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【医師監修】疲労回復には寝る前の栄養ドリンク?摂りたい成分・注意ポイント・摂取するタイミングを解説

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2023/12/22

コンビニやドラッグストアで最近よく目にする「寝る前の栄養ドリンク」。寝る前に飲んで、疲労回復する理由が気になる方も多いのでは。
睡眠と疲労の関係性を絡めて、寝る前の栄養ドリンクが疲労回復をサポートする理由について解説します。オススメの成分や、寝る直前の食事が適さない理由・栄養ドリンクを選ぶ際の注意点も併せて確認しておきましょう。栄養ドリンクを使う目的に応じて「いつ飲むと効果的なの?」といった疑問にもお応えしています。

 

疲労回復に「寝る前の栄養ドリンク」がいいってホント!?

睡眠と疲労は、切っても切れない関係にあります。睡眠時間は、体と脳の疲れを癒して回復させる重要な時間です。寝る前の栄養ドリンクが、なぜ疲労回復に効果的なのかを解説しましょう。

睡眠と疲労回復の関係

わたしたちは、起きている時間に会話や活動を通して「精神的」「肉体的」な疲れがたまります。疲れがたまると「眠気」が起こり、睡眠へと導かれるのは誰もが経験したことがあるでしょう。心身の疲労回復には質のよい睡眠が欠かせません。睡眠時間は十分でも、「だるい」「疲れがとれない」「眠気がある」といった状況は、睡眠の質が悪い可能性があります。
とくに現代は、スマートフォンを手放せない人が多く、インターネットを開けばいつでも膨大な情報をゲットできる時代です。一方で、脳は大量の情報処理を迫られて、疲労が蓄積しています。脳に疲労が蓄積すると交感神経が活性化して良質な睡眠が妨げられる状態になるため、現在人は眠りの質が悪くなっている可能性があります。

寝る前の栄養ドリンクで疲労回復をサポートできる

疲れを回復する役割を担っているのが成長ホルモンです。成長ホルモンは、睡眠中時間に分泌量が増えます。成長ホルモンの分泌が盛んな睡眠中に、細胞の修復や再生に必要な材料があるのと、ないのとでは疲れの回復具合に大きな差が生じる可能性があるのです。
寝る前に疲労回復が期待できる栄養素を含んだ栄養ドリンクを利用すれば、効率的に疲労回復をサポートしてくれます。

食生活が乱れがちなの人は、寝る前の栄養補給で睡眠の質が改善する

食生活の乱れによって疲労回復に必要な栄養素が不足することで睡眠の質が低下している場合は、眠る前に神経の興奮を抑える働きを持つ成分を補給すると睡眠の質の改善が期待できます。

 

疲労回復のために寝る前に摂りたい成分

疲労回復のために、寝る前に意識して摂るべき成分について解説します。

ビタミンB群

ビタミンB群は、ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンの8種類があります。この中からとくに意識して摂りたいビタミンは以下の4つです。

ビタミンB1

疲労回復に欠かせない成分です。糖質をエネルギーに変換する際のサポートや、疲労の原因物質を分解する働きがあります。

ビタミンB2

糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変換する際のサポートをして、疲労回復を後押しします。

ビタミンB6

おもに脂質をエネルギーに変換する際のサポートをして、疲労回復を後押しします。気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるため、寝つきが悪いときに摂りたいビタミンです。

ナイアシン

細胞の修復や合成に欠かせない成分です。糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変換する際のサポートをする働きもあります。

テアニン

テアニンは、緑茶に含まれる成分で、神経の興奮を抑えてリラックスさせる働きがあります。

GABA

GABAは、交感神経を鎮めて睡眠の質を高める働きがあります。

 

疲労回復には、寝る前の食事で栄養補給ではダメなの?

「疲れを回復するために、栄養が不足しているのであれば、食事で栄養補給したらよいのでは?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。もちろん、3度の食事でしっかりと栄養補給するのが理想的です。しかし、実際は忙しい生活の中で食生活が乱れると食事だけで十分な栄養を充足できていない方もいるでしょう。また、眠る直前に食事をすると以下のようなデメリットがあります。

眠りが浅くなる

食事を摂ると、体内では消化活動が始まります。食事の内容にもよりますが、消化活動が落ち着くまでに食後2~3時間を要するのです。寝ている間も脳や体が働いているので、眠りは浅くなります。

胃もたれ・就寝時間が遅くなりやすい

私たちは、夜に体を休めるようにできているので、夜間は食べ物を消化・吸収する酵素が減少します。消化酵素の減少で、消化が間に合わず、翌朝に胃もたれを感じやすくなるのです。
朝の胃もたれは、夜の就寝時間にも影響を与えます。胃がもたれていると朝食をしっかり食べられません。朝食には、体内時計をリセットし、よい睡眠のリズムをつくる大事な役割があります。体内時計は1日約25時間のサイクルですが、朝食を摂ることで体内時計がリセットされると1日のリズムのズレが修正されるのです。つまり、朝食を欠食すると、体内時計の通りに1日のリズムがずれて夜の就寝時間が遅れて悪循環に陥り、どんどん睡眠の質が低下する可能性があるのです。

