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運動前後の栄養補給法とは?管理栄養士がコンディション維持させる補食の摂り方と必要エネルギーも解説

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2025/10/01

運動前後の適切な栄養補給は、パフォーマンスを高め、効率的なリカバリーをサポートするために欠かせません。運動前は炭水化物でしっかりエネルギーを蓄え、運動後には糖質とタンパク質を組み合わせて筋肉のダメージを軽減しましょう。脱水を防ぐためのこまめな水分補給も重要です。
タイミングごとに摂取したい栄養素や、エネルギー必要量の求め方を理解しておくと、栄養不足を防げます。基本を押さえて栄養管理に自信をつけましょう。

 

栄養補給が運動パフォーマンスを左右する

運動は多くのエネルギーと栄養素を消費するため、トレーニングや試合でチカラを発揮するには栄養補給が不可欠です。カラダのコンディションを保ち、速やかに回復させるには、適切なタイミングと量で栄養補給する必要があります。毎日の食事が、安定したパフォーマンス維持の要です。
しかし、暑さや忙しさで食欲が落ちやすい時期や、欠食が増える状況では、エネルギーが不足になりがち。運動中にエネルギー切れを防ぐためにも、運動量に見合った必要エネルギー量を把握しておく必要があります。

<栄養補給が運動時に果たす役割>


  • ・トレーニングや練習の質を高める
  • ・ケガからのリカバリーや再発予防に役立つ
  • ・疲労回復を助け、つぎの運動に備える
  • ・免疫力や体調を安定的に保つ
 

栄養不足を防ぐために1日に必要なエネルギー量を求めよう

運動習慣のある方やスポーツ選手は、運動に必要なエネルギーを十分に摂取して、カラダづくりをする必要があります。
一日に必要なエネルギー量は、基礎代謝基準値(表1)・体重・身体活動レベル(表2)により算出可能です。推定式は下記に示すとおりで、成長が著しい17歳まではエネルギー蓄積量(表1)をプラスします。つぎの例を参考にして、ご自身のエネルギー必要量を算出してみましょう。

  • <エネルギー必要量の推定式>
  • エネルギー必要量(kcal)=基礎代謝基準値(kcal)×体重(kg)×身体活動レベル

  • 例)20歳男性、身体活動レベル「高い」、体重70kgのエネルギー必要量(kcal)
  • 基礎代謝基準値(23.7kcal)×体重(70kg)×身体活動レベル(2.0)=3318kcal/日


参照:「日本人の食事摂取基準(2025年版)策定検討会報告書」/厚生労働省
 

運動でチカラを発揮するには「何を」「どのくらい」摂るべき?

自分に適した摂取エネルギー量がわかったら、どのようなメニューをどれだけ摂ればよいのかを確認しましょう。エネルギー量は、炭水化物源となる主食(ごはん・パン・麺)と、タンパク質と脂質源となる主菜(肉・魚介類・卵・豆類)の量で調整します。副菜・乳製品・果物も組み合わせて、栄養バランスを整えましょう。

主食(炭水化物源)

ごはん・パン・麺類・シリアルといった主食は、運動時の主要エネルギー源である炭水化物(糖質)を豊富に含みます。不足すると集中力や持久力の低下を招いたり、疲労の回復が遅れたりするため、運動前後の補給が大切です。主食量はエネルギー必要量に合わせて設定し、3度の食事で摂りきれなければ補食(間食)で補いましょう。


参照:「エネルギー必要量の算出方法と食事量」/ぐんまスポーツ食育研究会

主菜(タンパク質源)

肉・魚・卵・大豆製品に含まれるタンパク質は、カラダの材料となる大切な栄養源です。運動後はカラダに負担がかかるため、十分なタンパク質補給が欠かせません。多種類のタンパク質食品を組み合わせて、バランスよく摂るよう心がけましょう。目安量は、下記に示すとおりです。


参照:「アスリートの栄養・食事」/日本体育協会

参照:「エネルギー必要量の算出方法と食事量」/ぐんまスポーツ食育研究会

副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維源)

野菜・海藻・きのこ類は、カラダの調子を整えるために不可欠なビタミンやミネラル・食物繊維の補給源です。彩り豊かに盛り付ければ、栄養価と食欲アップも期待できます。

<副菜量の目安>


  • ・毎食、小鉢1皿(約70g)を2皿分
  • または
  • ・毎食、野菜を自分の両手に約1杯半
  • ・1日に最低でも350gの野菜(緑黄色野菜150g・淡色野菜200g)摂取を

参照:「アスリートの栄養・食事」/日本体育協会

果物(ビタミン・ミネラル・糖質源)

果物は、カラダの調子を整えるビタミン・ミネラルや、糖質の補給源です。適度に水分も補給でき、運動前後の補食にも適しています。手軽なバナナや100%ジュースを活用してもよいでしょう。


牛乳・乳製品(カルシウム源)

