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【医師監修】デリケートゾーンの保湿が大切なのはなぜ?正しいケアのやり方で乾燥によるトラブルを防ごう

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2023/12/08

デリケートゾーンのかゆみ・黒ずみ・ニオイなどのトラブルには、乾燥が大きく関わっています。健やかな状態を保つためには、適度な洗浄と合わせて「保湿」をおこなうのが効果的です。
デリケートゾーンの保湿は、専用のクリームやオイルでおこなうのがおすすめです。摩擦による肌トラブルには肌への負担が少ないワセリンを塗ってもよいのですが、使い心地のよさを追及するなら専用アイテムを選んでみては。 年代ごとに変わるデリケートゾーンの状態を知り、正しいデリケートゾーンのケアを始めましょう。

 

デリケートゾーンの保湿が必要なのはなぜ?

「ムレ」のイメージから、うるおっていると思われがちなデリケートゾーン。しかし、実は非常に繊細で乾燥しやすい部位です。乾燥しやすい理由は、肌のバリア機能と水分の保持する役割を担っている「角質層」が非常に薄いからです。デリケートゾーンが乾燥すると、以下のようなトラブルを引き起こす場合があります。

  • ・かゆみ
  • ・かぶれ
  • ・黒ずみ
  • ・ニオイ

かゆみ・かぶれ・黒ずみは、乾燥による肌のバリア機能の低下が原因です。肌は紫外線や摩擦などのダメージを受けると、自らを守ろうとして「メラニン色素」を作り出します。このメラニン色素こそが、黒ずみのもと。バリア機能が低下した肌はダメージをダイレクトに受けてしまうため、メラニン色素を頑張って生成してしまうのです。また、デリケートゾーンは乾燥すると汚れも溜まりやすくなりニオイの原因になります。
洗浄ばかりに注力しがちなデリケートゾーンケアですが、健やかな状態を維持するためには保湿もきちんとおこなう必要があります。さらに、40台以降では女性ホルモンの分泌量が減るとおりものも減ることでデリケートゾーンはさらに乾燥しやすくなります。加齢によるデリケートゾーンの乾燥は、保湿ケアを行っても根本的な解決にはなりません。しかし、乾燥によるトラブルがさらに悪化する可能性があるので注意が必要です。

 

デリケートゾーンのケアは何歳から始めるのが正解?

結論を述べると、デリケートゾーンのケアは何歳から始めてもOKです。欧米では、初潮を迎えるころに母親から教わるといわれており、早いうちから関心をもっていることが分かります。
では、具体的にどのようなケアをおこなえばよいのでしょうか。デリケートゾーンの状態が変化しやすい4つの時期に分けてみていきましょう。

【10代】汗や皮脂の分泌が活発な思春期

10代は、初潮がはじまったり、女性らしい身体つきになったりする、カラダの変化期です。汗や皮脂の分泌が盛んなため、デリケートゾーンにも汚れが溜まりがちになります。
特に、生理中はトラブルが起きやすい状態です。汗や皮脂が多い環境にくわえ、ナプキンの使用でムレやすくなっているためです。 10代のデリケートゾーンケアは「こまめなナプキンの交換」や「デリケートゾーン専用ソープでの洗浄」を意識しましょう。

【20~30代】おりものの量が多い成熟期

20~30代は、女性ホルモンの分泌がピークになり、おりものの量が増える時期です。また、仕事や育児などのストレスや不規則な生活により、ホルモンバランスが乱れやすい時期でもあります。
ホルモンバランスが乱れると、おりものが減って膣内の自浄作用が低下することで「かゆみ」や「感染症」などのトラブルにつながる可能性があります。
トラブルを引き起こしやすい20~30代は、デリケートゾーン専用のアイテムを使用して、洗浄・保湿の丁寧なケアをおこないましょう。

【40代~】保湿に専念したい乾燥期

40代以降は、更年期にともない、女性ホルモンが減少する時期です。「肌が乾燥しやすくなった」と感じるように、デリケートゾーンも乾燥しがちになります。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ「かゆみ」や「黒ずみ」「感染症」などあらゆるデリケートゾーンのトラブルを引き起こします。また、尿モレによるかぶれにも注意したい時期です。
40代以降は、デリケートゾーンを清潔に保つことを意識しつつ、オイル配合や保湿力の高いデリケートゾーン専用のアイテムを選んでケアしましょう。

【妊娠中】デリケートゾーンの悩みが増えるトラブル期

妊娠中は、ムレやかゆみ、おりものの増加など、デリケートゾーンのトラブルが増える時期です。また、免疫力が下がっていたり、つわりによって体力が低下していたりするため、膣炎にかかるリスクが上昇しています。
妊娠中は、「洗浄力の強すぎない専用のソープを使って清潔な状態を保つ」「規則正しい生活をおくる」を意識して、デリケートゾーンのトラブルを回避しましょう。

 

