今週の限定セール

クエン酸入りスポーツドリンクのメリットや適切な濃度は?管理栄養士監修はちみつを使った自作レシピも紹介

ドリンクDRINK
MORE
2025/09/30

クエン酸入りのスポーツドリンクは、エネルギー代謝を支えるクエン酸の補給により、運動時のコンディション維持やリフレッシュに役立ちます。粉末タイプならコスパがよく、携帯性にも優れ、手軽に続けやすいのも魅力です。
糖分・塩分・クエン酸の濃度を知っておけば、簡単に手作りもできます。管理栄養士が監修したはちみつを使ったレシピや、水筒での安全な飲み方をお伝えするので、毎日の水分補給にぜひ活かしてみてくださいね。

 

クエン酸入りスポーツドリンクのメリット

クエン酸は、レモンや梅干しに含まれる酸味成分で、体内のエネルギー代謝を支える働きがあります。爽やかな酸味が特徴で、運動後のリフレッシュにもぴったり。さらに、汗とともに失われやすいミネラルの吸収もサポートしてくれます。

活動的なコンディション維持のサポートに役立つ

クエン酸は、体内の「クエン酸回路」と呼ばれるエネルギー代謝の仕組みに関与し、代謝を助ける働きがあります。クエン酸回路がスムーズに回ると、エネルギーが効率よく作られるため、活動的なコンディションを維持しやすくなるのです。
クエン酸を配合したスポーツドリンクは、手軽にクエン酸を補給できるため、運動時のサポートドリンクとして重宝します。

運動時や運動後のリフレッシュにぴったり

クエン酸の酸味は、さっぱりとした清涼感があります。汗をかいたあとや、気分をすっきりさせたいと感じるタイミングで飲むと、リフレッシュをサポートしてくれる点も魅力です。

効率よくミネラルを補給できる

運動中は、汗とともにミネラルも失われがちです。ミネラルが不足すると、体調をくずしやすくなることがあります。夏場や運動時には、適度な塩分や水分補給を心がけましょう。
クエン酸には、ミネラルの吸収をサポートするキレート作用があるため、ミネラルと一緒に摂るのがおすすめ。汗をよくかく夏場や運動時には、ナトリウムやカリウムといったミネラルが含まれているスポーツドリンクを選ぶと、効率よく補給できるでしょう。

飲みやすく続けやすい

クエン酸はそのまま摂取すると酸味が強く、単体での摂取が難しい成分です。一方で、甘みが添加されたスポーツドリンクであればおいしく手軽に飲めるため、継続しやすいでしょう。

 

クエン酸入りスポーツドリンクは粉末タイプも便利

クエン酸入りスポーツドリンクを日常的に取り入れるなら、コスパや携帯性に優れた粉末タイプが便利。継続しやすい理由には、次のような点があります。

コスパがいい

クエン酸入りのスポーツドリンクを習慣化するなら、コストパフォーマンスのよさは重要なポイントです。粉末タイプなら、ペットボトル飲料に比べて1回あたりの価格を抑えられ、ゴミも減らせます。水に溶かすだけで作れるので続けやすく、家族で使いたい方や、頻繁に飲む方におすすめです。

コンパクトで持ち運びやすい

粉末タイプはスティック状や個包装タイプが多く、バッグのポケットやポーチにもすっきり収まるサイズ感です。出先での水分補給やスポーツ時の持ち運びにも便利で、必要な分だけさっと作れます。

軽量で荷物になりにくい

市販のペットボトル飲料は便利な反面、重くてかさばるのが難点。一方、粉末タイプは軽量でスペースも取らず、何本分ものドリンクを手軽に持ち歩けます。水さえあればどこでも作れるため、旅行や登山といった荷物をできるだけ軽くしたい場面にも最適です。

 

スポーツドリンクに適した、クエン酸・糖分・塩分の濃度は?

スポーツドリンクに含まれるクエン酸・糖分・塩分は、運動時の体調維持や効率的な水分補給に欠かせない重要な成分です。各成分の濃度の目安や特徴を詳しく見ていきましょう。

スポーツドリンクのクエン酸濃度は?

厚生労働省が定める清涼飲料水の規格基準には、クエン酸の使用や規格についての記述はありません。今回、市販されているスポーツドリンクのクエン酸濃度を調べてみたところ、0.4W/V%から1W/V%程度の製品がありました。クエン酸を含むスポーツドリンクは、爽やかな飲み心地で運動後のリフレッシュをサポートするため、とくに活動量の多いシーンやハードな運動後におすすめです。

飲みやすさや吸収効率を考慮した糖質・塩分濃度は?