牛乳や乳製品は、カルシウムの補給源です。カルシウムは、骨の健康維持に役立ちます。不足すると骨折やケガのリスクが高まるため、下記を目安に摂り入れましょう。


参照:「アスリートの栄養・食事」/日本体育協会
 

運動前後の栄養補給のポイントとおすすめ食材

運動前後の栄養補給は、カラダのパフォーマンスと回復を左右する重要な要素です。運動前は、消化しやすい炭水化物(糖質)でエネルギーを確保し、運動後は糖質とタンパク質を組み合わせて速やかに補給しましょう。運動前後の適切な栄養補給が、筋肉や体力の維持に直結します。さらに、運動中のパフォーマンスや疲労感の軽減には、こまめな水分補給も重要です。

運動前の栄養補給のポイント

運動の2~3時間前は、おにぎりやサンドイッチ・果物といった炭水化物を中心に摂り入れるのがおすすめです。エネルギーをしっかり活用するために、消化のよい食品を選びましょう。

運動直前の補食

運動開始30分~1時間前は、胃に負担をかけにくい軽めの補食が適しています。ゼリー飲料やバナナ・スポーツドリンクが便利です。おにぎりやあんぱんを少量摂るのもよいでしょう。

運動後のリカバリー

運動後は、なるべく速やかに、炭水化物(糖質)とタンパク質を組み合わせた補食を摂りましょう。運動により筋肉を酷使すると筋肉内に蓄えていたエネルギー源(筋グリコーゲン)が枯渇し、筋肉が分解されやすくなるため早めの補給が重要です。
鮭やツナが入ったおにぎりや、ゼリー飲料に豆乳やヨーグルトを組み合わせるのもよいでしょう。

水分補給の基本

運動前や運動中・運動後を通してこまめな水分補給が大切です。一度に大量に飲むのは避け、少量を複数回に分けて摂る工夫が効率的な水分管理につながります。

<運動時の水分補給のポイント>


  • ・冷たい温度で(5~15℃程度)
  • ・こまめに(15~20分おき)
  • ・汗が多い場合は、5%程度の糖分や0.2%程度の塩分を含んだスポーツドリンクを
 

なぜ運動時のコンディション維持は大切なの?

運動を長く楽しむには、体力に合った無理のないメニューを選ぶことはもちろん、運動前後の栄養補給によってコンディションを整える視点が不可欠です。適切な栄養補給は、アクティブな活動を支え、運動後のコンディションを整える上で大切な要素です。
また、アクティブな活動への前向きな気持ちを支え、健やかな運動習慣を継続させていくための大切な要素でもあるのです。
とくに意識したいのが、筋肉の材料となるタンパク質。タンパク質は多くのアミノ酸が結合してできており、食事で摂った後は体内でアミノ酸に分解されてから吸収されます。そのため、タンパク質が分解された状態である「アミノ酸」として摂取する選択肢も注目されています。
運動をもっと充実させるために、何を・いつ・どのように補給するか。自分の目的に合った栄養補給で、賢くコンディションを整えていきましょう。

あなたの運動スタイルに最適な一本は?シンクロンコーワシリーズ目的別比較

運動前後で必要な栄養やリフレッシュ方法は、人それぞれのスタイルによって変わります。シンクロンコーワシリーズは、アクティブモード(ドリンクタイプ・顆粒タイプ)、クールモードとラインアップが揃っているため、シーンに合わせて適した一本を選べるのが特徴です。目的や使用シーンなどを比較し、自分にぴったりの一本を見つけましょう。

一目でわかる!あなたの目的別おすすめドリンク比較表

商品名 画像 目的 シーン 主な成分 用量 1本あたりのカロリー
シンクロンコーワ アクティブモード ベリー風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード ウォーターメロン風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード グレープフルーツ風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード 顆粒タイプ 持ち運びやすく、場所を選ばず栄養補給 遠征や出張先、長時間スポーツの合間に アルギニン、シトルリン、BCAA 14本 19kcal
シンクロンコーワ クールモード レモン風味 運動後※にクエン酸・ビタミンでリフレッシュ ランニングやジム後※、プレー後の入浴時に クエン酸、ビタミンB1、B2、B6 400ml×24本 80kcal

※おすすめの摂取タイミング

アクティブモード・ドリンクタイプ

アクティブモード・ドリンクタイプに含まれるアルギニンとシトルリンは、運動パフォーマンスを支えるアミノ酸です。
また、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンで構成されるBCAAは、エネルギーの持続を支える働きから、トレーニングに励む方々に注目されています。
大切な試合やトレーニングの前に、効率的に水分と栄養をチャージしたい場面に適しています。トレーニング前に、1日1~2本を目安に飲むとよいでしょう。

