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日焼け止めのSPF・PAの考え方と、注意したい成分を徹底ガイド!正しい選び方で自分に合ったアイテムを見つけよう

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2025/08/13

日焼け止めを選ぶときは、まずSPFとPAの数値をチェック。次に、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤といった成分を確認しましょう。ほかの成分についても、自分の肌に合うかの判断ができるようになれば、あなたも立派な日焼け止めマスターです。「これだ!」とインスピレーションを感じる、自分にぴったりの日焼け止めを見つけられるはず。日焼け止め選びの基本を押さえて、今こそ日焼け止め難民から脱出しましょう。

 

日焼け止めを選ぶときに見ておきたい5つのポイント

普段何気なく使用している日焼け止めですが、本当に自分の肌に合っているアイテムを選べていますか?

  • ・ しっかり塗っているのに日焼けする
  • ・ キシキシとした質感で使い心地が悪い
  • ・ 日焼け止めを使う時期は乾燥しやすい
  • ・ 日焼け止めを使うとかゆくなる
  • ・ 白浮きしてしまう

こういった悩みがある方は、日焼け止めの選び方が間違っているのかもしれません。自分に合う日焼け止めを見つけられない方は、以下のポイントを確認してみてください。

  • ・ SPFとPA
  • ・ 紫外線散乱剤と紫外線吸収剤
  • ・ 配合成分
  • ・ 医薬部外品
  • ・ タイプ(形状)

各ポイントについて、何をチェックすればよいのか詳しく解説していきます。

 

【SPFとPA】日焼け止めを選ぶときは必ずチェック

最初にチェックしたいのが、「SPF」と「PA」。どちらも、日焼け止めの効果を表す指標です。2つの違いを詳しく見ていきましょう。

SPFとPAはブロックする紫外線の種類が違う

SPFは紫外線「UV-B」から、PAは紫外線「UV-A」から肌を守る指標です。

UV-Aは波長が長く、肌の奥まで届きます。すぐに炎症が起きるわけではありませんが、ダメージの蓄積により深刻な肌トラブルを招く可能性がある、怖い紫外線です。
UV-Bは波長が短く、肌の表面にある「表皮」にダメージを与えます。炎症を引き起こし、日焼けによるシミやそばかすを作ります。

もっとも強いSPFとPAの数値は「SPF50+・PA++++」

SPFは1~50までの数値で強さを表します。数値が大きいほど効果が高く、SPF50よりも効果が高いのは「SPF50+」です。
数値は単にUV-Bのカット率を示しているのではなく「日焼けが起きるまでの時間をどれだけ伸ばせるか」を表しています。SPF1あたり約20分の効果があるとされているため、SPF30であれば約600分(10時間)効果が持続する計算です。
一方、PAは「+」の数で強さを表します。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階あり、もっとも効果が高いのは「PA++++」です。

「SPFとPAは高い方がよい」は間違い!使用する環境に合わせて選んで

SPFやPAは高いアイテムを選べばよいと思われがちですが、大切なのは使用する環境に合わせることです。たとえば、朝の30分だけ外出する場合、「SPF50+・PA++++」の日焼け止めでは効果が高すぎるでしょう。
TPOに合わせた日焼け止めの選び方は、日本化粧品工業会が指標を示していますので、参考にしてみてください。


出典:日本化粧品工業会|紫外線の基本
 

【紫外線散乱剤と紫外線吸収剤】肌への負担を考えるなら要チェック

SPFとPAの次にチェックしてほしいのは、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」です。よく「紫外線吸収剤は肌に悪い」といわれますが、大事なのは自分に合った製品選びです。それぞれの成分について紹介します。

紫外線散乱剤は肌への負担を減らしたい方におすすめ

肌への負担が気になる方は、紫外線散乱剤使用の日焼け止めが向いています。紫外線散乱剤とは、肌に膜を作り、紫外線を散乱・反射させる成分です。アレルギー反応を起こすリスクが少ない成分として知られています。製品によっては「ノンケミカル処方」と表記されている場合もあります。

