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薬用化粧品や医薬部外品の違いってなに?ヒアルロン酸など保湿成分の知識もつけてスキンケアをご機嫌に

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2023/07/07

スキンケアによる充足感を底上げするためには、薬用化粧品や医薬部外品など、分類の理解が欠かせません。何となく選んでいるけれど、薬用の意味やメリットがよく分かっていない方も多いのではないでしょうか。
化粧品の分類について、また健やかな肌に欠かせない保湿成分についても詳しく知っておけば、スキンケア商品を選ぶ際に大きく役立ちます。化粧品の知識を蓄えて、満ち足りたスキンケアタイムを過ごしましょう。

 

「薬用化粧品」とは?

薬用化粧品とは、特定の効果効能を持つ成分(通称、有効成分)を含む商品です。肌荒れや日焼けによるシミ・そばかす、ニキビ予防に役立つ化粧品とイメージすると、わかりやすいかもしれません。いわゆる「美白化粧品」も薬用化粧品の一つで、日焼けによるシミ予防にはたらく有効成分を配合しているのが一般的です。
薬用といっても、肌荒れやニキビを「治す」効果があるわけではありません。薬用化粧品は、化粧品と医薬品の間に位置する「医薬部外品」に分類されています。医薬品ほど劇的な効果はありません。しかし、予防など、比較的緩やかな作用を見込めるのが薬用化粧品です。

薬用化粧品には、効果効能を期待できる有効成分に加え、一般的な化粧品に含まれる成分も含まれています。化粧品の代表的な成分といえば、肌をうるおす保湿成分です。肌にうるおいを与えるだけでなく、プラスアルファの効果を得られるのが薬用化粧品といえます。うるおいに満ちた肌を保つと同時に「日焼けによるシミを防いで、若々しい肌をキープしたい」「ニキビを予防して、なめらかな肌を維持したい」と願う方は、薬用化粧品を手に取ってみる価値があるでしょう。

 

化粧品と薬用化粧品と医薬部外品の違いについて

まず、薬用化粧品と医薬部外品との違いはありません。医薬部外品は、有効成分によって効果効能が期待されます。薬用化粧品も例に漏れず、荒れ性やニキビ予防に効果的といわれる医薬部外品の一部と覚えておきましょう。
薬用化粧品以外に、一部の入浴剤やマウスウォッシュも医薬部外品に分類されます。肩こりや冷え性、口臭の予防に役立つなど、美化目的の化粧品にはできない効果を発揮するのが医薬部外品です。

化粧品と薬用化粧品の違いは「有効成分」

肌悩みの予防に役立つ有効成分を含むのは、薬用化粧品のみです。つまり、日焼けによるシミやニキビ予防を期待できるのは、薬用化粧品だけと覚えておきましょう。
ただし、一般的な化粧品であっても、肌にうるおいを与えるなど、美しく清潔な肌に整える成分を含む場合があります。予防したい肌悩みのある方は薬用化粧品を、基本的なお手入れをしたい方は一般的な化粧品を選ぶと良いでしょう。

ちなみに、薬用化粧品かどうかは、パッケージで確認できます。「薬用」もしくは「医薬部外品」の文字があるかチェックしてみましょう。どんな効果を持つかセットで書かれている場合が多いため、ぜひパッケージに注目してみてください。

 

「保湿成分」とは?

スキンケアを選ぶうえで、分類と並んで注目したいのが保湿成分の種類です。保湿成分といっても、細かくみると複数あります。化粧水に「保湿タイプ」「高保湿」と書かれていても、保湿成分によっては自分の肌にベターとは限りません。
また、保湿を怠ると、乾燥小じわのほか、肌荒れやニキビなどの肌トラブルにつながりかねません。肌からうるおいが失われると、肌はバランスを崩しやすくなります。健やかな肌はうるおいあってこそといえるため、保湿成分の種類やはたらきをチェックしてみてください。

