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クエン酸は疲労感のケアに期待できる?噂の真相に迫り、健やかな毎日に活かすための取り入れ方を知ろう

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2025/10/06

クエン酸には活動的な生活の応援のほか、ミネラルの吸収を助けたり、夏の健康維持を支えたりするのも期待できます。食事から摂るなら、柑橘類の果物がもっとも効率的でしょう。1日の摂取量目安の基準はありませんが、水に溶かしてクエン酸ジュースにして手軽に飲めます。とはいえ、健康の維持・増進の基本は、食事・運動・休養・睡眠です。必要に応じてクエン酸を含む商品を取り入れる場合は、注意事項を守って補助的に使いましょう。

 

クエン酸とはどんな栄養素?

クエン酸は、レモン・みかん・グレープフルーツといった柑橘類や梅干しに含まれる、酸味成分です。クエン酸は、私たちが元気に活動するためのエネルギー産生に欠かせない成分になっています。

レモンや梅干しに含まれる酸味成分

クエン酸は、柑橘類や梅干しなどに含まれる、すっぱい成分(酸味成分)です。含有量の目安は、大きめのレモン1個に約4g、梅干し1個あたりに約1gといわれています。白色の粉末状のクエン酸は、ドラッグストアでも購入可能です。

私たちのエネルギー産生に関わる「クエン酸回路」

私たちの体は、細胞の中にある「クエン酸回路」と呼ばれる仕組みを使って、活動するためのエネルギーを作り出しています。クエン酸は、クエン酸回路をスムーズに回すための中心的な存在で、私たちが元気に活動するための土台となるエネルギー産生に欠かせない成分です。

 

クエン酸に期待される3つのメリット

クエン酸には、日々の活動を応援する・ミネラルの吸収を助ける・夏の健康維持を支えるといった3つのメリットがあります。私たちの体の働きを助けて、効率的に健康をサポートしてくれる存在です。

メリット1:日々の元気を応援する

クエン酸は、私たちが活動するためのエネルギーづくりをサポートする成分として知られています 。体内でエネルギーを生み出す仕組みにおいて重要な役割を担っているといわれ、日々のコンディション維持に役立つ栄養素の一つです。そのため、活動的な生活を送りたい方の栄養補給として活用されています。

メリット2:ミネラルの吸収を助ける

クエン酸には、カルシウム・マグネシウム・鉄といったミネラル成分を包み込み、体内で吸収されやすい形に変える「キレート作用」と呼ばれる働きがあります。ミネラルは体の機能を正常に保つために不可欠な栄養素です。クエン酸と一緒に摂れば、大切なミネラルを効率よく吸収する手助けが期待できます。

メリット3:夏の健康維持を支える

クエン酸の酸味は、気分をすっきりさせるといわれています。たとえば、夏バテで食欲がないときに、クエン酸を使うのが可能です。
さっぱりした食べ物・飲み物が欲しくなる夏場にぴったりの成分といえるでしょう。

 

クエン酸を多く含む食べ物・飲み物一覧

クエン酸を食事から摂るなら、レモンをはじめとする柑橘類の果物がもっとも効率的です。果物以外にも、梅干しや食酢といった身近な食品からも摂取できます。
ちなみに、食酢の主成分「酢酸」も酸味成分ですが、酢酸が加熱すると酸味が和らぐのに対し、クエン酸は加熱しても酸味が変わりにくい違いがあるのをご存じですか。
日々の食事に手軽に取り入れられる食品・飲料には、市販の清涼飲料水・サプリメントもあります。

 

クエン酸の上手な摂取方法。量・タイミング・簡単レシピの紹介

クエン酸の摂取量に基準はありませんが、ライフスタイルに合わせて、1日数回に分けて摂取するのがおすすめです。水に溶かして飲むのがもっとも簡単な方法ですが、酸味が苦手な方ははちみつを加えると飲みやすくなります。