<紫外線散乱剤の成分例>

  • ・ 酸化チタン
  • ・ 酸化亜鉛

ただし、紫外線散乱剤は白色の無機粉末のため、分離しやすいのが難点です。使用前によく振ったり、ムラなく伸ばしたりしないと白浮きしやすいので注意しましょう。

紫外線吸収剤を使用した日焼け止めは使いやすい

使用感を重視したい方は、紫外線吸収剤使用の日焼け止めが使いやすいかもしれません。紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し、化学的な仕組みで熱などのエネルギーに変換する成分です。
油になじみやすく伸びがよいため、使用感のよさが大きなメリット。透明なので白浮きしないのも、うれしいポイントでしょう。

<紫外線吸収剤の成分例>

  • ・ メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • ・ メトキシケイヒ酸オクチル
  • ・ ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
  • ・ t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • ・ ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

ただし、紫外線吸収剤は、アレルギー反応を起こすリスクが紫外線散乱剤に比べて高めなので、注意が必要です。

 

【表示成分】自分にぴったりのアイテムを見つけたいならチェック

日焼け止めにさらにこだわりたい方は、成分名にも注目してみてください。

肌が敏感な方は「エタノール」「着色料」「防腐剤」を確認

敏感肌の方は、エタノール・着色料・防腐剤などの添加物の有無を確認しましょう。エタノールはスーッとした使い心地で、ベタつきを抑えるために日焼け止めによく使われますが、乾燥肌の方や敏感肌の方には刺激となる場合があります。
最近よくある「肌補正」の機能を持つ日焼け止めは、着色料が含まれている製品が多いので注意してください。また、防腐剤は品質を維持するうえで便利な成分ですが、敏感肌の方は避けた方が安心でしょう。

肌のつっぱりが気になる方は「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」入りを

日焼け止めの使用による肌のつっぱり感は、乾燥が原因かもしれません。そんなときは、保湿成分入りの日焼け止めを選んでみてはいかがでしょう。主に、以下の成分が挙げられます。

<日焼け止めに含まれる代表的な保湿成分>

  • ・ セラミド
  • ・ コラーゲン
  • ・ ヒアルロン酸
  • ・ グリセリン
  • ・ 尿素

乾燥が気になるときは、ジェルやスプレータイプの日焼け止めよりも、乳液・クリームタイプの日焼け止めを選ぶと、しっとりとした質感に仕上がりますよ。

表示成分の並び順も確認して

表示成分の並び順もチェックしてみてください。基本的には、先頭に書かれている成分ほど配合量が多くなっています。
たとえば、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤のどちらも配合されている場合、書かれている順番によってどちらの配合量が多いかを確認できます。エタノールがどれくらい配合されているかの目安としても役立つでしょう。「ジメチコン」「シクロぺンタシロキサン」といったシリコンが多めに配合されているアイテムは、伸びがよい製品が多い傾向にあります。

 

【医薬部外品】有効成分入りを選びたいなら注目

日焼け止めのなかには、医薬部外品と記載されている製品があります。医薬部外品の日焼け止めは、特定の成分が有効成分として配合されているのが特徴です。たとえば、抗炎症成分や美白成分などがあります。
日焼け防止以外の効果も求めたいときは、医薬部外品の日焼け止めを選ぶのもよいでしょう。

 

【タイプ】使い心地のよいアイテムを選ぶヒントに

日焼け止めは365日使用するのがベスト。そのため、使い続けやすい製品を選ぶのがポイントです。ここでは、それぞれのタイプの特徴を簡単に解説します。

ガッツリお出かけするときはローション(振とう式)タイプ、仕事のときはパウダータイプと使い分けるのもおすすめです。塗り直し用に、ポーチにスティックタイプを入れてもよいでしょう。塗るのが手間にならないように、工夫して使い分けてみてくださいね。

 

肌と自然にやさしい。KOWAのノンケミカル日やけ止め「コーラルプロ」

太陽の下で、思いっきり笑いたい。でも、自分の肌や、大切な自然へのやさしさも、決して妥協したくない。
肌と自然、どちらも大切にしたいあなたの想いに応える日やけ止めが、KOWAの「コーラルプロ」です。

