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新生児期や乳児期に必要な栄養素とは!?ママの食事や離乳食で気をつけるべき点を解説

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2023/08/18

母乳育児の場合、ママの食事が赤ちゃんの栄養管理にダイレクトに影響します。だからこそ、自分の食事内容に不安を感じたり、赤ちゃんが栄養不足になっていないか心配になることもあるでしょう。栄養不足が続くと発達障害など悪影響を招く場合もあります。ママの食事や離乳食の栄養バランス・積極的に摂りたい栄養素や食品について理解を深めて、自信を持って子育てしていきましょう。

 

新生児期・乳児期のママの食事

母乳育児をしているママは、赤ちゃんの栄養のすべてを担っています。そのため、バランスのよい食事について理解し、注意点を確認しておきましょう。

新生児期・乳児期のママの栄養バランスとは

授乳期は、ママの健康だけでなく赤ちゃんの健全な成長にとって大切な時期です。ママは、赤ちゃんの分も栄養を補給する必要があります。必要な栄養素量を確認しておきましょう。

【授乳期ママにとって大切な栄養素の非妊娠時に対する付加量】


参照:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」/厚生労働省

授乳期のママは、妊娠前に比べて多くの栄養素を必要としています。「一汁三菜」を基本に、エネルギー源となる「主食」(ごはん・パン・麺など)をしっかりと摂りましょう。加えて、片手手のひらにのるくらいの「主菜」(肉・魚・卵・大豆)と「汁物・副菜2品」(野菜・いも類・海藻など)を食べることで、栄養バランスが整います。
さらに、カルシウムや葉酸・ビタミン補給のために、牛乳や果物をプラスしましょう。

「除去食」は、赤ちゃんの食物アレルギー予防になる!?

「ママが特定の食材を除去すると、赤ちゃんの食物アレルギー予防ができる」という医学的な根拠はありません。
また、栄養豊富な食材であってもそれだけを食べすぎるのは、栄養バランスを崩す原因になります。赤ちゃんの食物アレルギーを心配するあまり、偏った食事にならないように注意しましょう。

カフェインは控えめに

食品に含まれるカフェインは、母乳を通して赤ちゃんにも移行します。コーヒーであれば一日1~2杯程度であれば、問題ない量だとされています。
ただし、カフェインは鉄分の吸収を妨げる働きがあるので、食事時間付近は避けたほうがよいでしょう。ノンカフェインのデカフェやタンポポコーヒー・ルイボスティー・ハーブティーを選ぶなど、気兼ねなく飲める工夫をしましょう。

 

乳児の食事と栄養バランスについて

乳児にとって離乳食は、どのような役割を持ち、どのような栄養素を必要としているのでしょうか?さっそくみていきましょう。

離乳食の役割

「離乳食は、卒乳のためにあげるもの」と思っていませんか?じつは、離乳食の目的はそれだけではありません。母乳やミルクだけでは赤ちゃんの成長のために必要な栄養が補いきれなくなるため、食べ物から栄養を補給する必要性が出てくるのです。
離乳食には、つぎの4つの役割があります。

● 栄養補給
● 消化器官を発達させる
● かむ練習をする
● 「食」に対する好奇心を育み、自力で食べる力をつける

離乳食の栄養バランス

赤ちゃんの健やかな成長のために、離乳食ではつぎの3種類の栄養素を意識しましょう。

炭水化物(主食)

体を動かし、脳のエネルギーになる栄養素です。
食材:ごはん・うどん・コーンフレーク・パン・オートミール・いも・さつまいも など

タンパク質(主菜)

皮膚や血・筋肉などを構成している栄養素です。
食材:卵・チーズ・牛乳・ヨーグルト・納豆・肉・魚・豆腐 など

ビタミン・ミネラル(副菜)

