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花粉症の時期は春夏秋冬ぜんぶって本当?季節・地域・植物からみる違いと対策について

2023/02/08

花粉症の時期は春と秋のみならず、夏や冬も例外ではありません。4月や9月、10月だけでなく、11月にくしゃみや鼻水といった、諸症状が出る方もいるのではないでしょうか。
本記事では、花粉症の原因となる主な植物に焦点をあて、季節や地域ごとのピークを解説していきます。
季節ごとの対策もあわせてお伝えするので、自分が悩まされている時期と照らし合わせてチェックしてみてください。

 

花粉症の原因となる植物とは?飛散距離にも注目

花粉症を引き起こす代表的な植物といえば、スギやヒノキ、ブタクサを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、名の知れた植物だけではなく、日本で確認されているのは50種類※ほどにものぼります。
ハンノキやシラカンバ、ヨモギやコナラなども、花粉症につながる植物の一種です。さらに、イネ科の植物はススキやカモガヤをはじめ、種類が多岐にわたります。
何かしらのイネ科花粉が、一年中飛散しているといっても過言ではないでしょう。

また、花粉の飛散距離は植物によって異なります。スギやヒノキといった木から発生する花粉は風に乗って遠くまで飛散し、ブタクサやイネ科の植物などの比較的背の低い植物はそこまで遠くの距離を飛ばないでしょう。
とはいえ、背の低い植物は、身近な場所に生えています。花粉の種類・飛散距離を問わず、しっかりとした予防と対策をおすすめします。

※「参照:花粉症環境保健マニュアル/環境省」
 

花粉症のピークはいつ頃?季節&地域別にチェック

花粉症のシーズンとして思い当たるのは、やはり春と秋ではないでしょうか。しかし、実は(以下のとおり)夏や秋、冬にも花粉の飛散は確認されています。

引用:花粉症環境保健マニュアル 2022/環境省

花粉症を引き起こす原因となる植物は、日本全土に点在しています。地域によって桜の開花時期が違うように、花粉の舞う時期も違うのです。
住んでいる地域と各花粉のピークを知ると、自分の悩みとなっている花粉の種類がわかるかもしれません。正しく予防するためにも、季節ごとの花粉症をチェックしてみましょう。

春&冬の花粉症(1):沖縄を除く全土に広く飛散するスギ

春の花粉症を引き起こす原因といえば、花粉症患者の約70%※1を占めるといわれるスギ花粉です。
スギは東北と九州地方に多く植えられ、日本国土の約12%※にスギ林があります。北海道の飛散量は少なく、沖縄に至ってはほとんど飛んでいないのも特徴です。
スギ花粉の元となる雄花は、毎年7月から8月につくられ、9月・10月を経て、11月頃には花粉をたくわえた状態で完成するといわれています。
一般的にいわれるピークは、東日本・東北では2月の半ばから3月終わりにかけて、関東では2月頭から4月にかけてです。※1

※1「参照:的確な花粉症の治療のために/厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業 研究代表者 日本医科大学 大久保 公裕」

春&冬の花粉症(2):スギに次いで全土に飛散するヒノキ

スギと並んで花粉症の原因として思い浮かぶのが、ヒノキによる花粉ではないでしょうか。スギ花粉に共通する抗原を持っているのがヒノキです。ヒノキは東北・関東・関西・九州を中心に、日本全土に飛散しています。
ヒノキ花粉症のピークといわれるのは、冬の終わりから5月にかけてです。スギ花粉より少し遅れて飛散しはじめ、3月の中旬から関西・九州に広がります。
4月中には日本全土で猛威をふるい、北海道や関東では7月の初旬ごろまで飛散し続けているのです。※2

夏の花粉症:北海道・沖縄まで飛散するイネ科

夏に起こる花粉症の主な原因は、イネ科の植物による花粉といわれています。
イネ科といっても、オオアワガエリやカモガヤなど、種類は一つではありません。複数種の花粉が日本全土に舞い、北海道や沖縄にも及ぶといわれています。
飛散範囲が広いだけでなく、春から夏、初秋にかけてと長く猛威をふるうのもイネ科の花粉の特徴です。スギほど目立ったピークはありません。
ですが、5月から6月なかばにかけての関東、5月半ばから6月半ばにかけての東北地方の飛散量には、注意してください。※2

秋の花粉症:関東・東北を中心に飛散するブタクサ

秋の花粉症を代表するといえるのが、ブタクサによる花粉です。実は日本ではじめて発見されたのは、ブタクサによる花粉症といわれています。
北海道や沖縄、関西や東日本への飛散量は比較的少ない一方、ほぼ日本全土に舞うのがブタクサ花粉です。
ブタクサによる花粉症のピークは、夏の終わりから秋にかけてといわれています。なかでも関東では、8月の半ばから9月の終わりにかけて飛散量が多くなるため要注意です。
また、東北地方も、関東と同等の飛散量が9月頭にみられるため気を付けましょう。

※2「参照:花粉カレンダー(鼻アレルギー診療ガイドライン2014年版より)/花粉症環境保健マニュアル/環境省」
 

季節ごとの花粉対策を紹介!気を付けたいポイントも

多くの人が花粉に苦しむなかで、どうにかして予防したいと考える人も少なくないでしょう。厚生労働省により推奨されている対策は、以下のとおりです。
季節を問わず取り組める内容のため、ぜひ日常の備えとして実践しましょう。

  • ● 不要不急の外出は避ける
  • ● 外出時はメガネ、マスクの着用
  • ● 花粉のつきやすい衣服は控える
  • ● 帰宅後すぐの手洗いうがい
  • ● 生活習慣の見直し(ストレス軽減、睡眠不足の防止、飲みすぎの回避など)

