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お腹の張りを和らげる薬の選び方。食事改善やツボ押しも併せ、生理前や便秘でつらいガス溜まりを解消しよう

整腸剤HOUSEHOLD GOODS
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2025/11/28

お腹の張りを和らげる薬は、症状や原因に合った成分、または継続のしやすさで選びましょう。迷ったときは、薬剤師や登録販売者へ相談するのも手です。食事・ツボといった日常生活でセルフケアをする方法もありますが、強い吐き気や腹痛を伴うときや、長引く場合には医療機関を受診しましょう。ガス溜まりを予防・解消するには、腸内環境を乱しがちな欧米型の食事や食品添加物を避けるといった意識も大切です。

 

お腹の張りが起こる4つの原因

お腹の張りは、腸内のガスや便ばかりでなく、ホルモンバランスの変化・食事の内容や食べ方にも影響を受けます。ストレスによる腸機能の低下や呑気症(どんきしょう)といった病気が原因であるケースも少なくありません。

原因1.腸内に溜まったガスや便秘

食生活やストレスといった、生活習慣による腸内環境の悪化で悪玉菌が増加すると、腸内の食べ物のカスが腐敗し、ガスが発生しやすくなります。また、便秘になると発生したガスがスムーズに排出されません。腸の働きが正常でない場合、ガスをおならとして体外へ十分に排出できず、お腹に溜まってしまうのです。お腹の張りは、腸内環境の乱れからくるサインかもしれません。

原因2.生理前・生理中のホルモンバランスの変化

生理前や生理中にお腹が張りやすいのは、女性ホルモンが関係しているためです。とくに、女性ホルモン「プロゲステロン」には、妊娠に備えて体に水分や栄養を溜め込もうとする働きがあります。また、大腸のぜん動運動(便を押し出す動き)を抑制する作用もあるため、腸の動きが鈍くなりがちに。便秘やガスだまりが起こりやすくなって、つらい張りの原因になるのです。

原因3.空気の飲み込みすぎ(呑気症)や食事の内容や食べ方

早食いをしたり、食事中に会話をしすぎたりすると、無意識に空気を飲み込んでしまい、お腹の張りの一因となります。「呑気症(どんきしょう)」とも呼ばれ、吐き気やゲップにつながる場合も。呑気症は、慢性的なストレスによる無意識の歯の食いしばりや、緊張で唾液を飲み込む回数が増えても起こりやすくなります。
また、芋類や豆類、炭酸飲料といったガスを発生させやすい食品の摂りすぎも原因の一つです。食品が腸内で分解される際にガスを多く発生させるため、食べすぎないように注意しましょう。

原因4.ストレスによる腸の機能低下

腸の働きは自律神経の副交感神経によってコントロールされています。ストレスで自律神経が乱れると交感神経が優位になり、腸のぜん動運動が弱まる可能性が出てくるのです。腸の動きが鈍くなると、便やガスが排出されにくくなり、お腹の張りを引き起こすケースがあります。

 

お腹の張りをチェックシートで確認

お腹の中にガスが溜まると、ゴロゴロと音が鳴ったり、張ったように感じたりします。チェックシートで多く当てはまる場合、腸内にガスが溜まっているのかもしれません。原因を早めに知り、適切に対処しないと、つらい症状を我慢し続ける状態にもなります。まずは自分の状態を確認しましょう。

<お腹の張りチェックシート>


  • ・ お腹がゴロゴロ鳴る
  • ・ おならがよく出る、または出ない
  • ・ 食後にとくに張りが強くなる
  • ・ 便秘している
  • ・ お腹が痛い
  • ・ 胃に重苦しさや不快感がある
 

お腹の張りに効く市販薬の選び方3つのポイント

市販薬は、症状に合う成分が入っているかどうか、継続しやすいかどうかで選びましょう。選択に迷ったときには専門家の力を借りるのも大切です。とくに持病のある方や服用中の薬がある方は、注意してください。

ポイント1. 自分の症状・原因に合った成分で選ぶ

市販薬の成分としては、整腸成分・健胃成分・制酸成分・消泡成分があげられます。自身の症状や原因に合ったアイテムを選びましょう。

腸内環境の乱れによるガスだまりには「整腸成分」

整腸成分は、善玉菌の増殖を助け、悪玉菌の増殖を抑える働きで整腸作用を示します。腸内環境が整うと、腸のぜん動運動も活発に。結果、腸の働きが正常に近づき、ガスが溜まりにくい状態を目指せます。

<整腸成分(例)>


  • ・ ビフィズス菌
  • ・ 納豆菌
  • ・ 乳酸菌


胃の不快感も伴うお腹の張りには「健胃成分・制酸成分」

健胃成分は、弱った胃の働きを高めるサポートをします。一方、制酸成分は出すぎた胃酸を中和し、胃酸に弱い善玉菌を守る役割を果たすのが特徴です。胃の働きを助け、胃酸のバランスを整えるアプローチで、胃の不快感を和らげます。

<健胃成分・制酸成分(例)>

ポコポコと溜まったガスには「消泡成分」

消泡成分は、腸内で発生した小さなガスの気泡に働きかけます。代表的な成分はジメチルポリシロキサンです。ガスの表面張力を低下させ、気泡を潰しやすくします。気泡がまとまるため体外へ排出しやすくなり、腹部膨満感の改善が期待できるでしょう。

