管理栄養士ライター広田千尋
病院、保育園、保健センターなどで13年間勤務。生活習慣病の方への栄養相談や、高齢者への栄養サポート、また赤ちゃんや子どもの食事相談など、幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在は経験を活かし、フリーランスとして活動中。わかりやすく実践しやすいコラム執筆や、身近な材料で簡単に作れるレシピ作成を得意としている。
胃にやさしい食べ物は、白米や鶏ささみ、キャベツなど消化がよく低脂質な食材です。煮る・蒸すといった加熱調理でやわらかくし、温かい状態で摂ると胃への負担を減らせます。よく噛む習慣や腹八分目を意識し、アルコールや喫煙による刺激は避けましょう。食事内容や生活習慣に気を付けても不快感が続くときは、胃の修復を助ける医薬品を取り入れるのも手です。食材や食べるタイミングを見直し、健やかな胃を保ちましょう。
胃に負担をかけたくないと感じるときは、食べ物の選び方を見直してみましょう。胃にやさしいのは、消化しやすく、あっさりとした食事です。主食・たんぱく源・野菜・果物・その他に分けて、具体的な食べ物を見てみましょう。
白米・うどん・食パン・ロールパンは、消化にやさしく取り入れやすい主食です。お粥や雑炊、煮込みうどんのようにやわらかく調理すると、より食べやすくなります。
脂質の多いたんぱく源は胃に負担をかけやすいため、あっさりとした食べ物を選びましょう。とくに豆腐や納豆といった植物性食品は、消化にやさしく、日々の食事に取り入れやすい食べ物です。
動物性食品であれば、卵・鶏肉・白身魚がおすすめです。卵はしっかりと加熱するよりも、半熟のほうが消化にやさしくなります。半熟卵や卵雑炊といったメニューにしてみましょう。また、鶏肉は皮を除くと、より胃にやさしくなります。ほかにも、さっぱりと食べられる白身魚も選択肢に入れてみましょう。
野菜は繊維質でない食材を中心に選ぶのがポイントです。中でも、キャベツ・白菜・だいこん・にんじん・かぼちゃ・じゃがいもがよいでしょう。とくにキャベツは消化によく、さまざまなメニューに活用しやすいのが魅力です。野菜スープや煮物、温野菜サラダといったお料理に取り入れてみましょう。
さらに、果物はりんご・バナナ・フルーツ缶がおすすめです。胃の調子が悪く食欲がないときにも、あっさりとして食べやすいでしょう。
胃の調子が悪く食欲がないときは、ヨーグルト・プリン・ゼリーを選ぶのもよいでしょう。口当たりがよく、水分補給も兼ねられるのがうれしいポイントです。ただし、生クリームが使われていると消化に時間がかかる恐れがあるため、なるべく避けるようにしましょう。
食材選びと同じくらい大切なのが調理法です。“やわらかく”と“温かく”を意識すると、より胃をいたわれます。さらに、油がより少ない調理法にすると、胃の負担を減らせるはずです。
食材は生のまま食べるよりも、加熱するほうが消化しやすくなります。加熱によって糖やたんぱく質の構造が変化して体内の消化酵素が働きやすくなったり、繊維が壊れて消化されやすくなったりするためです。とくに繊維の固い野菜は、コトコト煮込むスープや煮物など、やわらかく加熱調理するとよいでしょう。
また冷たいメニューは胃腸を冷やしてしまい、消化の働きを妨げてしまう恐れがあります。温かいメニューを中心に取り入れるようにしましょう。
調理の際は、やわらかく調理できて油の使用量も控えられる、煮る・蒸す・茹でるといった方法がおすすめです。揚げ物や油をたっぷり使った炒め物は、胃に留まる時間が約4時間と長く、胃に大きな負担をかけます。胃もたれを感じるときは、油を控えた調理法に変えるようにしましょう。
胃をいたわるなら、食べ物だけでなく生活習慣にも目を向けてみましょう。日々のちょっとした取り組みで、胃への負担を減らせます。
よく噛んで食べると、食べ物が細かく砕かれるため消化がよくなります。さらに、噛む刺激によって消化液や唾液の分泌を促す点も、見逃せないポイントです。
噛む回数は、一口30回が目標。食事をゆっくり味わいながら、噛む回数を増やせるよう意識してみましょう。
暴飲暴食を避け、腹八分目を心掛けましょう。お腹いっぱい食べると、消化に時間がかかってしまい、胃の負担になります。とくに食事量が多くなりやすいときは、小分けにして食べるといった工夫を取り入れてみましょう。
胃の調子が気になるときは、控えたほうがよい食べ物や飲み物も知っておきましょう。つい取り入れている食べ物が、食後の重たさや不快感につながる場合もあります。あてはまる食べ物・飲み物がないか、チェックしてみてください。
こってりしたお料理や揚げ物、脂身の多い肉は、食後に胃が重く感じるケースがあります。体調に合わせて量や頻度を見直し、胃が疲れているときは控えめにしましょう。