さらに、一年を通して頭を悩ませるのは花粉だけではありません。次に、花粉とともに起こりうるトラブルを回避するための、季節ごとの対策をご紹介します。

春は花粉症と一緒にPM2.5&黄砂も対策

春は花粉だけでなく、PM2.5や黄砂の対策も一緒に行うと有効です。11月に完成するスギ花粉の粒子は25~30um※1に対し、PM2.5は1/10となる2.5um以下※2といわれています。
微粒子は気管支炎や肺ガンなど、気管支疾患につながるリスクを伴うほか、花粉症を重症化させる原因としても懸念されているため要注意です。
花粉より粒子の小さい黄砂やPM2.5は、一般的なマスクでは完全に防げません。飛散濃度の高い時は外出を控えたいですが、外せない用事で出かける機会もあるでしょう。
短時間であれば、医療用・工業用の防じんマスクをつけて出かけるのも一手です。

また、春は冬からの温度変化により、肌が揺らぎやすい季節といえます。花粉症で荒れた肌に更なる負担をかけないよう、肌が当たるマスクの内側にワセリンなどの保湿剤を塗るのも検討してみてください。
花粉症による肌荒れをいつもより防げると、花粉症シーズンによるツラいストレスを少しは軽減できるでしょう。

※1「参照:花粉症環境保健マニュアル/環境省」 ※2「参照:PM2.5情報/佐賀県環境センター」

夏は川辺のレジャー&衣替えに注意

夏の花粉は、イネ科の植物の特性をよく知るのが対策への第一歩といえます。スギ花粉に次ぐ飛散量の多さといわれるカモガヤをはじめ、イネ科の植物はいわば雑草です。
主に河川敷や草むら、公園などに多いほか、自宅の庭に生えているケースも少なくありません。
夏は川辺でのレジャーを楽しむ季節ですが、雑草のたくさん生えている場所には近づかないようにしましょう。とくに背の小さなお子さんは、イネ科の植物との距離もおのずと近くなるため注意が必要です。
自宅の庭に生えているのを見かけたら、除草剤をかけたり、根っこから除去したり、なるべく早い段階で除草しておきましょう。

また、イネ科の花粉はスギ花粉より粒子が小さく、PM2.5や黄砂と同様に気管支に入り込みやすいといわれています。
夏は衣替えの季節でもあるため、花粉にさらされたままの衣服や布団をそのまま仕舞うと、来年になって痛い目にあうでしょう。外干しを避けるのはもちろんですが、きちんと花粉をケアしてから収納してください。

秋はインナーマスクで喉トラブルを予防

春に次いで花粉シーズンとして知られる秋は、ブタクサによる花粉対策に注力しましょう。明治期に日本ではじめて確認されたブタクサ花粉は、繁殖力が強く世界各地に飛散するといわれています。
日本でこそスギ花粉には劣る一方、北アメリカでは約7割の人がブタクサ花粉に悩まされているデータもあり要注意です。
ブタクサもイネ科の花粉同様、スギ花粉より粒子は細かく背丈が低い傾向にあります。一つの花は小さいですが、連なって咲いているため、見かけたら近づかないようにしましょう。

また、前述の通り、粒子の細かな花粉は一般的なマスクを通過しやすく、喉に入り込むリスクがあります。マスクの内側にガーゼをあてると、花粉の透過率を下げられるでしょう。
気候がよく行楽シーズンの秋に、キャンプや山のレジャーで緑の豊かな場所に行く際は、インナーマスク付きのマスクとメガネの着用を心がけてください。

冬はウイルス飛沫と衣服への付着に配慮

冬の花粉症は認知度が低い一方、スギやヒノキの対策をとりましょう。ヒノキの飛散ピークは3月に入ってからですが、関東・関西地域では2月に観測されるケースもあるのです。
冬は春や秋と違って、花粉症を疑いにくい季節といえます。風邪と思って、衣服についた花粉を払うのが手薄になったり、空気清浄機の使用を忘れたりする場合も多いため、気を抜かず基本の花粉症対策を徹底してください。
とくにマスクの着用は、花粉から鼻や喉を守ると同時に、冬に蔓延しがちなウイルス飛沫対策もできて一石二鳥でしょう。

また、冬の花粉症対策としてより力を入れたいのが、衣服の見極めです。基本の対策では表面のつるつるした衣服を推奨していますが、冬は防寒性に特化したコーデュロイや毛皮を身につける機会も多いでしょう。
おしゃれを楽しみたい気持ちは少し落ち着かせ、できるだけ凹凸の少ない衣服を選択し、花粉の付着しにくい環境をつくるのも大切です。

 
地域・季節によって違う
花粉症のピーク時期に備えよう

日本で花粉症を引き起こす花粉は約50種類あり、地域や季節によってピークが異なります。
花粉症の代表格ともいえるスギやヒノキは冬から春にかけて、ブタクサは夏から秋、イネ科の植物に至っては一年を通して飛散しているのが現状です。
スギやヒノキは時期をずらしながら日本広域に飛散し、ブタクサやイネ科の植物による花粉は、関東・東北地方に多い傾向にあります。
ほぼ一年中なくならない花粉は、季節にあわせた対策が必要です。花粉を付着させない基本の対策に加え、春はPM2.5や黄砂、夏や秋はレジャーシーンにも気を配りましょう。
冬だからといって風邪と決めつけず、油断せずに花粉対策を徹底してみてください。

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