ポイント2. 継続しやすい用法・用量の製品を選ぶ

整腸薬の場合、服用によって善玉菌を補い、乱れた腸内環境を時間をかけて改善していきます。ある程度の期間を継続して服用するのが大切なため、自身のライフスタイルに合った製品を選びましょう。1日の服用回数や、飲みやすい錠剤・散剤といった剤形の好みも選択の基準になります。

ポイント3. 購入時は薬剤師や登録販売者に相談する

市販薬を選ぶ際は、専門家への相談も大切です。とくに、持病がある方や他に薬を服用中の方は、購入前に薬剤師や登録販売者に相談し、自分の体質や症状に合った薬か確認しましょう。

【選択肢の一つとして】大腸と小腸、ダブルで整えるザ・ガードコーワ整腸錠α3+

市販薬にはさまざまな選択肢があります。たとえば「ザ・ガードコーワ整腸錠α3+」は、承認された効果・効能に「腹部膨満感」が含まれる医薬品です。特徴は納豆菌・乳酸菌・ビフィズス菌の3種の生菌を配合している点。善玉菌を増やし悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整え、腹部膨満感を和らげます。

 

お腹の張りをセルフケアする4つの方法

日常生活の中で、お腹をケアする方法もあります。食事はゆっくりよく噛んで、発酵食品や食物繊維もバランスよく摂りましょう。ツボ・ストレッチ・冷え対策など自分に合った方法で、適切にケアするのも大切です。

方法1.食事

空気を飲み込みにくくするために、食事はゆっくり、よく噛んで食べましょう。悪玉菌増加の原因になる肉類の食べすぎにも注意し、発酵食品や食物繊維をバランスよく摂るのも大切です。ただし、食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなって発酵する際、ガスを発生させるため、食物繊維の摂りすぎはかえってお腹が張る場合もあります。成人の目標摂取量(男性21g・女性17~18g/日)を目安にしましょう。

参照:食物繊維の食事摂取基準(g/日)/日本人の食事摂取基準(2020 年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書

方法2.ツボ

東洋医学では、特定のツボを刺激して血行を促すと、自律神経のバランスが整うと考えられています。腸のぜん動運動を促す代表的なツボは、大腸兪・関元・湧泉の3つです。
ツボは押し方にもコツがあります。大腸兪は、親指を背中に当てて腰に手を置き、少し胸をそらしながら刺激しましょう。おへその下にある関元は内臓を傷めないようゆっくりと、足裏の湧泉は親指で痛気持ちいい程度に押すのがポイントです。

<お腹の張りのツボ>


  • ・ 大腸兪(だいちょうゆ):ウエストから指4本分くらい下。骨盤の上で、背骨から左右に指2本分の辺り
  • ・ 関元(かんげん):おへそから指4本分くらい下
  • ・ 湧泉(ゆうせん):足の裏、足の指をぎゅっと曲げると一番凹むところ

方法3.ストレッチ

ヨガの「ガス抜きのポーズ」は、腸の動きを促し、ガスを排出しやすくなるストレッチです。床に仰向けになり、両腕で両ひざを抱えましょう。息を吐きながらひざを胸に引き寄せ、太ももで下腹部を圧迫します。ゆっくり5回呼吸して元の姿勢へ。リラックス効果も期待できるので、就寝前に行うのもおすすめです。

方法4.冷え対策

お腹周りが冷えると血流が滞り、腸の働きの低下につながる場合があります。腸の動きをよくしてガスの排出を促すには、体を温める工夫を取り入れましょう。入浴したり、蒸しタオルを使ったりしてお腹を直接温める、温かい飲み物を飲むなど、手軽にできる対策から試すのがおすすめです。

 

医療機関へ行くべき症状の目安

セルフケアを試したり、市販薬を一定期間服用したりしても症状が改善しないときは、医療機関を受診しましょう。とくに、排便がない状態が続いている・強い吐き気や腹痛がある・便に血が混じるといった症状が見られるときは、早めに医師の診察を受けてください。

<医療機関へ行く目安>


  • ・ 排便がまったくない状態が続いている
  • ・ 強い吐き気や腹痛を伴っている
  • ・ 市販薬を一定期間服用しても症状が改善しない
  • ・ 便に血が混じる
  • ・ 発熱や体重減少など全身性の症状がある
 
お腹の張りを繰り返さないために、食品の見直しをしよう

お腹の張りを予防するには、腸内環境を乱しやすい食品を避ける意識も大切です。揚げ物やファーストフードといった欧米型の高タンパク質・高脂肪の食事は、悪玉菌の増殖を促す可能性があります。また、カップ麺といった一部の食品添加物は、腸内細菌の多様性を低下させる場合があるため、食べすぎは禁物です。とくに抗生物質を投与されて育った家畜の食肉は、腸内の善玉菌まで減らしてしまい、腸内細菌のバランスを乱す可能性も指摘されています。
つらいときは市販薬やセルフケアで対処しつつ、食生活のポイントを意識すると健やかなお腹を保てるでしょう。

  • 藤野紗衣

    医療ライター・薬剤師藤野紗衣

    ドラッグストアや精神病院、一般病院に薬剤師として勤務。2022年よりフリーライターとして活動。専門知識を一般の方に分かりやすく伝える、薬剤師をはじめ働く人を支えることを念頭に、医療関連のコラムや解説記事、取材記事の制作に携わっている。
    介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター1級。マクロビオティック料理とウォーキングを欠かさない生活を心がけている。