スポーツドリンクは、クエン酸だけでなく、糖質濃度や塩分濃度のバランスも大切なポイントです。運動時に適した糖質濃度は3~8W/V%、塩分濃度は0.1~0.2W/V%とされており、吸収効率がよいため、体に負担をかけずに水分や栄養素を補給できるでしょう。
クエン酸入りスポーツドリンクは、配合成分によって飲み心地が大きく異なります。自分が飲みやすい濃度を見つけておくと安心です。

参照:「スポーツドリンク」/独立行政法人 日本スポーツ振興センター
 

なぜ運動時のコンディション維持は大切なの?

運動を長く楽しむには、体力に合った無理のないメニューを選ぶことはもちろん、運動前後の栄養補給によってコンディションを整える視点が不可欠です。適切な栄養補給は、アクティブな活動を支え、運動後のコンディションを整える上で大切な要素です。
また、アクティブな活動への前向きな気持ちを支え、健やかな運動習慣を継続させていくための大切な要素でもあるのです。
とくに意識したいのが、筋肉の材料となるタンパク質。タンパク質は多くのアミノ酸が結合してできており、食事で摂った後は体内でアミノ酸に分解されてから吸収されます。そのため、タンパク質が分解された状態である「アミノ酸」として摂取する選択肢も注目されています。
運動をもっと充実させるために、何を・いつ・どのように補給するか。自分の目的に合った栄養補給で、賢くコンディションを整えていきましょう。

あなたの運動スタイルに最適な一本は?シンクロンコーワシリーズ目的別比較

運動前後で必要な栄養やリフレッシュ方法は、人それぞれのスタイルによって変わります。シンクロンコーワシリーズは、アクティブモード(ドリンクタイプ・顆粒タイプ)、クールモードとラインアップが揃っているため、シーンに合わせて適した一本を選べるのが特徴です。目的や使用シーンなどを比較し、自分にぴったりの一本を見つけましょう。

一目でわかる!あなたの目的別おすすめドリンク比較表

商品名 画像 目的 シーン 主な成分 用量 1本あたりのカロリー
シンクロンコーワ アクティブモード ベリー風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード ウォーターメロン風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード グレープフルーツ風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード 顆粒タイプ 持ち運びやすく、場所を選ばず栄養補給 遠征や出張先、長時間スポーツの合間に アルギニン、シトルリン、BCAA 14本 19kcal
シンクロンコーワ クールモード レモン風味 運動後※にクエン酸・ビタミンでリフレッシュ ランニングやジム後※、プレー後の入浴時に クエン酸、ビタミンB1、B2、B6 400ml×24本 80kcal

※おすすめの摂取タイミング

アクティブモード・ドリンクタイプ

アクティブモード・ドリンクタイプに含まれるアルギニンとシトルリンは、運動パフォーマンスを支えるアミノ酸です。
また、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンで構成されるBCAAは、エネルギーの持続を支える働きから、トレーニングに励む方々に注目されています。
大切な試合やトレーニングの前に、効率的に水分と栄養をチャージしたい場面に適しています。トレーニング前に、1日1~2本を目安に飲むとよいでしょう。

ドリンクタイプ

アクティブモード・顆粒タイプ

遠征先でも手軽に栄養補給したい。そんな方の声に応えるのがアクティブモード・顆粒タイプです。ドリンクタイプと同じく、アルギニンとシトルリンを各1,500mg、BCAAを1,000mg配合しています。
試合や練習のための遠征が多く、手軽に持ち運びたい方や、長時間の試合やトレーニングに取り組む方で、手軽に栄養補給をしたい場合に顆粒タイプが便利です。
痛みや不快感を防ぐには、毎日のうがい習慣が重要です。新コルゲンコーワうがいぐすり「ワンプッシュ」は、外から持ち帰った細菌やウイルスを洗い流すのに役立ちます。ボトルのプッシュ部分を1回押すだけで、適量の薬液がきちんと出るため、計量の手間がありません。喉や口内の殺菌・消毒はもちろん、口臭対策まで一度に行えるのが特長です。さらに、炎症に対応する成分成分と、爽やかな清涼感を与える成分を配合しており、うがい後はお口の中がスッキリと整います。習慣化すれば喉の痛みや不快感を予防しやすくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

顆粒タイプ

クールモード・ドリンクタイプ

クールモード・ドリンクタイプは、クエン酸4,000mgとビタミンB1・B2・B6を主成分とした、運動後の体を考えたアイテムです。レモンなどに含まれる酸味成分のクエン酸が4,000mg配合されています。
また、水に溶けやすい水溶性ビタミンであるビタミンB1・B2・B6も含まれています。ビタミンB1・B2・B6は運動による発汗で失われやすいため、積極的な補給が必要です。
運動後のタイミングで、汗で失われた水分や電解質、栄養を同時に補給したい方に適しています。

