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アミノ酸サプリは本当に効果ある?副作用リスクや女性・男性にうれしい働きを管理栄養士がやさしく解説

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2025/10/08

アミノ酸サプリは近年注目されていますが、効果があるのか疑問を抱く方もいるでしょう。医薬品とは異なり、副作用がないと認識している方もいますが、実は摂り方を誤ると健康障害を招くリスクも。
筋肉トレーニングをする方や、肌や髪・ダイエットなど美容面を気遣う男女に人気ですが、栄養管理の基本はあくまで食事です。食生活を整えたうえで、上手に活用して心身のコンディションや運動パフォーマンスのアップを目指しましょう。

 

生命維持に不可欠な「アミノ酸」とは?

アミノ酸は、生命維持に不可欠な栄養素です。カラダの約60%は水分で構成されていますが、筋肉や内臓・皮膚・爪・毛髪といった大部分はタンパク質でつくられ、全身の約20%を占めています。
タンパク質はアミノ酸が連なり形づくられているため、アミノ酸がなければカラダを構成できません。つまり、私たちはアミノ酸がないと生きていけないのです。

 

アミノ酸は20種類揃ってはじめてタンパク質を合成できる

自然界には約500種類のアミノ酸が知られていますが、タンパク質の構成成分となるアミノ酸はたったの20種類だけです。20種類のうち11種類は体内で合成できますが、残りの9種類は体内で合成できないため、食事からの摂取が欠かせません。体内で合成できるアミノ酸を「非必須アミノ酸」、合成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼びます。


参照:「アミノ酸」/厚生労働省
 

アミノ酸パワーを発揮するには「アミノ酸スコア」がカギ

摂取したアミノ酸を体内で効率よく活用するには、食品のアミノ酸バランスを示す「アミノ酸スコア」が重要です。100点満点で評価され、100に近いほど体内での利用効率が高い旨を意味します。
スコアは、9種類の必須アミノ酸のうち、もっとも含有量が少ないアミノ酸に合わせて決定します。スコアが低い食品でも、他の食品と組み合わせて不足分を補えばカラダづくりにしっかり役立つため、日々の食事では多様な食品を取り入れましょう。

 

アミノ酸サプリは効果がないの?

近年、アミノ酸を配合したサプリメントが人気を集めていますが、飲めば健康になれる訳ではありません。前述したとおり、摂取したアミノ酸を効率的に体内で利用するには、20種類のアミノ酸をバランスよく摂る必要があります。
少食な方や栄養の偏りが気になる方は、サプリメントで不足しがちなアミノ酸を補えば栄養管理に効果的です。
また、タンパク質はアミノ酸に分解された後、腸内で吸収されてはじめて体内で活用されます。ところが、私たちは30代を過ぎると顕著に消化・吸収能力が低下していくのです。若い頃と同量のタンパク質を摂取していても、すべてが吸収できているとは限りません。
アミノ酸をダイレクトに補給したい方は、アミノ酸を配合したサプリメントを活用するのも一つの方法です。

 

アミノ酸サプリは副作用がある?

アミノ酸だけにかかわらず、サプリメントや健康食品は、薬と異なり副作用はないと思われがちですが、摂り方を誤ると健康障害を招く可能性も。
厚生労働省も、特定のアミノ酸を高濃度で長期間摂取すると健康リスクがあるとして注意を呼びかけています。健康のために活用するからこそ、過剰にならないようバランスを考えながら取り入れる心掛けが大切です。

参照:「アミノ酸を含有する健康食品の取扱いについて」/厚生労働省
 

アミノ酸の栄養的な役割とは??

アミノ酸は、美容や心身の健康維持・運動パフォーマンスにまでかかわる重要な栄養素です。女性のみならず男性からも注目を集めています。日常生活からスポーツの場面まで広く影響をおよぼすため、働きを理解して食事や栄養補給に活かしましょう。

肌や髪の健康維持

アミノ酸は、肌や髪をつくるタンパク質の材料です。美容成分として知られるコラーゲンも、じつはアミノ酸からつくられています。
アミノ酸が不足すると、肌のハリが失われたり、髪が弱くなったりする原因になるため、毎日の食事で十分に補給しましょう。

筋肉量の維持

少食の方やダイエット中に食事量を減らす際は、タンパク質(アミノ酸)も不足しやすくなります。すると、代謝を維持するために重要な筋肉量まで減少してしまうリスクも…。筋肉量を維持しながら健康的に活動するには、食事でしっかりとアミノ酸を摂取する必要があります。