体の調子を整えて健康を維持するために必要な栄養素です。
食材:キャベツ・玉ねぎ・大根・にんじん・ブロッコリー・小松菜・のり・みかん など
離乳食初期(5~6カ月頃)では、まず食べ物を飲み込むことに慣れていく必要があります。10倍粥など「炭水化物」食品がメインとなります。
少しずつ量を増やしながら、「ビタミン・ミネラル」食材や「タンパク質」食材も取り入れていきましょう。離乳食開始後1カ月ほど経ったら、毎食3種類の栄養素を揃えて2回食へと進んでいきます。

 

離乳食を栄養バランスよく作るには

大人の場合は、「一汁三菜」が献立の基本となります。しかし、赤ちゃんは食べる量が少ないため、主菜のなかにタンパク質食材や野菜を混ぜてしまうとよいでしょう。
例えば、しらすや青のりを混ぜたお粥や、パン粥にきなこや野菜ペーストを混ぜるなどがおすすめです。3種類の食材を使うよう意識して献立を考えましょう。
使い慣れた食材ばかりを使っていると、メニューがマンネリ化して赤ちゃんが飽きてしまいます。赤ちゃんが大きくなるにつれて、食べられる食材が増えていくので、いろんな食材を使って、献立のレパートリーを増やしていきましょう。

 

離乳食で積極的に取り入れたい栄養素と食品

赤ちゃんが健やかに育つために、意識して取り入れたい栄養素や食品について押さえておきましょう。

「鉄分」「カルシウム」「亜鉛」の不足に注意!

赤ちゃんは、ママからたくさんの栄養や免疫物質を引き継ぎ、蓄えた状態で生まれてきます。しかし、5~6カ月頃になると、ストックだけでは足りなくなってしまうのです。とくに、つぎの栄養素は不足しないように注意しましょう。

鉄分

生後6カ月を過ぎると、蓄えていた鉄分のストックがなくなってしまいます。鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血になるリスクがあり、注意が必要です。とくに、母乳は育児用ミルクに比べて鉄分が少ない傾向です。離乳食では積極的に鉄分の多い食材を使っていきましょう。

【母乳と育児用ミルク(100kcalあたり)の鉄分量の比較】
● 母乳     0.06mg
● 育児用ミルク 1.17~1.48mg

参照:「別表1 母乳及び乳児用調整粉乳の成分組成と表示の許可基準」/厚生労働省

【鉄分補給におすすめの食材】
● 赤身の肉や魚
● レバー
● 豆類
● 卵
● 青菜

植物性の食品は、動物性の食品に比べて吸収されにくいですが、ビタミンCを含む食材と組み合わせると相性がよくなります。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分です。一般的に、体重3kgの新生児では、およそ30gのカルシウムを体内に蓄えています。1歳になるまでの1年間で赤ちゃんの体は急激に大きくなるため、健全な成長のために多くのカルシウムが必要になるのです。

【カルシウム補給におすすめの食材】
● しらす干し
● 青のり
● パルメザンチーズ
● ヨーグルト
● きなこ

亜鉛

亜鉛は、体内で起こる300種類以上の化学反応に関与しており、不足すると貧血・皮膚炎・成長障害などを招きます。出産後1週間くらいの初乳には、亜鉛が多く含まれていますが、生後1週間から3カ月頃の母乳に含まれる亜鉛量は、1/5まで減ってしまうのです。そのため、離乳食では亜鉛を摂食的に補給する必要があります。

【亜鉛補給におすすめの食材】
● 焼きのり
● 青のり
● きなこ
● 納豆
● 枝豆

 
栄養バランスの整った食事でママも赤ちゃんも健やかな明日へ

新生児期・乳児期の赤ちゃんと暮らす生活は、何かと忙しく、自分のことは後回しになりがちです。しかし、母乳育児をするママは、赤ちゃんの栄養管理を全面的に担っています。
ママが栄養バランスの整った食事を摂る意識を続ければ、ママ自身の健康と赤ちゃんの健全な成長につながるのです。また、離乳食が始まったら、不足しがちな栄養を食事でしっかりと補ってあげる必要もあります。ぜひ、便利なベビーフードなども活用しながら、上手に健康管理をしてあげましょう。

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