カレー粉・からし・わさび・唐辛子といった香辛料は、胃粘膜を直接刺激して傷つけたり、胃酸分泌を高めたりして、胃のトラブルを招く一因となります。辛すぎるメニューばかりを食べたり、香辛料をたっぷりかけたりするのは控えましょう。胃の調子が悪いときは、やさしい味付けを選ぶようにしてください。
ビールや焼酎といったお酒や、コーヒー・紅茶を飲む習慣のある方は、量や頻度、飲むタイミングを見直してみましょう。
アルコールやカフェインは胃を刺激しやすく、とくに空腹時は胃酸の影響も加わって胃に大きな負担がかかります。
ノンアルコール飲料や、カフェインレス飲料を上手に活用して、胃をいたわるようにしましょう。
喫煙や睡眠不足といった生活習慣も、胃の調子に影響する場合があります。喫煙は胃粘膜を荒らしやすく、さまざまなトラブルの原因に。さらに胃はストレスによる影響を受けやすいため、不規則な生活や睡眠不足も避けたい習慣です。胃酸が過剰に分泌されて粘膜に炎症を起こし、痛みが生じるケースがあります。
喫煙はできるだけ控え、自分なりのストレス解消法を実践して胃をいたわりましょう。
食事内容や生活習慣に気を付けていても、胃もたれや不快感が続くときもあります。胃の負担を和らげたいときは、無理をせず市販の医薬品を上手に取り入れるのもひとつの選択肢です。
中でもキャベジンシリーズは、胃の不調を感じやすい方に広く使われており、症状やシーンに合わせて選べます。
『キャベジンコーワαプラス』は、胃粘膜の修復に着目した胃腸薬です。キャベツの絞り汁から見つかった胃粘膜修復成分MMSC※を配合し、荒れた胃粘膜のケアに役立ちます。また、制酸剤の働きにより、過剰な胃酸による刺激から胃を守る点が特長です。健胃作用のある成分や、脂肪の消化をサポートする成分により、弱った胃の働きを元気にしていきます。
胃もたれや胃痛、むかつきといった胃の症状が気になるときに服用するとよいでしょう。
※メチルメチオニンスルホニウムクロリド
『新キャベ2コーワ』は、食前に服用するタイプの胃腸薬です。胃の調子が悪いときに食前に服用すると、弱った胃の働きを整えた状態で食事に備えられます。また制酸成分により、胃酸の過剰な分泌を抑えて、胃粘膜を保護する働きもあるのが特長です。食事前のケアとして新キャベ2コーワを取り入れるとよいでしょう。
液体タイプで飲みやすいのが『液キャベコーワ』と『液キャベコーワG』です。1回飲み切りの便利なタイプで、外出先や仕事中でもサッと飲めます。胃の不快感が気になるときに、すぐ対応できるでしょう。
さまざまな健胃生薬で弱った胃の働きを活発にして、悪酔い・二日酔いのむかつき、飲み過ぎ、食べ過ぎなどの症状緩和に役立ちます。
胃もたれや胃痛、食べ過ぎ・飲み過ぎによる不快感など、胃の悩みは尽きないものです。
そんな時、すぐに症状に対処できるのが市販の胃腸薬。キャベジン・液キャベコーワシリーズは、錠剤や顆粒、液剤といった多様な剤形と、それぞれ異なる成分配合で、あなたの胃の不調に寄り添います。
キャベジン・液キャベコーワシリーズの各製品を比較表で分かりやすく解説。主な成分や効能効果、そして「どんなときに選ぶと良いか」といったポイントを参考に、ご自身の症状やライフスタイルに適した一本を見つけて、快適な毎日を取り戻しましょう。
キャベジンコーワシリーズは、胃の荒れに直接アプローチ。キャベツ由来の成分であるMMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)が、荒れて傷んだ胃粘膜の修復を助けます。加えて、ソヨウ乾燥エキスやセンブリ末といった生薬成分を配合。弱った胃の動きを活発にし、消化機能の調整をサポートしてくれるのです。
胃の不調は人それぞれ。キャベジンシリーズは、胃粘膜修復・胃の働きをサポートする基本処方をベースに、多様なニーズに応えます。錠剤タイプは自宅での常備に、顆粒タイプは水なしで飲める手軽さから外出先での利用に便利です。
また、特定の症状や成分への配慮(ロートエキス有無など)によって細かく選べるので、あなたの胃にぴったりの一本を見つけられます。
| 商品名 | 画像 | 分類 | 剤形 | こんなときに選ぶ | 主な成分とその働き | 効能・効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャベジンコーワαプラス 200錠 | ![]() |
【第2類医薬品】 | 錠剤 | ★加齢による胃の衰えを感じるようになってきたときに。 ★以前より「胃もたれ」、「胃痛」、「むかつき」などの胃の不快症状が起きやすくなってきたときに。 ★自宅での常備におすすめの錠剤タイプ。 |
MMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド):キャベツ汁中の胃粘膜修復成分として見つかった成分。荒れた胃粘膜を修復 ソヨウ乾燥エキス:弱った胃の運動を促進し、消化機能・胃液分泌を整える センブリ末:弱った胃の働きを高める ロートエキス3倍散:胃酸分泌を抑え、胃痛を鎮める 炭酸水素ナトリウム:即時型の制酸作用がある など |
胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、消化促進、胃部・腹部膨満感、胃重 |
| キャベジンコーワα 顆粒 56包 | ![]() |
【第2類医薬品】 | 顆粒 | ★食後に胃もたれ感があるときに。 ★食事とは関係なく胃が痛いときに。 ★少ししか食べていないのに苦しく、食べられないときに。 ★水なしでも飲め、速く溶ける。 ★携帯しやすい顆粒タイプ。 |
MMSC:荒れた胃粘膜を修復する。 ソヨウ乾燥エキス:弱った胃の運動を促進し、消化機能・胃液分泌を整える センブリ末:弱った胃の働きを高める ロートエキス3倍散:過剰な胃酸の分泌を抑える 炭酸水素ナトリウム:胃酸を中和する。 など |
胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、消化促進、胃部・腹部膨満感、胃重 |
| 新キャベ2コーワ 18包 | ![]() |
【第2類医薬品】 | 顆粒 | ★胃の調子が悪いとき、食事の前に飲んで胃の受け入れ準備を整えたいときに。 ★胃の荒れや痛み、もたれなど、様々な胃の症状に。 ★ロートエキス成分(口の渇きなど)が気になる方に。 ★携帯しやすい顆粒タイプ。 |
MMSC:荒れた胃粘膜を修復する。 ウイキョウ末、ショウキョウ末、チョウジ末、ニンジン乾燥エキス、ウコン末:胃の受け入れ準備を整え、弱った胃の働きを元気にする。 乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化マグネシウム、合成ヒドロタルサイト:出過ぎた胃酸を抑えつつ、胃壁に保護膜をつくる。 など |
胃部不快感、胃弱、もたれ、胃痛、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、食欲不振、消化不良、胃酸過多、げっぷ、胸つかえ、胃部・腹部膨満感、胃重 |
| 液キャベコーワ 50mL | ![]() |
【第2類医薬品】 | 液剤 | ★弱った胃の働きが気になる時や、胃の不調で食欲がないときに。 ★二日酔いによるむかつきや吐き気をなんとかしたいときに。 ★素早く胃に届けたい方に。 |
6種の健胃生薬:弱った胃の働きを活発にする ウルソデオキシコール酸:脂肪の消化・吸収を助ける カンゾウエキス末:胃の粘膜を修復する 制酸成分:はきけ・胸やけを抑える |
もたれ、はきけ(二日酔・悪酔のむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、飲み過ぎ、食べ過ぎ、胃部・腹部膨満感、消化不良、胸やけ、胸つかえ、食欲不振、胃弱 |
| 液キャベコーワG 50mL | ![]() |
【第2類医薬品】 | 液剤 | ★脂肪分の多い食事による胃もたれや、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃が重く感じるときに。 ★胃の運動を助ける生薬成分を重視したい方に。 |
ウコン末・ヒハツ末:お酒による胃の不快症状などを改善する。 オキソアミヂン末・ウコン末:二日酔い・悪酔のむかつきにアプローチする。 など |
飲み過ぎ、はきけ(二日酔・悪酔のむかつき、むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、胃痛、消化不良、食欲不振、胃重、もたれ、胃酸過多、げっぷ、胃部不快感、食べ過ぎ、胃部・腹部膨満感、胸やけ、胸つかえ、胃弱 |
胃をいたわるには、食材選びと同じくらい食べ方も重要です。せっかく胃にやさしい食べ物を選んでいても、長時間の空腹や早食い、寝る直前の食事は、知らず知らずのうちに胃の負担となってしまいます。
また、消化によい食べ物であっても、一度にたくさん食べるのは禁物です。消化の負担が増え、胃を疲れさせてしまいます。
食べ物選びに加えて、食べるリズムやタイミングまで意識して、胃粘膜への負担をさらに減らしていきましょう。
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