クエン酸の1日の摂取量目安

クエン酸の摂取量に明確な基準はありませんが、健康維持を目的とする場合、1日に5~15g(小さじ1~3杯程度)がひとつの目安です。一度にたくさん摂るよりも、数回に分けてこまめに摂取するとよいでしょう。クエン酸は水に溶けやすい性質のため、過剰に摂取しても余分な量は尿として排出されるので、体に悪影響を及ぼすリスクは低いと考えられています。

摂取におすすめのタイミング

クエン酸は、ライフスタイルに合わせて、1日数回に分けて摂取するのがおすすめです。たとえば、「スポーツや体を動かした後の栄養補給」として、また「1日の終わりのリラックスタイム」に、あるいは「食事と一緒に」摂ってミネラルの吸収を助けます。疲労を感じてから摂るだけでなく、普段からこまめに補給し、エネルギー産生のサポートを意識するとよいでしょう。

自宅で簡単!活動的な毎日をサポートするクエン酸レシピ

クエン酸は水に溶かして飲んだり、酸味が気になるときにははちみつを加えたりすると手軽に飲めます。クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜて飲むのが体によいとする話については、現在のところ科学的な根拠はありません。

基本のクエン酸ドリンクの作り方

粉末のクエン酸を水に溶かすと、クエン酸ドリンクになります。

【作り方】
コップ1杯の水(約250ml)に、食用クエン酸を小さじ半分(約2.5g)ほど入れてよく混ぜるだけ。簡単にクエン酸ドリンクが完成します。酸味が強いと感じる人は、水の量やクエン酸の量を調整してください。

【アレンジレシピ】クエン酸ジュース

酸味が苦手な方や子どもには、はちみつを加えたアレンジがおすすめです。

  • 【用意する食材】
  • ・ 水250ml
  • ・ クエン酸小さじ1杯
  • ・ はちみつ小さじ1杯(お好みで調整)

  • 【作り方】
  • グラスにすべての材料を入れて、よくかき混ぜれば完成です。水の代わりに炭酸水で割ると、爽快感がアップして夏にぴったりのソーダになります。

クエン酸と重曹を飲むのはどう?期待できることと注意点

クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を混ぜて飲むと健康によいといった情報を見かける場合があります。しかし、健康上、特別なメリットがある科学的根拠は、現在のところありません。インターネット上の体験談は個人の感想としてとらえ、過度な期待はしないようにしましょう。

 

クエン酸と活動的な毎日に関するよくある質問

クエン酸が「活動的な毎日によい」といった有効性を裏付けるデータはないとされています。目安量より多く摂取しても、多い分は尿として体外へ排出されるので、体への影響は心配はありません。

Q1. 「クエン酸は活動的な毎日に役立たない」といった噂は本当ですか?

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によると、現時点では、クエン酸が「活動的な毎日によい」といった有効性を裏付ける信頼できるデータはないとされています。クエン酸の体感には個人差が大きいのが実情です。あくまで栄養補給の一環としてとらえるのがよいでしょう。

参照:「健康食品」の安全性・有効性情報「クエン酸」/国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

Q2. クエン酸を摂取しすぎるとどうなりますか?副作用は?

クエン酸は水に溶けやすい性質を持つため、目安量より多く摂取しても、余分な分は尿として体外へ排出されます。常識の範囲内での摂取であれば、体へ悪影響を及ぼす可能性は低いです。ただし酸が強いため、空腹時に飲むと、胃の粘膜を刺激して不快感を感じる場合があるので注意しましょう。

Q3. クエン酸は気分をリフレッシュしたい時に役立ちますか?

クエン酸のすっきりとした酸味は、気分をリフレッシュしたい時にぴったりです。そのため、運動の後や仕事の合間など、気分を切り替えたいタイミングで、クエン酸を含むドリンクを取り入れる方も多くいます。シャキッとしたい時の気分転換のきっかけとして、ライフスタイルに合わせて活用してみてはいかがでしょうか。

 

なぜ運動時のコンディション維持は大切なの?