運動パフォーマンスのサポート

運動中のエネルギーやコンディションを維持するうえで、アミノ酸は欠かせません。運動パフォーマンスにかかわる代表的なアミノ酸には、アルギニンやシトルリン・BCAAがあります。特徴と役割を理解しておきましょう。

アルギニン・シトルリン

アルギニン・シトルリンは、運動パフォーマンスのサポートが期待できるアミノ酸として注目されている成分です。アルギニンは、天然に存在するアミノ酸の1種で、体内でも合成されるため、非必須アミノ酸の1つとして知られています。シトルリンは、スイカをはじめとしたウリ科の植物に多く含まれ、アルギニンと似た構造を持つアミノ酸として有名です。

BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)

BCAA(Branched Chain Amino Acid)は、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンの総称です。アミノ酸が枝分かれして分子を形成しているため、「分岐鎖アミノ酸」とも呼ばれます。 持続的なエネルギーの働きをサポートするため、運動選手やアクティブに過ごしたい方におすすめの成分です。

 

なぜ運動時のコンディション維持は大切なの?

運動を長く楽しむには、体力に合った無理のないメニューを選ぶことはもちろん、運動前後の栄養補給によってコンディションを整える視点が不可欠です。適切な栄養補給は、アクティブな活動を支え、運動後のコンディションを整える上で大切な要素です。
また、アクティブな活動への前向きな気持ちを支え、健やかな運動習慣を継続させていくための大切な要素でもあるのです。
とくに意識したいのが、筋肉の材料となるタンパク質。タンパク質は多くのアミノ酸が結合してできており、食事で摂った後は体内でアミノ酸に分解されてから吸収されます。そのため、タンパク質が分解された状態である「アミノ酸」として摂取する選択肢も注目されています。
運動をもっと充実させるために、何を・いつ・どのように補給するか。自分の目的に合った栄養補給で、賢くコンディションを整えていきましょう。

あなたの運動スタイルに最適な一本は?シンクロンコーワシリーズ目的別比較

運動前後で必要な栄養やリフレッシュ方法は、人それぞれのスタイルによって変わります。シンクロンコーワシリーズは、アクティブモード(ドリンクタイプ・顆粒タイプ)、クールモードとラインアップが揃っているため、シーンに合わせて適した一本を選べるのが特徴です。目的や使用シーンなどを比較し、自分にぴったりの一本を見つけましょう。

一目でわかる!あなたの目的別おすすめドリンク比較表

商品名 画像 目的 シーン 主な成分 用量 1本あたりのカロリー
シンクロンコーワ アクティブモード ベリー風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード ウォーターメロン風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード グレープフルーツ風味 運動前※にアミノ酸と水分を同時補給 ヨガやジム前に、気分で選べるフレーバーを楽しみたいとき アルギニン、シトルリン、BCAA 100ml×6本 25kcal
シンクロンコーワ アクティブモード 顆粒タイプ 持ち運びやすく、場所を選ばず栄養補給 遠征や出張先、長時間スポーツの合間に アルギニン、シトルリン、BCAA 14本 19kcal
シンクロンコーワ クールモード レモン風味 運動後※にクエン酸・ビタミンでリフレッシュ ランニングやジム後※、プレー後の入浴時に クエン酸、ビタミンB1、B2、B6 400ml×24本 80kcal

※おすすめの摂取タイミング

アクティブモード・ドリンクタイプ

アクティブモード・ドリンクタイプに含まれるアルギニンとシトルリンは、運動パフォーマンスを支えるアミノ酸です。
また、必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンで構成されるBCAAは、エネルギーの持続を支える働きから、トレーニングに励む方々に注目されています。
大切な試合やトレーニングの前に、効率的に水分と栄養をチャージしたい場面に適しています。トレーニング前に、1日1~2本を目安に飲むとよいでしょう。

ドリンクタイプ

アクティブモード・顆粒タイプ

遠征先でも手軽に栄養補給したい。そんな方の声に応えるのがアクティブモード・顆粒タイプです。ドリンクタイプと同じく、アルギニンとシトルリンを各1,500mg、BCAAを1,000mg配合しています。
試合や練習のための遠征が多く、手軽に持ち運びたい方や、長時間の試合やトレーニングに取り組む方で、手軽に栄養補給をしたい場合に顆粒タイプが便利です。
痛みや不快感を防ぐには、毎日のうがい習慣が重要です。新コルゲンコーワうがいぐすり「ワンプッシュ」は、外から持ち帰った細菌やウイルスを洗い流すのに役立ちます。ボトルのプッシュ部分を1回押すだけで、適量の薬液がきちんと出るため、計量の手間がありません。喉や口内の殺菌・消毒はもちろん、口臭対策まで一度に行えるのが特長です。さらに、炎症に対応する成分成分と、爽やかな清涼感を与える成分を配合しており、うがい後はお口の中がスッキリと整います。習慣化すれば喉の痛みや不快感を予防しやすくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

