美容×健康ライター中村里歩
元美容師で「超」がつく美容・健康マニア。試した美容法・健康法は数知れず…。経験を活かし、美意識の高い女性や、健康に悩む男性に寄り添う記事を執筆するべく活動中。
モットーは「明るく前向きに」「日進月歩」。AIに負けない、読者への愛がたくさん詰まった記事を執筆するため日々勉強中。
Googleで検索すると「グレープシードオイルは身体に悪い」とサジェストで出てきて、疑問に思う方も多いでしょう。
グレープシードオイルはぶどうの種子から作られたオイルで、身体によい成分を豊富に含んでいます。
しかし、リノール酸の過剰摂取や過酸化脂質による健康被害が懸念されるケースがまれにあり、保存方法や摂取方法には常識の範囲内で配慮が必要なシーンもあるのです。
グレープシードオイルが身体に悪いといわれる理由や、使用する際の注意点、グレープシードオイルの選び方を解説します。グレープシードオイルの知識を身に付けて、正しく活用しましょう。
グレープシードオイルは「ぶどうの種子」を原料にした植物性のオイルです。
グレープシードオイルは、ワインを製造する際にでるぶどうの搾りかすから種子や皮を取り除き、取り除いた種を圧搾して製造します。
本来であれば廃棄されるはずの部分を用いて作られていることから、サスティナブルで環境にやさしい点でも注目されているオイルです。
グレープシードオイルは、さらりとした質感で油特有のニオイがありません。そのため、料理だけでなく化粧品やアロマオイルにも用いられています。グレープシードオイルは口に入れても肌につけてもよい汎用性の高いオイルなのです。
グレープシードオイルは、必須脂肪酸の「リノール酸」や「オレイン酸」「ビタミンE」「ポリフェノール」など、健康維持に欠かせない栄養素を含有しています。さらに、コレステロールが0なのも特徴です。
これだけ見ると「グレープシードオイルは身体によいのでは?」と感じる方もいるでしょう。では、なぜグレープシードオイルが身体に悪いといわれるのか、理由を詳しく解説します。
グレープシードオイルが身体に悪いといわれる1つ目の理由は「リノール酸」を多く含んでいるからです。
リノール酸を過剰に摂取すると、血液を凝集させたり炎症を引き起こしたりする「アラキドン酸」の生成を促進させる危険性があります。
しかし、リノール酸自体は身体に悪いものではありません。リノール酸は、食べ物を通して摂取しなければならない必須脂肪酸のひとつで、健康な身体づくりには欠かせない栄養素です。
ただ、リノール酸は加工食品やインスタント食品に多く含まれているため、すでに必要な量は摂取できています。
グレープシードオイルにもリノール酸が豊富に含まれているため、摂取しすぎるとリノール酸の過剰摂取につながるリスクがあるのです。
グレープシードオイルが身体に悪いといわれる2つ目の理由は「酸化しやすい」からです。グレープシードオイルに含まれているリノール酸は、熱や光、空気によって酸化しやすい特性をもっています。油が酸化すると「過酸化脂質」と呼ばれる物質が発生します。
過酸化脂質は、腹痛や頭痛、嘔吐などの原因となる可能性のある有害な物質です。また、体内に蓄積され、動脈硬化を引き起こしたり認知症の原因になったりするともいわれています。
グレープシードオイルが身体に悪いといわれる3つ目の理由は「溶剤を使用して油を抽出するケースが多いから」だと考えられています。
油の製造方法には、圧搾法のほかに、溶剤を使用して油を抽出する「溶剤抽出」があります。ぶどうの種子は油が少ないため、効率よく油を抽出できる溶剤抽出を採用するケースがあるのです。
ただし、溶剤として使われる「ヘキサン」は食品添加物のうち「加工助剤」として認められており、食品が完成する前に除去されます。
「溶剤を使用する」と聞くとなんとなく身体に悪いイメージを抱きがちですが、溶剤抽出が必ずしも悪いものではないことは留意しておきましょう。
グレープシードオイルは、加熱調理では加熱しすぎないよう注意しましょう。もともと酸化しやすい特性をもっているグレープシードオイルですが、高温で調理すると大気中の酸素と反応し過酸化脂質の生成が促進されます。
揚げ物に使う際は、低い温度で使用しましょう。おすすめの使用方法は、ドレッシングです。グレープシードオイルはクセのない風味なので、素材の味を引き立てます。上からかけるだけでもよいですし、マリネのように和えて食べるのもおすすめです。
グレープシードオイルの健康効果を十分に得るためには、質のよい商品を選ぶことが大切です。正しい選び方を把握しておけば、身体に悪いといわれている原因をある程度回避できます。
グレープシードオイルを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。グレープシードオイルを購入する際の参考にしてみてください。
グレープシードオイルの酸化を防ぐためにも、遮光瓶に入っているものを選びましょう。遮光瓶には緑や茶色の色がついており、特定の光が透過するのを防ぐ役割を担っています。