太りやすい

寝る直前の食事は、肥満の原因になります。寝ている間は、エネルギーの消費量が少ないので、食べたエネルギーは体脂肪として蓄えられます。

 

寝る前の栄養ドリンクで疲労回復!ドリンク選びで注意したいポイントとは

栄養ドリンクによる栄養補給は、疲労回復が期待できます。しかし、選び方を間違えると逆効果になりかねません。つぎは、寝る前の栄養ドリンク選びで注意したいポイントをご紹介します。

寝る前の栄養ドリンクは、「ノンカフェイン」を選ぼう

カフェインは、脳を覚醒させる働きがあるので、朝の摂取がオススメです。一方で、眠気を阻害してしまうので、夜の摂取は控えたほうがよいでしょう。ちなみに、カフェインの効果が現れるのは、摂取後15~30分ほどとされています。

エナジードリンクではダメなの?栄養ドリンクとの違い

栄養ドリンクと混同されがちなのが、エナジードリンクです。しかし、疲労回復のための栄養補給としては、栄養ドリンクが適しています。栄養ドリンクとエナジードリンクの違いは、「効果が明確かどうか」です。それぞれについて、解説します。

【栄養ドリンク】

栄養ドリンクは、体に与える効果が期待される飲料です。効果の大きさにより「医薬品」と「医薬部外品」に区分されます。

  • ・「医薬品」:病気の予防や治療のために使用し、体の機能を改善するもの
  • ・「医薬部外品」:医薬品と比較して、体に対する効果がゆるやかなもの

【エナジードリンク】

エナジードリンクは、あくまで「食品」「清涼飲料水」に分類されているケースが多いでしょう。疲労回復のための栄養補給に疲労回復のサポートを期待する場合には、効果効能が表示されている栄養ドリンクを選ぶ方法もあります。
ただ、栄養ドリンクもあくまでも一時的に栄養を補助してくれる飲料です。疲労回復には、バランスのよい食事を基本にした健康管理が第一。栄養ドリンクだけを過信せず、各メーカーの推奨量を守った使用が大切です。

関連記事:栄養ドリンクとエナジードリンクの違い それぞれの特性と飲むタイミング
 

寝る前だけじゃない!栄養ドリンクのオススメの飲むタイミング

栄養ドリンクは、飲むタイミングが定められていません。用法・用量を守ればいつ飲んでもよいとされています。栄養ドリンクの効果は、個人差があり栄養ドリンクのタイプもさまざまです。自分の体調に合わせるには、微調整して最適なタイミングを見つけていくとよいでしょう。目的に応じ、飲むタイミングをご紹介します。

体への負担を考えるなら「食後」がオススメ

栄養ドリンクは、素早くエネルギーに変換される糖質を含む商品がほとんどです。
一方で、糖質は血糖値を上昇させるので、空腹時に摂取すると血糖値の急上昇を招く可能性があります。血糖値が急に上がると、血糖値を戻すために膵臓に負担がかかるのです。糖質入りの栄養ドリンクは、食後に飲んだほうが血糖値の急上昇を防げるので、体に優しいでしょう。

カフェイン入りの栄養ドリンクは「朝」がオススメ

カフェインは、脳を覚醒させて集中力を高める働きがあるので、カフェインを含む栄養ドリンクは、朝の摂取がオススメです。

 
上手に栄養ドリンクを選んで、パフォーマンスをコントロールしよう

栄養ドリンクを「これからがんばりたいときの飲料」として利用している方も多いのでは。一方で、「いま感じている疲れを、朝までになんとかしたい」方もいるでしょう。
栄養ドリンクは、タイプにより朝に適している商品と、夜に適している商品があります。上手に使い分けて、日常の「ふんばりどき」を上手にコントロールして、より効率よくモチベーションとパフォーマンスを上げていきましょう。

監修医師からのアドバイス

栄養ドリンクは、からだに不足した栄養素を効率よく補うための飲み物です。良質な睡眠をとって疲労を回復するには、気持ちを落ち着かせる栄養素やからだを修復するための栄養素を十分に摂る必要があります。
ですが、食生活が乱れがちになるとこれらの栄養素が十分に摂れないケースも少なくありません。忙しく食生活が乱れがちな方、なかなか疲れが取れない方は就寝前に栄養ドリンクを試してみるのも一つの方法です。
ただし、寝つきの悪さや慢性的な疲労感は何らかの病気が原因の場合があります。症状が続くときはセルフケアを続けず医療機関を受診してください。

  • 成田

    監修医師成田 亜希子

    2011年医師免許取得。初期臨床研修を経て総合診療医として幅広い分野の治療に携わる。
    臨床医として勤務しながら、行政機関での勤務経験もあり地域の健康課題にアプローチした健康寿命延伸、感染症対策などの医療行政にも携わってきた。 国立保健医療科学院、結核研究所での研鑽も積む。 現在、医療法人ウェルパートナー主任医師。

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