~基本編~デリケートゾーンをケアする方法

デリケートゾーンのケアは、専用アイテムを用いておこなうのが基本です。。3つのステップで、手順を詳しくみていきましょう。

ステップ1.デリケートゾーン専用の洗浄料で丁寧に洗浄

デリケートゾーンは繊細な部位です。刺激をあたえすぎないよう、デリケートゾーンのpHに合わせた弱酸性のマイルドな洗浄料で洗いましょう。しかし、洗浄力が弱すぎては汚れがきちんと落とせません。
そのため、デリケートゾーン専用に作られた洗浄料で洗うのがおすすめです。洗浄するときは、しっかりと泡立てて、摩擦が起きないようやさしく洗います。デリケートゾーンは複雑な構造なので、細かな部分まで丁寧に洗いましょう。
このとき、膣内まで洗うのはNGです。かえって膣内のバランスを崩してしまう可能性があるので注意しましょう。

ステップ2.ぬるま湯で十分に洗い流す

熱すぎるお湯は、乾燥の原因になります。ぬるいと感じる温度、強すぎない水圧で流しましょう。すすぎ残しがあると、洗浄料の成分と分泌物が混ざり、ニオイの原因になる可能性があるので注意しましょう。洗い終わったあとは、タオルで押さえるようにやさしく水分を拭きとってくださいね。

ステップ3.デリケートゾーン専用の保湿アイテムで乾燥対策

スキンケアも洗顔後に保湿をおこなうように、デリケートゾーンも洗浄後の保湿ケアが欠かせません。乾燥対策のために、専用のアイテムで保湿をおこないましょう。

デリケートゾーンの保湿ケアをおこなうときのポイント

デリケートゾーンを保湿するときは、以下の点を意識しましょう。

  • ・洗浄後はなるべく早く保湿をおこなう
  • ・保湿料をつけるのは大陰唇まで
  • ・清潔な指先を使って保湿をする
  • ・生理中の保湿は無理のない範囲でおこなう

保湿料は、大陰唇周りの皮膚に塗りこみましょう。コットンやティッシュなどで塗布すると摩擦が起きてしまうため、清潔な指先でやさしく塗るのがポイントです。生理中は、無理に保湿する必要はありません。丁寧な洗浄と、こまめなナプキン交換を意識しましょう。

 

~応用編~デリケートゾーンをケアする方法

基本的なデリケートゾーンケアを覚えたら、ワンランクうえのケア方法を検討してみてはいかがでしょうか。

膣内ケアで「なか」の不快感やうるおい不足に対応

デリケートゾーン専用の洗浄料や保湿料は、基本的には「膣口のまわり」をケアするアイテムです。「なか」のケアをおこないたいときは、膣内専用のアイテムを選びましょう。膣内ケアのアイテムは、膣にスポイトの先端部のようなものを挿入し、ジェルを注入する製品が一般的です。膣内ケアは「新しいアプローチ方法」として、近年注目を集めています。

サプリメントで身体の内側から整える

デリケートゾーンの環境は、生活の乱れやストレス、疲労などに大きく左右されます。忙しくてなかなか自分のケアに時間がさけない方は、不足しがちな栄養素を補ったり、疲労感を軽減したりする機能性が認められているサプリメントを活用して身体の内側から整えるのも手段です。
なかには、膣内環境を整える機能が認められている「乳酸菌GR-1」「乳酸菌RC-14」が含まれているサプリメントもあります。
消費者庁|機能性表示食品の届出情報検索で「疲労」「膣内」と検索すると、自身に合うサプリメントが見つかるかもしれませんよ。。

 
デリケートゾーンは自分に合ったアイテムで保湿しましょう

昨今のフェムテック・フェムケアへの関心の高まりから、デリケートゾーンの保湿アイテムも多様化しつつあります。ジェルタイプ・クリームタイプ・オイルタイプ・香料あり・無香料…などさまざまな種類があるため、何を選べばよいか迷ってしまう方もいるかもしれません。
デリケートゾーンの保湿アイテムは、テクスチャー・保湿力・香りなどを考慮しつつ、自分が使いやすいと感じる製品を選ぶのがポイント。迷ったときは、サンプルやトライアルセットで試してみるのもよいでしょう。デリケートゾーンは、外と内をつなぐ女性の大切な部分です。自分のデリケートゾーンの状態を見つめなおし、自分に合ったアイテムで正しいケアをおこないましょう。

監修医師からのアドバイス

デリケートゾーンは乾燥によるさまざまなトラブルが生じやすい部位です。しかし、チェックしにくい部位であるため、かゆみやニオイなどの不調を自覚していてもどう対処してよいか分からない方も少なくないでしょう。デリケートゾーンは日頃から専用ソープなど膣の環境に合ったものを使用して丁寧に優しく洗い、入浴後はデリケートゾーンの状態に合わせた保湿ケアがおすすめです。
デリケートゾーンの保湿ケアアイテムには色々なタイプのものがあります。ご自身が使いやすく、香りやテクスチャが好みのものを選んでデリケートゾーンを労わってあげましょう。ただし、ご自身でケアをしてもかゆにやニオイなどの症状が改善しない場合は、感染症や炎症を起こしている可能性があります。治療が必要なケースもありますので、できるだけ早めに医療機関を受診してください。

  • 成田

    監修医師成田 亜希子

    2011年医師免許取得。総合診療医。
    行政機関で医療行政に携わっていた経験もあり。地域住民の女性健康相談のリーダーとして思春期から妊娠出産、更年期障害など女性のライフステージごとのお悩みに寄り添ってきた。 現在、医療法人ウェルパートナー主任医師。女性の美容に関するお悩みにも医学的にアプローチしている。