100

2層3層4層5層マスク それぞれの層の違いとは?役割を知ってシーンに合わせたマスク選びを

2022/9/2

最近はマスクのバリエーションが豊富で、一言に「不織布マスク」といっても、2層・3層・4層・5層といった種類があり、それぞれどんな違いや効果があるのか疑問を抱いている方は多いかもしれません。
実は、マスクの層にはそれぞれ異なった役割があり、ただ単に2層マスクを2枚重ねたからといって4層マスクのような効果が期待できるわけではありません。それぞれ目的に合った機能を備えているマスクを選んで、マスク生活を快適にしていきましょう。

 

不織布マスクの層とその役割

不織布マスクは、いくつかの層で成り立っています。それぞれの層に役割があり、種類は豊富です。マスクによって、使われている層が違います。

  • ● 外側の層:ほこりや花粉などの比較的大きい粒子をカットします。
  • ● 口元にあたるシート:肌にやさしい素材でできている場合が多いです。
  • ● 抗菌フィルター:菌の増殖を抑制します。
  • ● 捕集フィルター:ウイルス飛沫や微粒子などをカットします。
  • ● 静電気帯電フィルター:静電気によりウイルスを捕集します。
  • ● 乾燥防止用保湿フィルター:口の中の乾燥を防ぎます。
  • ● 撥水フィルター:血液や水分などの浸透を防ぐ役割があります。また、水分に弱い静電気帯電フィルターを保護する目的で使用されている場合もあります。
 

不織布の2層マスク・3層マスク・4層マスク・5層マスクの違いとは?

目的に合った層の組み合わせでタイプが異なり、層が増えるごとに機能も増えるのが一般的です。(※機能性はそのままに5層を4層にした商品もあります)マスクによって採用される層は違いますが、ここでは多く使われている構造をそれぞれご紹介します。

2層マスク

2層マスクは、「外側の層」と「口元にあたるシート」」のみで作られています。
自分の飛沫物を飛ばすことでおこる「異物の混入防止」を目的に使用するマスクで、フィルターが搭載されていないため、外からの異物を防ぐ目的で作られていません。口元が透けて見えるほど薄手で呼吸がしやすくなっています。

3層マスク

3層マスクは、「外側の層」「捕集フィルター」「口元にあたるシート」の3層で作られているものが多いです。
層が少ない分、通気性が良いのが特徴です。販売されているプリーツマスクの多くが3層構造を採用していて、一般的に馴染みのあるマスクといえるでしょう。

4層マスク

4層マスクは、「外側の層」「抗菌フィルター」「捕集フィルター」「口元にあたるシート」の4層で作られているものが多いです。
層が多くなる分、通気性が悪くなりやすいので、口もとに空間を作り息苦しさを緩和している商品もあります。柳葉型の立体マスクは4層構造で作られているものが多いようです。

5層マスク

5層マスクはさまざまなタイプがありますが、「外側の層」「抗菌フィルター」「捕集フィルター」「静電気帯電フィルター」「乾燥防止用保湿フィルター」「撥水フィルター」「口元にあたるシート」など機能性に合わせた5層を組み合わせて作られています。
マスク1枚に層が5つあるため、他のものより価格が高い印象です。機能性を重視したい方に選ばれています。

 

使用場面に応じたおすすめのマスク

層の種類や役割を理解したうえで、目的とシチュエーションに合わせてマスクを選びましょう。マスク生活を快適にするために、悩みに応じてさまざまな工夫を施したマスクが登場しているので参考にしてみてください。

工場など食品を扱う作業をするときは「2層マスク」が活躍

2層マスクは、異物混入を防止する目的で着用するマスクなので、食品を扱う調理場や工場などの作業用として活躍しています。
薄手で呼吸がしやすい反面、ウイルス飛沫などの防止効果は期待できないものが多いため、異物侵入を防ぐためにマスクを着用する場合は2層のものは避けた方がよいでしょう。

人ごみに行くときは「5層マスク」を

密になるほどさまざまなウイルスや異物が空気中に飛散している可能性が高いため、より層が多く防御力を備えたマスクを着用するとよいでしょう。

機能性と快適さを求めるなら「4層マスク」がおすすめ

花粉や汚染空気やウイルス飛沫をブロックし、マスクの抗菌作用もある機能性に優れた4層マスクは、外出時や長時間マスクをつける方におすすめです。快適さを感じながらマスク生活を送れるでしょう。

コスパ重視は「3層マスク」を

不織布マスクのプリーツを広げることで口元にマスクが密着しないように工夫されているものや、3Dで立体構造になっているマスクは、息苦しさを軽減してくれます。また、話してもマスクがズレにくく、口元のメイクが取れにくいというメリットもあります。

息苦しさやメイクの崩れが気になるときには「口元の空間がゆったりしたマスク」がおすすめ

5層マスクはさまざまなタイプがありますが、「外側の層」「抗菌フィルター」「捕集フィルター」「静電気帯電フィルター」「乾燥防止用保湿フィルター」「撥水フィルター」「口元にあたるシート」など機能性に合わせた5層を組み合わせて作られています。
マスク1枚に層が5つあるため、他のものより価格が高い印象です。機能性を重視したい方に選ばれています。

耳が痛くなるときは「幅広のふんわりした耳ヒモタイプ」がおすすめ

耳の圧迫をやわらげるために、耳ヒモが工夫されているマスクがあります。耳ヒモの幅が広く、柔らかくふんわりした素材で作られているタイプは、肌触りもよく、長時間マスクを装着しても痛くなりにくいのでおすすめです。

マスク内の臭いが気になるときは「香り付きのマスク」がおすすめ

マスクがほのかに香るマスクもあり、さまざまな香りの種類が販売されています。好みの香りをチョイスすることで、マスクの不快な臭いから解放され、癒しを与えてくれます。

風邪をひいている時、PM2.5が気になる時、花粉の季節には「高密着のマスク」がおすすめ

マスク装着時にできる顔とマスクの隙間をブロックするために、マスクの4辺すべてに隙間を埋める構造になっているマスクは顔への密着性が高いため、異物侵入をより防ぎたい時におすすめです。
自分の鼻の形に合わせてフィットさせることができるノーズワイヤーと、あごと左右2辺の頬に合わせてフィットするブロッカーで、鼻元・ほお・あごにできる隙間をブロックして防護します。
また、メガネの曇りも防止することができるので、メガネをかけている人にもおすすめです。

 
悩みと目的に応じたマスクを選んで毎日を快適に

マスクの層にはそれぞれ異なった役割があり、目的に応じて使い分けることで、快適なマスク生活をサポートします。
2層マスクは、通気性には優れていますが、異物侵入を防ぐ時の着用には向いていません。3層~5層のマスクはそれぞれ目的に応じたフィルターが使用されていて、層の数が多くなると通気性が悪くなるのが難点です。
息苦しさを軽減するため、口元にマスクが密着しないように空間がキープされる設計のマスクを選ぶとよいでしょう。
マスク生活の悩みに寄り添った商品が多く登場しているので、機能を確認しながら自分に合うマスクを探してみてはいかがでしょうか。