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立ち仕事による腰への負担は早めに対策!20代から始めたいストレッチと腰サポーター着用の習慣

サポーターSUPPORTER
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2025/10/29

立ち仕事による腰への負担は、日常の工夫で和らげられます。まず、反り腰や猫背になっていないか確認し、立っているときも座っているときも正しい姿勢を心がけましょう。隙間時間には、ストレッチや腰の温め、日常生活ではクッションやマットレスによるサポートも取り入れてみてください。腰サポーターを着用するのもおすすめです。違和感や不安感に慣れてしまう前に、20代のうちからできるケアを始めてみましょう。

 

立ち仕事はなぜ腰に負担がかかる?

立ち仕事で腰に負担がかかるおもな理由は、長時間同じ姿勢を保つところにあります。腰は上半身と下半身のつなぎ目で、体の要となる部位。そのため、負担がかかりやすいのです。
長時間立ち続けていると、お尻まわりや太もも、ふくらはぎなど下半身の筋肉に体重が集中してしまいます。負担が大きくなるほど筋肉が凝り固まり、血流も悪化。結果、体内の老廃物を排出する働きが鈍り、下半身に違和感や不安感を生じてしまいます。
また、高いヒールでの立ち仕事も要注意です。体のバランスを崩しやすく、バランスを取ろうとして悪い姿勢(反り腰や猫背など)につながるケースも少なくありません。

負担感は慣れるけど…20代からの早めケアが大事

「立ち仕事による腰の負担感は、ある程度続けていれば慣れる」といった声もありますが、慣れるまで続けるのはおすすめできません。姿勢の歪みから生じる反り腰や猫背は、正しい姿勢でいるより筋肉を疲れさせてしまいます。悪い姿勢は腰へのさらなる負担を招くため、20代ならまだ大丈夫と思わず、早めの対策が必要です。

 

腰に負担がかかりにくい立ち・座り姿勢

腰に負担がかかるのは、立っているときだけではありません。椅子やソファに座っているときも同様に、少なからず負担がかかっています。ただし、負担の度合いは姿勢次第です。正しい立ち姿勢と座り姿勢のポイントを確認しておきましょう。

立ち姿勢:耳からくるぶしまで一直線を意識

理想的な立ち姿勢は、耳の穴から肩と腰、膝を通って、くるぶしまで一直線になる状態です。あごを少しだけ引き、背中に定規が入っているような感覚を意識してみてください。足元は、くるぶし同士をくっつけた「気をつけ」の姿勢がベストと思われがちですが、実は肩幅程度に開いたリラックスできる姿勢のほうが、腰への負担は少なくなります。
また、どちらか片方の足に重心をかけ続けると、姿勢の歪みにつながるため避けましょう。中腰も腰への負担が大きくなるため、なるべく控えてください。

正しい立ち姿勢をセルフチェック!

正しい立ち姿勢がとれているかは、壁を使ってセルフチェックできます。かかとを壁につけて立ち、後頭部と背中、おしりが壁にぴったりついているかを確認しましょう。腰と壁の隙間に手を差し込める状態が理想です。

座り姿勢:深く腰かけ膝は直角をキープ

椅子に座るときは、深く腰かけて骨盤を立てる意識で、背筋をまっすぐに保ちましょう。あごは少し引き、膝は股関節の高さと同じ位置で直角を保ってください。足を組むと、腰や骨盤に負担がかかるだけでなく、筋肉がこわばりやすくなり、血流を妨げる恐れがあります。体の歪みにつながる場合もあるため、足を組むのがクセになっている方は見直してみましょう。
さらに、椅子の高さも重要なポイントです。膝を直角にしたとき、足裏全体が床につく高さなら、より腰への負担を抑えられます。
また、畳や床に座る際、女性は横座りになりやすいので注意が必要です。足を向ける方向を定期的に入れ替えるなど、負担が左右均等になるよう意識しましょう。

