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一軒家のゴキブリを徹底対策!エアコン・玄関・換気扇など場所別に、隙間ふさぎ&清潔キープ術を伝授

虫よけINSECT REPELLENT
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2025/04/18

一軒家のゴキブリ対策は、隙間をふさぐ・キレイに保つの2つにかかっています。とくにエアコンの排水ホースや玄関、キッチンの換気扇・排水口は、屋外からの侵入経路になりやすく、清潔さが損なわれやすい場所です。スペースが広くても対応できる置くだけタイプや、待ち伏せ型のスプレーをうまく駆使しましょう。猫がいる家の注意点や、ペット可のアイテムも活用しつつ、今年の夏こそゴキブリ0を目指しませんか?

 

ゴキブリが出やすい一軒家ってあるの?

ゴキブリにとって格好の的である一軒家は、「部屋が散らかっている」もしくは「物が多い」状態です。とくに食べ残しや飲み残し、ホコリ、髪の毛はゴキブリの餌になります。また、段ボールや雑誌、新聞などの紙類が多い一軒家は、隠れ場所や住居として好適です。出やすい条件を詳しく見てみましょう。

引っ越し時に持ち込まれやすい新築

新築の一軒家はゴキブリとは無縁だと思われやすいですが、実は引っ越し時の状況によっては、発生しやすい環境になってしまいます。まず、引っ越し時に荷物を詰めた段ボールや家具の隙間に、ゴキブリが卵を産み付けていたケースです。新築へ持ち込まれてしまうと、卵が孵化し、住みつきかねません。とくに使い古しの段ボールや、中古家具・家電には、卵が潜むリスクも高まります。宅配便をよく頼む一軒家も、ゴキブリ発生の原因となる段ボールが溜まりやすいため要注意です。

暗くて暖かい場所が多い

そもそも一軒家は、構造上、ゴキブリが発生しやすい環境下です。変温動物であるゴキブリは、暗く、暖かい場所を好む習性があります。一軒家には、床下や屋根裏、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電の裏など、ゴキブリにとって快適な環境が整っているのです。家具・家電や収納スペースが多い一軒家ほど、出やすくなると考えられるでしょう。

植物を飾っているor育てている

観葉植物や庭の植木も、ゴキブリの生息場所や餌となる可能性があります。ゴキブリは暗さと温かさに加え、湿っぽさが大好きです。適宜水をやる植木鉢の中や下は湿気が高く、ゴキブリが住みやすい環境になっています。巣が作られると、夜に屋内へと侵入してきかねません。また、植物の根は餌と認識され、総じてゴキブリを寄せ付けやすいといえます。

近くに公園や飲食店がある

公園や飲食店の近くにある一軒家は、ゴキブリが侵入してきやすい環境です。公園のゴミ箱や、水を扱う飲食店の排水溝には、格好の餌や住みやすい環境があります。近くで繁殖したゴキブリが、さらなる餌を求めて一軒家に侵入してもおかしくありません。また、飲食店が本格的な駆除をした場合、逃げてくるケースもあります。

 

一軒家向けゴキブリ対策・予防法【場所別】

住処ができやすい一軒家では、屋外からの侵入経路をふさぎ、不衛生になりやすい場所をキレイに保つのがカギです。エアコン・玄関・換気扇・排水口など対策をチェックしてみましょう。

エアコン:定期的に内部をクリーニングし、業者も検討

エアコン内部を清潔に保つためには、月に1回程度のフィルター掃除が必要です。自分で水洗いするほか、エアコンの下に小さな黒い粒(ゴキブリの糞)が落ちていれば、専門業者に依頼するのも有効でしょう。また、水洗い後はゴキブリが好む多湿環境になるため、送風運転で内部をしっかり乾燥させるのがポイントです。

排水ホースはネット・キャップをつけ、地面から浮かす

排水ホースは、屋外からの侵入経路になるため、防虫ネットやキャップをつけましょう。ホースを地面から5cm程度浮かせて設置すると、より侵入しにくくなります。また、排水ホースを屋内へと通す壁の穴が、劣化していないかもあわせて確認してください。広がった穴の隙間から侵入しないよう、パテや防虫テープで補修すると完璧です。

玄関:隙間をふさぎ、寄せ付けなくする

玄関でとくに侵入しやすい箇所は、扉と床の間にできる隙間と、扉と一体化している郵便受けです。ゴキブリは平べったい形状なため、少しの隙間からも侵入できてしまいます。玄関に網戸がついている場合、破れた箇所から侵入してしまうかもしれません。
玄関のあらゆる隙間は、専用テープもしくはガムテープでふさぎましょう。隙間がない状態で、設置型もしくはスプレー型の忌避剤をまいておけば完璧です。

新聞やチラシは早めに回収し、常に整頓しておく

郵便受けにささった新聞やチラシは、ゴキブリの住処もしくは屋外からの侵入経路になりやすいため、早めに回収しましょう。卵を産み付けられたのを知らないまま、屋内に持ち込んでしまう可能性もあります。また、ホコリなどゴキブリの餌が溜まりやすい玄関マットや靴箱は定期的に清掃し、多湿になりやすい植木もこまめにお手入れするのが基本です。

換気扇:防虫フィルターをつけ、隙間を埋める

換気扇からのゴキブリ侵入は、防虫フィルターの設置で防げます。ゴキブリに加え、屋外から舞い込んだゴミやホコリの除去にも有効です。換気扇の大きさにあったフィルターをつけましょう。また、シャッター付きに交換するのも一案です。
換気扇の排気口や給気口、周辺の壁にできた隙間や亀裂も、ゴキブリの侵入経路になり得ます。隙間テープやパテで埋めておきましょう。