クールモード

【シーン別】アクティブモード ドリンクタイプと顆粒タイプの使い分け

同じアクティブモードでも、ライフスタイルや運動シーンによって適した形状は変わります。ドリンクタイプと顆粒タイプを比較し、自分に合ったスタイルを選びましょう。

ドリンクタイプがおすすめな人

自宅でのヨガやトレーニング前にサッと飲みたい方には、ドリンクタイプがおすすめです。水分と一緒にアミノ酸をチャージできるので、運動前のコンディションづくりにぴったり。ベリー・ウォーターメロン・グレープフルーツの3種類のフレーバーから、その日の気分に合わせて選べます。

顆粒タイプがおすすめな人

部活動の遠征や試合にも持ち運びやすく、ジムのロッカーに常備しておくのにも便利なのが顆粒タイプです。ゴルフなど長時間のスポーツの合間にアミノ酸を補給でき、余計な糖分やカロリーを気にせず摂取できるのも嬉しいポイント。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。

私ならこう使う!シンクロンコーワ活用術

シンクロンコーワは、社会人がそれぞれの生活スタイルや運動ルーティンに合わせて選べるのが魅力です。自宅での筋トレやジム通い、朝のランニングなど、時間帯やシーンに応じて取り入れれば、毎日のパフォーマンスをサポートしてくれます。活用術をぜひ参考にしてください。

【例1】在宅ワーカーAさんの場合

「PCと向き合う仕事が終わると、気持ちを切り替えるためにオンラインヨガをするのが日課です。始める30分ほど前に、冷蔵庫で冷やしておいたアクティブモード(ドリンク)を飲むのが私のルーティン。自宅にいながら手軽に準備でき、オンからオフへの大切なスイッチになっています。」

【例2】多忙な営業職Bさんの場合

「出張が多いのですが、どんなに忙しい朝でもランニングは欠かせません。カバンにいつもアクティブモード(顆粒)を数本入れているので、場所や時間帯を選ばずにサッと飲めて本当に便利です。いつものパフォーマンスを維持するための、頼れる相棒ですね。」

【例3】健康志向の管理職Cさんの場合

「週末のゴルフが最高のリフレッシュになっています。スタート前の朝にはアクティブモードで気持ちを整え、プレー後にはクールモードでリフレッシュするのがお決まりのセットです。運動前から後までトータルでコンディションを整えています。

【例4】美ボディを目指すDさんの場合

「理想の体を目指して、仕事帰りにジムでピラティスや筋トレに励んでいます。たっぷり汗を流した後に欠かせないのがクールモードです。頑張った自分へのご褒美として、爽やかなレモン風味でスッキリするのがお気に入り。翌日のための大切なケア時間になっています。」

 

クエン酸とはちみつで作る、スポーツドリンクの簡単レシピ

クエン酸入りのスポーツドリンクは、身近な材料で手軽に作れます。クエン酸濃度は、市販品よりも控えめな0.3 W/V%に設定していますが、好みに合わせて調整してみてくださいね。

【材料】(作りやすい分量)

  • ・クエン酸(食品添加物・食用)小さじ1(3g)
  • ・はちみつ 大さじ2~3(44~66g)
  • ・塩 小さじ1/2(3g)
  • ・ぬるま湯 500mL
  • ・水 500mL


【作り方】

  • ① 水筒やピッチャーにぬるま湯500mLを注ぎ、クエン酸・はちみつ・塩を加える。
  • ② 菜箸でよくかき混ぜて、すべての材料を溶かす。
  • ③ 最後に水500mLを追加し、さらによく混ぜたらできあがり。

<レシピのポイント>

はちみつを使うと、まろやかでやさしい甘さになります。はちみつに含まれる果糖は、低温時で甘みを感じやすいため、冷やすとより甘みが引き立ちます。低コストで作れる点も魅力です。ただし、はちみつを1歳未満の乳児が摂取すると、乳児ボツリヌス症を発症する可能性があります。生後1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。

 
水筒を使う場合は、サビや傷に注意!安全な水分補給を心がけよう

クエン酸入りのスポーツドリンクを冷たいまま持ち歩くには、水筒が便利です。ただし、金属製の水筒は酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出すリスクがあります。
とくに、水筒の内部サビや傷があると、金属が溶け出すリスクが高まるため注意が必要です。スポーツドリンク対応のボトルを使い、使用後はすぐに洗ってしっかり乾燥させましょう。最近では、スポーツドリンク対応の水筒も取り揃えが増えているため、活用するのがおすすめです。

  • 高村 恵美

    管理栄養士ライター高村恵美

    12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
    自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。