 

腰への負担を軽減!立ち仕事におすすめの対策3つ

腰への負担を和らげるには、筋肉の凝り固まりと血流の滞りにアプローチするのがカギです。十分に休養するのはもちろん大事ですが、立ち仕事の合間にもケアしてあげてください。今すぐ生活に組み込める対策を見ていきましょう。

ストレッチで筋肉をほぐす

休憩時間や家事の合間には、腰まわりのストレッチを習慣化するのがおすすめです。筋肉をほぐすと柔軟性を保ちやすくなり、動きやすい体づくりにつながります。

立ったままできるストレッチ


  • 1.椅子の背もたれやテーブルに手をつき、片足を後ろへ伸ばす
  • 2.伸ばした足のかかとを地面から離さず、膝を伸ばして体重を前にかけていく
  • 3.ふくらはぎの伸びを意識しながら5秒キープ
  • 4.足を入れ替えて1~3を繰り返す


座ったままできるストレッチ


  • 1.頭の上で両手を組み、脇をしっかり伸ばす
  • 2.両手を組んだ状態で体を右に倒し、わき腹の伸びを意識しながら5秒キープ
  • 3.左側も同様に行い、20秒キープ
  • 4.1~3を3~5回ほど繰り返す


寝たままできるストレッチ


  • 1.仰向けに寝て両膝をくっつけ、90度に曲げる
  • 2.足裏を床にしっかりつけた状態で、膝を左側に倒して20秒キープ
  • 3.次に膝を右側に倒し、同様に20秒キープ
  • 4.2~3を3~5回ほど繰り返す

カイロなどで腰を温める

腰を温めるケアは、最も手軽にできる方法のひとつです。体を温めることでリラックスしやすくなり、腰まわりも快適に保ちやすくなります。
温めには、貼るタイプのカイロや腹巻き、電子レンジで温めるホットパックなどが便利です。ドライヤーの温風を利用するのもよいでしょう。

こまめに足・足の指を動かす

こまめに足を動かすのも、腰への負担を和らげる対策になります。膝の曲げ伸ばしや足踏み、かかとの上げ下ろしなど、意識的に下半身の筋肉を動かしましょう。
あまり大きく動けない場合は、立ったまま靴の中で指を曲げ伸ばしするだけでも効果的です。力を込めて足の指をぎゅっと縮め、次に大きく開いて解放する動作を繰り返し、足先の血流を意識しながら行ってみてください。

 

日常生活で活用できる腰サポートグッズ4選

立ち仕事中だけでなく、ソファや椅子に座っているとき、寝ているときにも、腰に違和感を覚える方は少なくありません。日常生活に取り入れやすい腰サポートグッズを活用して、快適に過ごしましょう。

腰あてクッション

座っているときの負担軽減には、腰あてクッションを試してみてください。通常のクッションとは異なり、腰への負担に配慮されているのが特徴です。腰にかかる体圧を分散して、快適な座り心地をもたらしてくれます。
椅子や床に置いて使用する座布団タイプや、椅子の背もたれに取り付けるランバータイプなどがあるため、使用シーンに合わせて選びましょう。

骨盤サポートチェア

骨盤まわりの負担を広く和らげたいなら、骨盤サポートチェアに注目してみましょう。骨盤を正しく支え、座るだけで自然な座り姿勢へと近づけるアイテムです。
椅子やソファにサッと敷くだけで使えるタイプもあるので、家具を買い替える必要はありません。好きなタイミングで使用でき、デスクワークはもちろん、リラックスタイムにも取り入れられる手軽さが魅力です。

腰サポートマットレス

就寝時は、腰サポートに特化したマットレスでの対策がおすすめです。睡眠時の体圧を分散し、腰が沈みすぎたり浮いたりするのを防ぎ、腰への負担を和らげてくれます。
高反発タイプなら、寝返りのしやすさとサポート感を両立できます。さらにポケットコイル構造であれば、腰をピンポイントで支えられ、負担をより減らせるでしょう。寝姿勢のときに腰の浮き感が気になる方は、買い替えを検討してみてください。