運動を長く楽しむには、体力に合った無理のないメニューを選ぶことはもちろん、運動前後の栄養補給によってコンディションを整える視点が不可欠です。適切な栄養補給は、アクティブな活動を支え、運動後のコンディションを整える上で大切な要素です。
また、アクティブな活動への前向きな気持ちを支え、健やかな運動習慣を継続させていくための大切な要素でもあるのです。
とくに意識したいのが、筋肉の材料となるタンパク質。タンパク質は多くのアミノ酸が結合してできており、食事で摂った後は体内でアミノ酸に分解されてから吸収されます。そのため、タンパク質が分解された状態である「アミノ酸」として摂取する選択肢も注目されています。
運動をもっと充実させるために、何を・いつ・どのように補給するか。自分の目的に合った栄養補給で、賢くコンディションを整えていきましょう。

あなたの運動スタイルに最適な一本は?シンクロンコーワシリーズ目的別比較

運動前後で必要な栄養やリフレッシュ方法は、人それぞれのスタイルによって変わります。シンクロンコーワシリーズは、アクティブモード(ドリンクタイプ・顆粒タイプ)、クールモードとラインアップが揃っているため、シーンに合わせて適した一本を選べるのが特徴です。目的や使用シーンなどを比較し、自分にぴったりの一本を見つけましょう。

一目でわかる!あなたの目的別おすすめドリンク比較表

商品名 画像 目的 シーン 主な成分 用量 1本あたりのカロリー
シンクロンコーワ アクティブモード ベリー風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード ウォーターメロン風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード グレープフルーツ風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード 顆粒タイプ 持ち運びやすく、場所を選ばず栄養補給 遠征や出張先、長時間スポーツの合間に アルギニン、シトルリン、BCAA 14本 19kcal
シンクロンコーワ クールモード レモン風味 運動後※にクエン酸・ビタミンでリフレッシュ ランニングやジム後※、プレー後の入浴時に クエン酸、ビタミンB1、B2、B6 400ml×24本 80kcal

※おすすめの摂取タイミング

アクティブモード・ドリンクタイプ

アクティブモード・ドリンクタイプに含まれるアルギニンとシトルリンは、運動パフォーマンスを支えるアミノ酸です。
また、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンで構成されるBCAAは、エネルギーの持続を支える働きから、トレーニングに励む方々に注目されています。
大切な試合やトレーニングの前に、効率的に水分と栄養をチャージしたい場面に適しています。トレーニング前に、1日1~2本を目安に飲むとよいでしょう。

ドリンクタイプ

アクティブモード・顆粒タイプ

遠征先でも手軽に栄養補給したい。そんな方の声に応えるのがアクティブモード・顆粒タイプです。ドリンクタイプと同じく、アルギニンとシトルリンを各1,500mg、BCAAを1,000mg配合しています。
試合や練習のための遠征が多く、手軽に持ち運びたい方や、長時間の試合やトレーニングに取り組む方で、手軽に栄養補給をしたい場合に顆粒タイプが便利です。
痛みや不快感を防ぐには、毎日のうがい習慣が重要です。新コルゲンコーワうがいぐすり「ワンプッシュ」は、外から持ち帰った細菌やウイルスを洗い流すのに役立ちます。ボトルのプッシュ部分を1回押すだけで、適量の薬液がきちんと出るため、計量の手間がありません。喉や口内の殺菌・消毒はもちろん、口臭対策まで一度に行えるのが特長です。さらに、炎症に対応する成分成分と、爽やかな清涼感を与える成分を配合しており、うがい後はお口の中がスッキリと整います。習慣化すれば喉の痛みや不快感を予防しやすくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

顆粒タイプ

クールモード・ドリンクタイプ

クールモード・ドリンクタイプは、クエン酸4,000mgとビタミンB1・B2・B6を主成分とした、運動後の体を考えたアイテムです。レモンなどに含まれる酸味成分のクエン酸が4,000mg配合されています。
また、水に溶けやすい水溶性ビタミンであるビタミンB1・B2・B6も含まれています。ビタミンB1・B2・B6は運動による発汗で失われやすいため、積極的な補給が必要です。
運動後のタイミングで、汗で失われた水分や電解質、栄養を同時に補給したい方に適しています。