紫外線防御効果は、国内の表示基準で最高値となる「SPF50+・PA++++」。真夏の日差しが厳しい日や、レジャーシーンの強い紫外線から、あなたの肌をしっかり守ります。処方は、肌への負担を考慮した紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)。
仕上がりは2種類から選べます。白浮きしにくい自然な「ノーマルタイプ」と、メイク下地にもなり、上品なツヤ肌を演出する「パールタイプ」。
汗・水に強いウォータープルーフ処方のため、アクティブな一日も頼もしいパートナーに。
もう、あきらめない。肌と自然に心地よい選択で、太陽をもっと好きになる毎日の始まりです。

2つのタイプから選べる「コーラルプロ」日やけ止めクリーム

「コーラルプロ」には、仕上がりの好みに合わせて選べる2つのタイプがあります。どちらも紫外線防御効果は国内の表示基準で最高値となる「SPF50+・PA++++」。肌と自然へのやさしさを考えた処方も共通です。

商品名 コーラルプロ パールタイプ 日やけ止めクリーム 50g 顔・からだ用 コーラルプロ ノーマルタイプ 日やけ止めクリーム 50g 顔・からだ用
商品 コーラルプロ パールタイプ コーラルプロ ノーマルタイプ
特徴 ツヤ肌仕上げで、紫外線カット 自然な仕上がりで、しっかりガード
仕上がり 微細なパール剤(マイカ)を配合。メイクアップ効果で、肌を自然にトーンアップし、上品なツヤ肌に仕上げます。 色は付かず、自然な仕上がりに。白浮きしにくい、しっかりとした塗り心地で、強力な紫外線から肌を守ります。
こんな方に ● 化粧下地としても使いたい方
● 自然なツヤ感や、明るい肌印象が好みの方
● シーンを選ばずシンプルに使いたい方
● 日焼け止め特有の白浮きが気になる方
紫外線防御効果 SPF50+ / PA++++ SPF50+ / PA++++
両タイプ共通の特徴 ■肌と自然への配慮
紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル処方)に加え、以下の6つの成分を使用していません。
・パラベン(防腐剤)
・鉱物油
・合成着色料
・香料
・アルコール
・紫外線吸収剤

■うるおいを守る保湿成分
肌の乾燥を防ぐため、4種の保湿成分を配合しています。
・ヒアルロン酸Na
・ローズヒップオイル※1
・褐藻エキス※2
・アロエベラ葉エキス

※1 カニナバラ果実油 ※2 ヒバマタエキス

【コーラルプロ パールタイプ】光を味方に、魅せるツヤ肌トーンアップ

メイクアップ効果で、肌を自然にトーンアップし、上品なツヤ感を演出します。化粧下地としても使える手軽さで、SPF50+・PA++++という国内の表示基準で最高値となる紫外線防御効果を実現。
肌への負担を考慮した、紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)の処方。華やかな肌印象を求める方へ、自信をもっておすすめする、魅せるための日やけ止めです。

【コーラルプロ ノーマルタイプ】シーンを選ばないコーラルプロの定番

毎日の紫外線対策の、頼れるパートナーとなる一本です。色はつかず、白浮きしにくい自然な仕上がり。顔やからだ、シーンや性別を問わず、どなたでもお使いになれます。
SPF50+・PA++++の高い紫外線防御効果に加え、紫外線吸収剤を使わない処方も特徴。肌にするっとなじむ、マイルドな使い心地です。


日焼け対策集
 
日焼け止めの成分が自分に合うかは使用しないとわからない!試供品やテスターを活用しよう

日焼け止めのSPF・PAの強さや成分と、自分の肌の相性がいいかは、試してみないとわからないもの。試供品があれば、使用してみるのがおすすめです。ドラッグストアでもテスターが置いてありますので、手に取ってみるのもよいでしょう。

日焼け止めを苦手だと感じているなら、一度日焼け止めの成分を確認してみては。自分の肌と向き合いながら、ベストなアイテムを見つけてみてくださいね。

  • 中村里歩

    美容×健康ライター中村里歩

    元美容師で「超」がつく美容・健康マニア。試した美容法・健康法は数知れず…。経験を活かし、美意識の高い女性や、健康に悩む男性に寄り添う記事を執筆するべく活動中。
    モットーは「明るく前向きに」「日進月歩」。AIに負けない、読者への愛がたくさん詰まった記事を執筆するため日々勉強中。

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