顆粒タイプ

クールモード・ドリンクタイプ

クールモード・ドリンクタイプは、クエン酸4,000mgとビタミンB1・B2・B6を主成分とした、運動後の体を考えたアイテムです。レモンなどに含まれる酸味成分のクエン酸が4,000mg配合されています。
また、水に溶けやすい水溶性ビタミンであるビタミンB1・B2・B6も含まれています。ビタミンB1・B2・B6は運動による発汗で失われやすいため、積極的な補給が必要です。
運動後のタイミングで、汗で失われた水分や電解質、栄養を同時に補給したい方に適しています。

クールモード

【シーン別】アクティブモード ドリンクタイプと顆粒タイプの使い分け

同じアクティブモードでも、ライフスタイルや運動シーンによって適した形状は変わります。ドリンクタイプと顆粒タイプを比較し、自分に合ったスタイルを選びましょう。

ドリンクタイプがおすすめな人

自宅でのヨガやトレーニング前にサッと飲みたい方には、ドリンクタイプがおすすめです。水分と一緒にアミノ酸をチャージできるので、運動前のコンディションづくりにぴったり。ベリー・ウォーターメロン・グレープフルーツの3種類のフレーバーから、その日の気分に合わせて選べます。

顆粒タイプがおすすめな人

部活動の遠征や試合にも持ち運びやすく、ジムのロッカーに常備しておくのにも便利なのが顆粒タイプです。ゴルフなど長時間のスポーツの合間にアミノ酸を補給でき、余計な糖分やカロリーを気にせず摂取できるのも嬉しいポイント。持ち運びやすさを重視する方におすすめです。

私ならこう使う!シンクロンコーワ活用術

シンクロンコーワは、社会人がそれぞれの生活スタイルや運動ルーティンに合わせて選べるのが魅力です。自宅での筋トレやジム通い、朝のランニングなど、時間帯やシーンに応じて取り入れれば、毎日のパフォーマンスをサポートしてくれます。活用術をぜひ参考にしてください。

【例1】在宅ワーカーAさんの場合

「PCと向き合う仕事が終わると、気持ちを切り替えるためにオンラインヨガをするのが日課です。始める30分ほど前に、冷蔵庫で冷やしておいたアクティブモード(ドリンク)を飲むのが私のルーティン。自宅にいながら手軽に準備でき、オンからオフへの大切なスイッチになっています。」

【例2】多忙な営業職Bさんの場合

「出張が多いのですが、どんなに忙しい朝でもランニングは欠かせません。カバンにいつもアクティブモード(顆粒)を数本入れているので、場所や時間帯を選ばずにサッと飲めて本当に便利です。いつものパフォーマンスを維持するための、頼れる相棒ですね。」

【例3】健康志向の管理職Cさんの場合

「週末のゴルフが最高のリフレッシュになっています。スタート前の朝にはアクティブモードで気持ちを整え、プレー後にはクールモードでリフレッシュするのがお決まりのセットです。運動前から後までトータルでコンディションを整えています。

【例4】美ボディを目指すDさんの場合

「理想の体を目指して、仕事帰りにジムでピラティスや筋トレに励んでいます。たっぷり汗を流した後に欠かせないのがクールモードです。頑張った自分へのご褒美として、爽やかなレモン風味でスッキリするのがお気に入り。翌日のための大切なケア時間になっています。」

 
効果を得るには、食事やドリンクからのアミノ酸補給が大切

アミノ酸は、心身の健康・運動パフォーマンスにかかわる重要な栄養素です。しかし、食事をおろそかにしてサプリメントに頼るだけでは、期待する効果は得られません。日々の食事で、魚や肉・卵・大豆製品といったタンパク質源を取り入れ、さらに野菜や乳製品と組み合わせる工夫で、バランスよく必須アミノ酸を補給できます。まずは日々の食事を大切にし、サプリメントは、あくまで補助として賢く活用しましょう。サプリメントだけでなく、アミノ酸を配合したドリンクもあるため、場面に合わせて活用するのもおすすめです。

  • 高村 恵美

    管理栄養士ライター高村恵美

    12年間管理栄養士として病院などに勤務。家族にいつでも"おかえり"が言えるようライターへ転身後は、忙しいひと・働くひとに寄り添うレシピの提供や、健康コラムを数多く執筆。
    自分も同じ立場だからこそ「仕事と家庭の両立に悩む女性を応援したい」気持ちが高まり、悩めるママに向けたコラム執筆も行っている。