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手洗いうがいをする意味は?効果的なやり方やタイミングを知って常にベストな体調管理を

消毒・殺菌
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2023/07/26

「帰ったらまず手洗い、うがい!」と幼い頃から言われてきた方は多いでしょう。しかし、なぜ手洗いやうがいが大切なのかを知っていますか?
手洗い、うがいにはそれぞれ意味があります。本記事では、手洗いうがいで得られる効果や正しいやり方、タイミングを徹底的に解説します。
手洗いうがいは風邪対策の基本です。知識を深めて、ベストな体調管理を目指しましょう。

 

手洗いうがいの意味|感染対策に効果があるのは本当?

感染対策の一環として見直されている手洗いうがい。大切だと知っている方は多いと思いますが、具体的にどのような意味があるのか知っていますか?
手洗いとうがいに分けて、それぞれ詳しく説明します。

【手洗い】手指を介して口・鼻・目に病原体が侵入するのを防ぐ

手指に付着した病原体を介して、感染を防ぐためにおこなうのが「手洗い」です。風邪や多くの感染症は、手に付着した病原体、つまり細菌やウイルスが目・鼻・口から体内へ進入して感染します。たとえば「目をこする・鼻をこする・口をさわる」などの行為です。
病原体はドアノブ・電車のつり革・手すり・タオルなどあらゆるところに付着しており、触れた人の手から手へと広がります。
しかし、手に付着した菌やウイルスは手洗いで洗い流せます。つまり、正しく手洗いをおこなえば、効果的な感染対策ができるというわけです。

【うがい】喉に付着した菌やウイルスを洗い流すのに有効

菌やウイルスが喉から体内へ侵入する前に、外へ洗い流すためにおこなうのが「うがい」です。「口から菌が入ったら、もううがいをしても遅いのでは?」と考える方もいるでしょう。
しかし、喉の奥には異物をつかまえる粘膜と、異物を排出しようとする「線毛細胞」があり、菌やウイルスはすぐには体内へ侵入できません。うがいは捕らえた菌やウイルスを外へと洗い流す効果があるため、風邪や感染対策に効果的です。

 

手洗いの基本

まずは手洗いの基本をおさえましょう。さまざまなものに触れている手は、想像以上に汚れています。やり方やタイミングを覚えて、効果的な手洗いをおこないましょう。

正しい手洗いのやり方

手洗いの前に、爪を短く切り、アクセサリーを外しましょう。

1.流水で手をよく流し、石けんをつけます。手のひら全体で泡立てるようによくこすりましょう。

2.手の甲をもう片方の手でこすります。


3.指先、爪の間を洗います。
指先と爪の間は、もう片方の手のひらの上で指先をこするように洗いましょう。


4.両手を組むようにして指の間を洗います。


5.親指と手のひらをねじるようにして洗います。


6.手首も忘れず、もう片方の手でねじるようにして洗いましょう。


7.泡をよく洗い流し、清潔なタオルで水気を拭き取りましょう。

参考:感染対策へのご協力をお願いします/厚生労働省

手洗いを正しくおこなうと「30秒はかかる」といわれています。正しい手洗いに慣れるために、30秒をカウントしながらおこなってみましょう。また、親指・指先・指の間・手首は洗浄が不十分になりやすい箇所です。こすり洗いを意識して、すみずみまで丁寧に洗いましょう。

手洗いをするタイミング

手洗いはなるべくこまめにおこなうのがポイントです。以下のタイミングは、欠かさずおこなうようにしましょう。

● 学校や仕事から帰宅したとき
● 人の多い場所にいったあと
● 買い物をしたあと
● トイレにいったあと
● 食事の前後
● 調理の前後
● 掃除のあと
● ゴミ捨てのあと
● 動物に触ったあと
● 赤ちゃんのおむつを変えたあと
● 使い捨て手袋をはずしたあと

手に汚れがついたら手洗いするのが基本ですが、時間のないときは手指消毒液を活用してくださいね。

手洗いに関するQ&A

知っているようで知らない手洗いのこと。手洗いに関する疑問を解消して、より知識を深めましょう。

水で流すだけでも効果はある?

手洗いは水で流すだけでも効果があります。流水で15秒手洗いをおこなうと、ウイルスの残存率は約1%、ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぐと約0.01%まで減らせるとされています。



出典:厚生労働省|新型コロナウイルス感染症の予防


ハンドソープや石けんがある場合は使用した方がよいですが、出先で石けんがない場合は15秒以上のすすぎを意識して手洗いしましょう。

手洗いとアルコール手指消毒はどちらがいいの?