ドリンクタイプ

アクティブモード・顆粒タイプ

遠征先でも手軽に栄養補給したい。そんな方の声に応えるのがアクティブモード・顆粒タイプです。ドリンクタイプと同じく、アルギニンとシトルリンを各1,500mg、BCAAを1,000mg配合しています。
試合や練習のための遠征が多く、手軽に持ち運びたい方や、長時間の試合やトレーニングに取り組む方で、手軽に栄養補給をしたい場合に顆粒タイプが便利です。
痛みや不快感を防ぐには、毎日のうがい習慣が重要です。新コルゲンコーワうがいぐすり「ワンプッシュ」は、外から持ち帰った細菌やウイルスを洗い流すのに役立ちます。ボトルのプッシュ部分を1回押すだけで、適量の薬液がきちんと出るため、計量の手間がありません。喉や口内の殺菌・消毒はもちろん、口臭対策まで一度に行えるのが特長です。さらに、炎症に対応する成分成分と、爽やかな清涼感を与える成分を配合しており、うがい後はお口の中がスッキリと整います。習慣化すれば喉の痛みや不快感を予防しやすくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

顆粒タイプ

クールモード・ドリンクタイプ

クールモード・ドリンクタイプは、クエン酸4,000mgとビタミンB1・B2・B6を主成分とした、運動後の体を考えたアイテムです。レモンなどに含まれる酸味成分のクエン酸が4,000mg配合されています。
また、水に溶けやすい水溶性ビタミンであるビタミンB1・B2・B6も含まれています。ビタミンB1・B2・B6は運動による発汗で失われやすいため、積極的な補給が必要です。
運動後のタイミングで、汗で失われた水分や電解質、栄養を同時に補給したい方に適しています。

クールモード

【シーン別】アクティブモード ドリンクタイプと顆粒タイプの使い分け

同じアクティブモードでも、ライフスタイルや運動シーンによって適した形状は変わります。ドリンクタイプと顆粒タイプを比較し、自分に合ったスタイルを選びましょう。

ドリンクタイプがおすすめな人

自宅でのヨガやトレーニング前にサッと飲みたい方には、ドリンクタイプがおすすめです。水分と一緒にアミノ酸をチャージできるので、運動前のコンディションづくりにぴったり。ベリー・ウォーターメロン・グレープフルーツの3種類のフレーバーから、その日の気分に合わせて選べます。

顆粒タイプがおすすめな人

部活動の遠征や試合にも持ち運びやすく、ジムのロッカーに常備しておくのにも便利なのが顆粒タイプです。ゴルフなど長時間のスポーツの合間にアミノ酸を補給でき、余計な糖分やカロリーを気にせず摂取できるのも嬉しいポイント。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。

私ならこう使う!シンクロンコーワ活用術

シンクロンコーワは、社会人がそれぞれの生活スタイルや運動ルーティンに合わせて選べるのが魅力です。自宅での筋トレやジム通い、朝のランニングなど、時間帯やシーンに応じて取り入れれば、毎日のパフォーマンスをサポートしてくれます。活用術をぜひ参考にしてください。

【例1】在宅ワーカーAさんの場合

「PCと向き合う仕事が終わると、気持ちを切り替えるためにオンラインヨガをするのが日課です。始める30分ほど前に、冷蔵庫で冷やしておいたアクティブモード(ドリンク)を飲むのが私のルーティン。自宅にいながら手軽に準備でき、オンからオフへの大切なスイッチになっています。」

【例2】多忙な営業職Bさんの場合

「出張が多いのですが、どんなに忙しい朝でもランニングは欠かせません。カバンにいつもアクティブモード(顆粒)を数本入れているので、場所や時間帯を選ばずにサッと飲めて本当に便利です。いつものパフォーマンスを維持するための、頼れる相棒ですね。」

【例3】健康志向の管理職Cさんの場合

「週末のゴルフが最高のリフレッシュになっています。スタート前の朝にはアクティブモードで気持ちを整え、プレー後にはクールモードでリフレッシュするのがお決まりのセットです。運動前から後までトータルでコンディションを整えています。

【例4】美ボディを目指すDさんの場合

「理想の体を目指して、仕事帰りにジムでピラティスや筋トレに励んでいます。たっぷり汗を流した後に欠かせないのがクールモードです。頑張った自分へのご褒美として、爽やかなレモン風味でスッキリするのがお気に入り。翌日のための大切なケア時間になっています。」

 
食欲がなくても栄養補給は大事!五感を刺激して食べる工夫も

食欲が落ちて、十分に栄養補給できない場面では、食欲をアップさせる工夫も大切です。酸味や香辛料で味に変化をつけたり、香味野菜やカラフルな食材で視覚・嗅覚から食欲を刺激しましょう。温かい汁物やドリンクで胃腸を温めたり、よく噛んで消化を助けたりするのも有効です。
さらに、手軽に水分と電解質を補給できるスポーツドリンクは運動時や食欲低下時に重宝します。日々の食事と合わせて摂り入れ、体調とパフォーマンス維持を心がけましょう。

  • 高村 恵美

    管理栄養士ライター高村恵美

    12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
    自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。