腰への衝撃を吸収するインソール

靴の中に敷くインソールは、立ち仕事で役立つアイテムです。歩行時や立位時には、地面を踏みしめたときの足裏から伝わる衝撃が腰に負担を与えます。インソールがあれば、衝撃を吸収・分散。腰への負担を感じにくくなります。
なかでも足裏のアーチを補正してくれるタイプは、全身の重心を整えられるため、姿勢の悪さや、体幹の不安定さに悩んでいる方にもおすすめです。

 

立ち仕事にはバンテリンコーワの「腰サポーター」!選び方のポイントも解説

立ち仕事の強い味方といえばバンテリンコーワの「腰サポーター」です。腰にはめたり巻いたりするだけで、不安感のある腰をしっかり支え、負担を和らげてくれます。
肌着の上などにサッと身につけられるため、仕事中も邪魔にならず、持ち運びにも便利。固定や締め付け感がそこまで強くなく、圧迫感が苦手な方や、腰をやさしくいたわりたい方にもおすすめです。

腰まわりのサイズや好みのフィット感で選ぶ

腰サポーターを選ぶときは、あらかじめ外箱や説明書などで指定された位置を正しく測り、自分に合ったサイズを選ぶのが基本です。きつすぎたり大きすぎたりすると、十分に腰をサポートできないだけでなく、かえって負担が増す可能性もあります。自分に合ったサイズ、かつ好みのフィット感なら快適に過ごせるでしょう。
サイズやフィット感は商品によって異なるため、購入前に必ず確認を。ハピネスダイレクトでは、MからLLまでの腰用「バンテリンコーワサポーター」を取り揃えています。自分にぴったりのサポーターが見つかるでしょう。

使用シーンに合った素材・機能を選ぶ

サイズだけでなく、素材や機能性もサポーターによって異なるため、使用シーンに合わせて選びましょう。
長時間の立ち仕事をするなら、熱を放出しやすく蒸れにくいメッシュ素材が最適です。速乾性があるポリエステル素材も、長時間の着用や暑い季節の使用に向いています。また、寒い季節の使用や腰を温めたいときは、保温性のあるナイロンやポリウレタン、チタンやゲルマニウム配合のサポーターがおすすめです。

「動きやすさ」「ズレにくさ」を重視する

立ち仕事でとくにこだわりたいのが、「動きやすさ」と「ズレにくさ」です。幅が狭めのスリムタイプや、柔軟な素材を使ったタイプは、体の動きを妨げにくく、快適に使用できます。歩いたり体を動かす頻度が高い人も、ズレにくいタイプを選べばストレスなく身につけられるでしょう。薄手のタイプなら服の下でも目立たず、ラインが響くのを抑えられます。

 
セルフケアで改善しないときは医療機関の受診を

ストレッチやサポーターで対策しても腰の違和感や不安感が続く場合は、医療機関の受診を検討してみてください。セルフケアでは対処しきれないトラブルが隠れているかもしれません。負担感に慣れるまで立ち仕事を続けてしまうと、違和感が強まる可能性があります。医療機関を受診すれば、原因を突き止められるだけでなく、適切な対処法やセルフケアのアドバイスを受けられるでしょう。20代のうちから適切な対策を取れば、より快適に立ち仕事ができるようになるはずです。

  • 白井未奈子

    セラピストライター白井未奈子

    サービス業を10年経験するなかで、リラクゼーション業務に出会い「人を癒す」ことに目覚める。
    フリーランスに転向して以降は、ボディートリートメントとフェイシャルエステの知識を活かし、美容・健康系の記事執筆を中心に担当。今は手ではなく、文章で読者にくつろぎとすこやかさを届けることを目指している。