クールモード

【シーン別】アクティブモード ドリンクタイプと顆粒タイプの使い分け

同じアクティブモードでも、ライフスタイルや運動シーンによって適した形状は変わります。ドリンクタイプと顆粒タイプを比較し、自分に合ったスタイルを選びましょう。

ドリンクタイプがおすすめな人

自宅でのヨガやトレーニング前にサッと飲みたい方には、ドリンクタイプがおすすめです。水分と一緒にアミノ酸をチャージできるので、運動前のコンディションづくりにぴったり。ベリー・ウォーターメロン・グレープフルーツの3種類のフレーバーから、その日の気分に合わせて選べます。

顆粒タイプがおすすめな人

部活動の遠征や試合にも持ち運びやすく、ジムのロッカーに常備しておくのにも便利なのが顆粒タイプです。ゴルフなど長時間のスポーツの合間にアミノ酸を補給でき、余計な糖分やカロリーを気にせず摂取できるのも嬉しいポイント。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。

私ならこう使う!シンクロンコーワ活用術

シンクロンコーワは、社会人がそれぞれの生活スタイルや運動ルーティンに合わせて選べるのが魅力です。自宅での筋トレやジム通い、朝のランニングなど、時間帯やシーンに応じて取り入れれば、毎日のパフォーマンスをサポートしてくれます。活用術をぜひ参考にしてください。

【例1】在宅ワーカーAさんの場合

「PCと向き合う仕事が終わると、気持ちを切り替えるためにオンラインヨガをするのが日課です。始める30分ほど前に、冷蔵庫で冷やしておいたアクティブモード(ドリンク)を飲むのが私のルーティン。自宅にいながら手軽に準備でき、オンからオフへの大切なスイッチになっています。」

【例2】多忙な営業職Bさんの場合

「出張が多いのですが、どんなに忙しい朝でもランニングは欠かせません。カバンにいつもアクティブモード(顆粒)を数本入れているので、場所や時間帯を選ばずにサッと飲めて本当に便利です。いつものパフォーマンスを維持するための、頼れる相棒ですね。」

【例3】健康志向の管理職Cさんの場合

「週末のゴルフが最高のリフレッシュになっています。スタート前の朝にはアクティブモードで気持ちを整え、プレー後にはクールモードでリフレッシュするのがお決まりのセットです。運動前から後までトータルでコンディションを整えています。

【例4】美ボディを目指すDさんの場合

「理想の体を目指して、仕事帰りにジムでピラティスや筋トレに励んでいます。たっぷり汗を流した後に欠かせないのがクールモードです。頑張った自分へのご褒美として、爽やかなレモン風味でスッキリするのがお気に入り。翌日のための大切なケア時間になっています。」

 
健康の基本は食事・栄養・睡眠。クエン酸入りの商品は注意事項を守って使う

健康の維持・増進の基本は、やはり「栄養バランスのとれた食事」「適度な運動」「十分な休養・睡眠」です。クエン酸入りの商品は補助としてとらえましょう。医薬品と同様の効果を期待したり、複数の商品を自己判断で併用したりするのは避けるべきです。もし体調に不安を感じたら、医師や薬剤師に相談してください。
現在、クエン酸入りの清涼飲料水やスポーツ飲料は数多く市販されています。液体タイプから粉末のスティック、大袋入りまでさまざまなタイプがあるので、ライフスタイルに合わせて上手に活用し、元気な毎日に役立てましょう。

  • 藤野紗衣

    医療ライター・薬剤師藤野紗衣

    ドラッグストアや精神病院、一般病院に薬剤師として勤務。2022年よりフリーライターとして活動。専門知識を一般の方に分かりやすく伝える、薬剤師をはじめ働く人を支えることを念頭に、医療関連のコラムや解説記事、取材記事の制作に携わっている。
    介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター1級。マクロビオティック料理とウォーキングを欠かさない生活を心がけている。