ちなみに、ペットボトル容器は酸素を通してしまいます。酸素による酸化を防止したい場合は、瓶素材の容器を選ぶとなおよいでしょう。
使い切れる容量を購入するのも大切です。大容量だからお得と思って選んでしまうと、時間とともにどんどん酸化が進行します。開封後はオイルが空気に触れるため、特に酸化しやすい状態です。
グレープシードオイルは少量ずつの摂取が推奨されています。毎日使用したい方でも、500ml程度を目安に選ぶとよいでしょう。
グレープシードオイルの栄養をあますことなく摂取したい方は、低温圧搾法(コールドプレス法)で作られたものを選びましょう。低温圧搾法は、熱を加えずじっくりと圧力をかけて油を抽出する製法です。
手間がかかるうえに採油効率が悪いため価格は割高になりますが、果実や種子の栄養素を壊さず抽出できるため、グレープシードオイルを存分に堪能できます。
グレープシードオイルにはポリフェノールやビタミンEなど健康な身体を作る栄養素が豊富に含まれています。
グレープシードオイルが身体に悪いといわれる理由や、使用する際の注意点について解説しましたが、グレープシードオイルの正しい知識を身に付けて生活に取り入れれば、身体によい栄養素を上手く摂取できるのです。
グレープシードオイルに含まれているリノール酸は、過剰摂取に注意し、加熱調理による酸化にも若干の注意が必要ですので、過剰摂取や保存方法に注意しつつ、健康的に取り入れていきましょう。
ぶどうのオイル グレープシードオイル 食用 ケータック (コレステロール0) 450g
【商品の特徴】
グレープシードオイルは身体に悪いかどうかは、摂取量や使い方、製法の違いを理解するのが大切。毎日の料理に取り入れるなら、品質や圧搾方法にこだわった「ぶどうのオイル」がおすすめです。
どんな料理にも使いやすいくせの少ないオイルで、味・香りの主張が強すぎず、素材の風味を引き立てるでしょう。さっぱりとした口当たりと、ほんのりとした甘みがあるため、サラダのドレッシングや炒め物、パン作りまで幅広く活用できます。
チリ・アンデス産ぶどう種子100%使用し、化学溶剤を使用しないコールドプレス(低温圧搾)製法により、熱を加えず丁寧に抽出している点も大きなポイントです。
自然化粧品研究所 グレープシードオイル 美容オイル キャリアオイル 100mL アルミパウチ
【商品の特徴】
グレープシードオイルは食用と美容用で用途が異なります。調理での使い方や酸化の特性を理解すると同時に、スキンケア目的で選ぶなら品質や精製方法にも目を向けたいところ。そこで紹介したいのが、「自然化粧品研究所 グレープシードオイル」です。
ヨーロッパブドウの種子から抽出したオイルで、軽やかで伸びのよい使用感が魅力。お肌をまろやかに整える低刺激タイプで、べたつきにくく、角質層までなじみやすい逸品です。
単体使用はもちろん、他のキャリアオイルとブレンドしてアロマテラピーや手作り化粧品のベースオイルとしても活用できるでしょう。
【フロリハナ公式】 グレープシードオイル・精製・クリア 100ml
【商品の特徴】
グレープシードオイルは「食用」と「美容用」で用途が異なります。南フランス発のアロマブランドFlorihanaによる、コールドプレス製法の精製タイプのグレープシードオイルは、やわらかな感触が特徴的で、べたつきにくく軽やかなテクスチャーが魅力。
保存料・防腐剤無添加の100%ピュアオイルで、マッサージオイルや手作り化粧品のベースオイルとしても活用できます。
乾燥が気になる季節の保湿ケアや、アロママッサージ用オイルを探している方にも取り入れやすいグレープシードオイルでしょう。
グレープシードオイル 【大容量1リットル】
【商品の特徴】
グレープシードオイルが「身体に悪いのでは?」と心配される背景には、加熱方法や脂肪酸バランスへの誤解もあるかもしれません。大切なのは用途に合った製品を選び、適切に使うこと。
普段使いのお料理にピッタリな本品は1リットルの大容量。その上、遮光ペットボトルに入っているため、保存もしやすいグレープシードオイルです。
トルコ産ブドウの種を使い、素材本来の特性を活かした低温圧搾(コールドプレス)で抽出。ビタミンEやリノール酸(オメガ6)といったの脂肪酸を含み、無味無臭軽い風味でクセが少ないため、幅広いメニューに活用しやすい食用オイルです。
MONINI(モニーニ)グレープシードオイル 920g
【商品の特徴】
グレープシードオイルを日々の料理に取り入れる際、気になるのは「その品質」と「使い勝手」ではないでしょうか。健康的な食生活を維持するためには、酸化に注意しつつ、素材の味を邪魔しない良質なオイルを選ぶべきでしょう。
家庭で気兼ねなく、かつ本格的な仕上がりを求める方におすすめしたいのが、「MONINI(モニーニ)グレープシードオイル」です。
モニーニのオイルは無味無臭に近いからこそ、具材そのものの旨味や繊細な食感を損なわずに使えるでしょう。また、特有のベタつきが少ないため、カラッとした美味しいフライが作れる点も魅力です。
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