常時稼働させ、羽についた汚れを除去する

換気扇周辺を清潔に保つためには、常時稼働と羽のお手入れが欠かせません。稼働させ続けていると、室内の空気が清浄され、ゴキブリが好む環境ができにくくなります。
また、換気扇の羽につきやすい油や食べカスは、ゴキブリの餌となるため、キレイにしておくと寄りつきにくくなるでしょう。

排水口:目の細かいゴミ受けの設置orカバーを取り付ける

キッチンやお風呂の排水口には、ゴキブリが排水管をつたってきかねません。上がってくるのを防ぐために、ゴミ受けを設置してみてください。すでに設置されている場合、より目が細かいタイプへ交換、もしくはカバーをつけると心強いでしょう。髪の毛や食べ残しが、排水管に落下しにくくなるのもポイントです。

市販パイプクリーナーを使い、定期的に掃除する

排水口にゴミ受けもしくは排水口カバーを設置したうえで、市販パイプクリーナーを使って、周辺を清潔に保つのも重要です。排水口・排水管に溜まった汚れは、カビや細菌の増殖につながり、ゴキブリの餌になってしまいます。常に清潔に保ち、ゴキブリが住みづらい環境を作りましょう。

 

猫がいる家はどうする?ペットがいるときの注意点

一軒家のゴキブリを徹底対策!

ペットがいる一軒家も従来のパターンと同様、入らせない・清潔に保つ両面からの対策が基本です。屋外とつながっている隙間は埋め、カバーやフィルターを活用しましょう。とくに猫がいる家は、放置されがちな食べ残しや、古くなった水を速やかに処分するのもポイントです。

猫がゴキブリを食べるのは問題

そもそも猫がゴキブリを食べるのはよくありません。なぜなら、ゴキブリは寄生虫やバクテリアを持っている可能性が高いためです。猫にとっては、健康を脅かす生物になりかねません。さらに、市販の駆除剤を食べたゴキブリの体内に、駆除剤が溜まっているケースもあります。当然、猫が食べてしまうと、生死にかかわる大事です。

駆除剤に含まれる化学薬品も毒

ゴキブリを介さずとも、駆除剤に含まれる化学薬品は、猫にとって毒になります。とくにホウ酸団子や、置くだけ・スプレーするだけの待ち伏せタイプは、猫が口にしたり舐めたりすると危険です。また、粘着シートタイプの駆除アイテムも、毛や身体に付着するおそれがあるため、猫の行動範囲外に設置しましょう。

ペットOKな天然ハーブのアイテムもあり

猫がいる家には、ハッカ油やラベンダーオイルといった、天然ハーブを使った忌避剤が好適です。天然ハーブは、猫への影響がマイルドにもかかわらず、ゴキブリを遠ざけるのに効果を発揮します。しかし、100%安全とはいいきれません。使い方によっては、有害となるおそれがあります。ペットがいる家への対応性を、パッケージで確認してから使用しましょう。

 

ハピネスダイレクトのおすすめゴキブリ対策グッズ

ゴキブリ対策アイテムのうち、一軒家に適したスプレーや置くだけタイプを集めました。「犬や猫、子どもへの影響を抑えたい!」「一度に部屋のあらゆる部分を対策したい!」といった方は、ぜひチェックしてみてください。

フマキラー ゴキブリワンプッシュプロ 120回防除用医薬部外品

フマキラーの「ゴキブリワンプッシュプロ 120回」は、面倒な事前準備や後片付けが不要な、無煙タイプの対策スプレーです。家具や家電の隙間にワンプッシュすれば、ミクロの霧が広がって、やってきたゴキブリを退治。1回で約1ヶ月効き目が持続するので、隠れたゴキブリやメスの卵も逃がしません。犬や猫など、ペットがいる一軒家にも使用可能です。
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金鳥 KINCHO ゴキブリムエンダー 80プッシュ

KINCHO「ゴキブリムエンダー」は、無煙タイプの対策スプレーです。部屋の広さにあわせて数回プッシュすれば、ミクロの殺虫成分が隅々まで行き渡ってまるごと駆除。スプレー後は30分間部屋を閉め切るだけなので、くん煙剤ほど手間がかかりません。ニオイも少ないので、お子さまや犬、猫がいる家庭でも使いやすいでしょう。
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アース ブラックキャップ 18個入

アース製薬「ブラックキャップ」は、成虫のゴキブリから卵、巣まで、置くだけで幅広く対応する駆除剤です。速効性と持続性に優れ、置いた日から約1年間効果を発揮。従来のアイテムより食いつきがよく、大型・薬剤に抵抗性のあるゴキブリにもよく効きます。最大約111畳分なので、広い一軒家にも向くでしょう。
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一軒家のゴキブリ対策は春・秋がおすすめ!

ゴキブリ対策を始めるのに適した時期は、春と秋です。春は繁殖に向けて活動し始め、秋は越冬のために巣に餌を蓄えます。両時期に手を打っておくと、夏に巣内部で繁殖するのを防げて、駆除の手間が軽減されるのです。また、冬はゴキブリの活動が抑えられるため、隙間に隠された巣を発見しやすくなります。隠れ場所が多く、一度繁殖すると厄介になる一軒家は、「春と秋に強化し、冬にとどめを打つ」といった方向性で対策しましょう。

  • 白井未奈子

    セラピストライター白井未奈子

    サービス業を10年経験するなかで、リラクゼーション業務に出会い「人を癒す」ことに目覚める。
    フリーランスに転向して以降は、ボディートリートメントとフェイシャルエステの知識を活かし、美容・健康系の記事執筆を中心に担当。今は手ではなく、文章で読者にくつろぎとすこやかさを届けることを目指している。