保湿成分(1)ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、保湿成分の代表と呼ぶにふさわしい保湿成分です。水溶性のムコ多糖で水によく溶けるとともに、高い水分保持能力を持っています。人間の身体でいうと、主に眼球の硝子体や皮膚、関節液に存在している成分です。高粘性で、体内の水分が体外に多く出ていってしまうのを防ぐ役割を果たしています。皮膚においてはコラーゲンやエラスチンとの結合により、しなやかでうるおいのある肌に保つのを助けてくれるでしょう。
また、肌に元々存在するヒアルロン酸は、加齢とともに減少していきます。誤解されやすいですが、ヒアルロン酸入りの化粧品を使っても、肌のヒアルロン酸は十分に補給できません。化粧品の成分が届くのは、真皮より上層の角質層までとされています。肌のヒアルロン酸は、肌の表面より下層にあたる真皮に多く存在するため、化粧品で肌のヒアルロン酸を補うのはむずかしいのです。

ただし、みずみずしい肌を目指したいなら、ヒアルロン酸入りの化粧品を選んで損はないでしょう。ヒアルロン酸とひと口にいっても種類は複数あるため、チェックしてみてください。


● アセチルヒアルロン酸…ヒアルロン酸よりさっぱりとした質感で、角質層を柔軟化する作用がある。
● 加水分解ヒアルロン酸…ヒアルロン酸より分子量が低く、低粘度で水に溶けやすく水分保持力に優れている。

保湿成分(2)コラーゲン

化粧品に使用されるコラーゲンには、「水溶性コラーゲン」と「加水分解コラーゲン」があります。水溶性コラーゲンはブタや魚介類などから得られる天然のタンパク質で、ヒアルロン酸と同じく高い保水性を持っています。肌なじみに優れ、化粧品に配合すれば感触をよくする効果が期待できるでしょう。
一方、加水分解コラーゲンは、その名の通り、コラーゲンを酸や酵素などで加水分解して得られます。分子が小さいほど水によく溶け、水溶性コラーゲンより肌なじみのよさを発揮するケースも珍しくありません。
うるおいを逃さず保湿したいなら水溶性コラーゲンを、肌なじみのよさを重視するなら加水分解コラーゲンを選んでみてください。

保湿成分(3)セラミド

セラミドとは、スフィンゴ脂質の一つです。人間の細胞脂質構成成分において約半数を占める保湿成分で、角質層の水分を保つ作用を持っています。化粧品に配合されると、水分保持力のみならず、皮膚のバリア機能の維持をサポートする役割もこなすといわれる成分です。
また、セラミドは、セラミドEOSやセラミドNSなど、構造の違いから12種類のセラミドタイプに分かれています。大きく分けると、4つに分類されるため、必要に応じて検討してみてください。

● ヒト型セラミド(EOP(セラミド1)、NGまたはNS(セラミド2)など)…皮膚への刺激がマイルドな傾向。価格は高め。
● 天然セラミド(セレブロシド、ウマスフィンゴ脂質(ビオセラミド)など)…哺乳類から抽出される保湿成分。
● 植物性セラミド(ユズ果実エキス、コメヌカスフィンゴ糖脂質など)…植物由来の保湿成分。比較的安価。
● 疑似セラミド(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドなど)…化学的に合成してつくられており、ほかのセラミドよりリーズナブル。

保湿成分(4)アルゲコロイド

アルゲコロイドは、海藻から抽出される保湿成分です。美しい肌に必要不可欠なビタミンやミネラル、アミノ酸を補給してくれます。
あまり聞きなじみのない方は多いかもしれませんが、化粧品では薬用化粧品(医薬部外品)にのみ配合できる有効成分です。肌あたりがよく、保湿効果も期待できます。乾燥によるかさつきにお悩みの方の肌も、しっとりなめらかに整えてくれるでしょう。

 
薬用化粧品の定義や保湿成分の種類を知ってスキンケアを格上げ!

薬用化粧品は、特定の効果効能を持つ医薬部外品に分類されます。肌を美しく保つだけでなく、荒れ性や日焼けによるシミ・そばかす、ニキビ予防に効果的な有効成分を含むのが特徴です。肌トラブルを回避したいなら、薬用化粧品をスキンケアの候補に入れてみてください。
また、分類と一緒にチェックしたいのが保湿成分です。保湿成分はヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドのほか、アルゲコロイドなど、複数存在します。自分の肌悩みに合った保湿成分を選ぶと、前向きな気持ちでスキンケアできるでしょう。

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