、血行不良が原因の冷えへの作用は早めに出ますが、気の不足による冷えにはある程度の期間がかかります。
血を補い巡らせる作用があり、血行不良が由来の生理痛や肩こりによい漢方薬です。桂枝茯苓丸と当帰芍薬散を合わせ、さらに血の巡りによい生薬を足した薬なので、血を巡らせる作用は比較的早く出ます。ただし、血を補う作用が出るまでにはある程度の時間がかかります。
水を補い、気管支の粘膜を潤わせて、咳をやわらげる漢方薬です。咳を抑える生薬と気管支を潤わせる生薬を組み合わせており、咳を抑える生薬は効き目が早く出ますが、気管支が潤うまでには、気管支の状態によりますが、多少時間がかかります。
胃腸に力をつけて気を補う漢方薬です。ある程度の期間飲み続けないと、しっかり気を補えません。四君子湯に胃腸の動きをよくする生薬を加えた六君子湯(りっくんしとう)は、胃腸の働きをよくするだけなら比較的早く効果が出る場合があります。
胃腸に力をつけて気血を補う漢方薬です。気血をしっかり補うには、ある程度の期間飲み続ける必要があります。
胃腸に力をつけつつ気力を補い、眠りやすくする漢方薬です。気をしっかり補うには、ある程度の期間飲み続ける必要があります。
漢方薬は基本的に胃が空のときに飲む薬なので、胃に食べ物が入っていない食間または食前に飲むのが適切なタイミングです。もし、指定のタイミングで飲み忘れても、胃が空の状態であれば寝る前に飲んでも大丈夫です。また、あえて食後に飲む場合もあります。
漢方薬は種類と飲む人の症状・体質によって効くまでの期間に違いがあり、半月から3ヶ月程度かかる場合があります。効き始めるまで根気よく飲み続けるのが大事です。
ドリテック(dretec) お薬アラームタイマー お薬カレンダー
【商品の特徴】
漢方は「食前・食間・食後」と、飲むタイミングがとても大切。とはいえ、忙しい毎日の中で時間を正確に守るのは意外と難しいものですよね。そんな悩みをサポートしてくれるのが「ドリテック お薬アラームタイマー お薬カレンダー」です。
光と音で知らせてくれるアラーム機能と、1週間分の薬を見やすく整理できるカレンダーが一体となった便利な服薬管理セット。お薬アラームタイマーは「朝・昼・夕・寝る前」の4回を自由に設定でき、時間になるとボタンが光って知らせてくれる仕組みです。
お薬カレンダーは食前・食後といった細かいタイミングも入れ替えカードで調整でき、視覚的にもわかりやすいデザイン。壁にかけるだけで、生活リズムに自然と溶け込みます。
お薬タイマー おしらせ薬 大同化工
【商品の特徴】
「お薬タイマー おしらせ薬」は、朝・昼・晩・就寝前の4回をシンプルに設定でき、時間になると音で知らせてくれる“わかりやすさ”が魅力。余計な機能を省いたミニマルなデザインは、誰が使っても迷わない操作性を実現しています。
折りたたみスタンドやマグネット付きで、キッチン・デスク・玄関といった、生活動線に合わせて置けるのも嬉しいポイントでしょう。
ポケットやバッグに入れて持ち運べるため外出先でも飲み忘れを防げ、漢方薬を正しいタイミングで続けたい方、飲み忘れを防ぎたい方、シンプルで使いやすい服薬タイマーを探している方にぴったりのアイテムです。
お薬カレンダー ウォールポケット 1週間 (1日4回)
【商品の特徴】
服薬管理は、漢方薬を継続するうえで大きな課題。「お薬カレンダー ウォールポケット1週間 (1日4回)」。は色分けされたポケットは視覚的にとてもわかりやすく、朝・昼・夕・寝る前のタイミングがひと目で把握しやすいのがポイントです。
マチ付きの透明ポケットは袋入りの薬が入れやすく、壁にかけるだけで“見える化”された薬の整理が完成。生活空間に自然に溶け込むデザインで、毎日の服薬リズムを整えてくれます。
とくに複数の薬を飲む方や家族の薬をまとめて管理したい方には、1週間分を一覧できる構造は非常に効率的ではないでしょうか。
龍角散 らくらく服用ゼリー スティックタイプ
【商品の特徴】
「龍角散 らくらく服用ゼリースティックタイプ」は薬の作用に影響を与えない成分設計で、体内での吸収を妨げない仕様の製品。合成着色料・保存料不使用、ローカロリー・ノンシュガー設計のため、カロリー制限が気になる方にも配慮されています。
一般的に医薬品はコップ一杯程度の水分とともに服用するのが推奨されるため、必要に応じて水分を補いながら使用するとよいでしょう。
レモン味で唾液が出やすく、粉末が口に残りにくいのも魅力。とくに粉末タイプの漢方薬を飲む際、苦いのが嫌という方にはおすすめです。
白十字 FCカプセル No.1 50コ入 0.47ml
【商品の特徴】
ゼラチン加工食品として製造され、安全性に配慮した天然成分を使用した「白十字 FCカプセル」。容量は0.47mlのNo.1サイズで、内容量に応じてカプセル数を調整して使用します。
液体・顆粒・粉末問わずに使えるうえ、漢方薬の服用タイミングを守りながらにおいや刺激を軽減できるため、飲み続ける期間が長くなりがちな方にも取り入れやすいでしょう。
食間や外出先での服用時にも便利で、漢方薬を無理なく続けたい方におすすめのアイテムです。
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