アルコール手指消毒は、流水と石けんによる手洗いよりも消毒効果が高いといわれています。手洗いは丁寧におこなうとすると時間がかかってしまいますが、アルコール手指消毒の利用により、短時間で手軽に消毒ができる点でも優れています。
ただし、すりこみがあまいと、すみずみまで消毒できなかったり、アルコールが効かない菌があったりするので要注意。手に見える汚れがついているときはしっかり手洗い、外出中や時間がないときはアルコール手指消毒を使用するなど、使用するタイミングで使い分けてみてください。

 

うがいの基本

続いて、うがいの基本をお伝えします。うがいは菌やウイルスの排出だけでなく、喉のムズムズやイガイガなどの不快感の軽減や、口臭対策にも効果があります。
正しいうがいのやり方で、清潔な口内を保ちましょう。

正しいうがいのやり方

うがい薬を使ってうがいをすると、喉の菌に直接アプローチしてくれます。ただ、うがい薬の独特のニオイや味が苦手な方は、水道水でも十分です。うがい薬を使用する場合としない場合、両方のやり方を紹介するので、好みの方法でおこなってみてください。

1.コップに適量の水を用意します。水の場合はやりやすい分量、うがい薬を使用する場合は説明書に記載されている分量でうがい薬を作りましょう。

2.水、またはうがい薬の半量を口に含み、1回目のすすぎうがいをおこないます。いわゆるブクブクうがいです。口の中の食べかすを取り除くイメージで強めにゆすぎ、吐き出しましょう。

3.2回目のうがいをおこないます。上を向き「あー、うー」と声を出しながら、喉の奥まで水やうがい液が届くように15秒程度うがいをしましょう。2~3回繰り返すとより効果的です。

うがいは細菌やウイルスが体内に入る前におこなう必要があります。菌が喉の粘膜に付着してから体内に侵入するまでは数分から数十分といわれているため、感染対策を目的にしている方はこまめなうがいが大切です。1日4回以上のうがいを目安におこなってみましょう。

参考:日本医師会|目標は1日4回以上 日本医師会-感染症予防のためのうがい-

うがいをするタイミング

うがいをするタイミングは感染対策・喉の違和感緩和・口臭対策のどれを目的にするかで変わります。一例を紹介するので、参考にしてみてください。

● 学校や仕事から帰宅したとき
● 人の多い場所にいったあと
● のどが乾燥しているとき
● のどの痛みや不快感があるとき
● 口のニオイが気になるとき
● 起床後・就寝前
● 食事の前後

なお、口臭の除去を目的にうがいをおこないたい方は、うがい薬を使用するのがおすすめです。目的に合わせたタイミングで適切なうがいをおこないましょう。

うがいに関するQ&A

うがいに関する興味深い疑問をピックアップしました。うがいをおこなう際の参考にしてみてください。

うがい薬を使用すると逆効果って本当?

うがい薬によっては、殺菌力が高い成分を含有しているものもあります。殺菌力が高い成分は、細菌やウイルス対策に有効です。しかし、殺菌力が高すぎるゆえに、多用すると喉の常在菌を減らしてしまう可能性があります。

常在菌が減ってしまうと粘膜の抵抗力のバランスが崩れ、逆に菌やウイルスが侵入しやすくなるとの報告もあります。うがい薬を使用するときは、使い方がポイントです。決められた用法用量を守って使用しましょう。

インフルエンザ対策にうがいは効果がない?

うがいは一般的な風邪対策の方法です。しかし、インフルエンザ予防の効果については科学的に証明されていません。そのため、インフルエンザ予防については「効果がある」とは言い切れないのです。
しかし、喉や口内をうるおす役割があったり、喉に付着している菌やウイルスを洗い流したりする効果のあるためうがいが無意味なわけではありません。健康な状態を維持したいなら、手洗いと一緒にうがいもおこなう方がよいでしょう。

 
手洗いうがいを習慣にして元気な身体を維持しよう

手洗いうがいは風邪対策の基本です。基本だからこそ、手洗いうがいが必要な理由や、正しい使い方など基本的な知識は押さえておくべきでしょう。
手洗いもうがいも、1日だけおこなうのでは効果が十分に得られません。大切なのは継続、すなわち習慣化です。毎日の手洗いうがいで病原体から身体を守り、良好な健康状態を維持しましょう。

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