美容×健康ライター中村里歩
元美容師で「超」がつく美容・健康マニア。試した美容法・健康法は数知れず…。経験を活かし、美意識の高い女性や、健康に悩む男性に寄り添う記事を執筆するべく活動中。
モットーは「明るく前向きに」「日進月歩」。AIに負けない、読者への愛がたくさん詰まった記事を執筆するため日々勉強中。
通常、メイクは日焼け止め→下地の順番でベースを作ります。肌を守り、キレイに見せるために欠かせない工程です。しかし、厚塗り感が出たり、ファンデーションがヨレやすくなったりするのが難点。そんなとき、便利なアイテムが日焼け止め下地です。メイクの手間を省けるだけでなく、肌への負担を減らしながら素肌のような仕上がりに。さまざまなタイプがあるので、肌悩みやシーンに合わせて選んでみてください。
日焼け止め下地は、日焼け止めと化粧下地が一つになったアイテムです。通常の日焼け止めは、紫外線防止を主な目的としています。
一方、日焼け止め下地は、紫外線対策だけでなく、トーンアップや毛穴カバー(メーキャップ効果による)といった化粧下地の役割も兼ね備えており、メイクの仕上がりを引き立てる要素があります。さらに、デリケートな顔肌に配慮し、スキンケア成分が含まれている商品が多いのも特徴です。
日焼け止めと化粧下地、2つの役割を1本で果たしてくれる日焼け止め下地。メイクの手間を省きながら、紫外線対策や美肌づくりに役立つ便利なアイテムです。魅力とメリットに迫りましょう。
日焼け止め下地を使う最大のメリットは、メイクを時短できる点です。通常、ベースメイクは「化粧下地→日焼け止め→ファンデーション」の3ステップで行います。しかし、日焼け止め下地を使用すれば「日焼け止め下地→ファンデーション」の2ステップでベースメイクが完成です。メイク時間を短縮できれば、忙しい朝にゆとりが生まれるでしょう。
日焼け止めと化粧下地は、どちらもベースメイクに欠かせないアイテムです。しかし、2種類を重ねて塗ると、どうしても厚塗りになってしまいます。厚塗りは肌負担が大きくなるだけでなく、メイク崩れの原因に。
でも、日焼け止め下地を使えば、1本でベースメイクが完了。重ね塗りをする必要がなくなり、厚塗りとメイク崩れのどちらも防止できます。
日焼け止めと化粧下地を別々に塗ると、肌への摩擦や負担が増えます。摩擦は、肌のバリア機能を低下させる原因の一つです。肌のバリア機能が低下すると、乾燥や肌荒れを引き起こしたり、紫外線によるダメージを受けやすくなったりします。
また、重ね塗りは肌の呼吸を妨げ、毛穴詰まりを引き起こす原因にもなりかねません。日焼け止め下地を使えば、摩擦や厚塗りを回避でき、肌への負担を抑えられます。
日焼け止め下地は毎日使うアイテムだからこそ、選び方が重要です。シーンや肌悩みに合った製品を選びましょう。
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を示す数値です。UVBは、肌表面に作用し、赤みや炎症を引き起こす原因になります。
PA(Protection Grade of UVA)は、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示す指標です。UVAは肌の奥深くまで浸透し、シワやたるみといった光老化を引き起こす原因になります。
SPFやPA値が高いほど紫外線防止効果は高まりますが、肌への負担も大きくなるため、活動シーンに合った適切な値を選びましょう。
たとえば、日常生活では「SPF10~20・PA+~++」程度で十分です。ウォーキングや軽い運動には「SPF20~30・PA++~+++」、海水浴や登山などのレジャーには「SPF30~50+・PA++++」が適しています。
日焼け止めに使われている紫外線防止成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。肌への負担を抑えたい方は、紫外線散乱剤を使用した日焼け止め下地を選びましょう。
日焼け止め下地には、乾燥を防ぐ保湿成分を配合したタイプがあります。乾燥肌の方や、季節や環境によって肌が乾燥しやすい方は、保湿成分がしっかり配合された日焼け止め下地を選びましょう。
日焼け止め下地には、肌の色ムラを補正したり、トーンアップ効果※が期待できる製品があります。また、パール剤入りの日焼け止め下地は、反射によって肌にツヤを与え、立体的に見せる効果※も。顔まわりを明るくしたいときや、華やかな印象に見せたいときにおすすめです。 ※メーキャップ効果による
「結局何を選べばよいのかわからない」「違いがわからない」。そんな悩みを解決するために、ハピネスダイレクトが厳選した日焼け止め下地をご紹介します。
日常もアウトドアもこれ1本でOK!肌にやさしく紫外線をガード
「コーラルプロ ノーマルタイプ 日やけ止めクリーム」は、SPF50+・PA++++の高い紫外線カット効果で、日中の紫外線からしっかり肌をガード。紫外線吸収剤不使用で、敏感肌の方にもおすすめです。
白浮きしにくいため、化粧下地にも使用可能。伸びのよいクリームが肌にすっとなじむから、メイク前にもおすすめです。保湿成分がしっかり配合されているので、カサつきがちな方もぜひ試してみてください。
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ほんのり輝く上品肌※へ!紫外線カットと美肌演出に役立つ、一石二鳥の日焼け止め
「コーラルプロ パールタイプ 日焼け止めクリーム」は、パール剤(マイカ)配合の日焼け止めクリームです。上品なツヤ感が、華やかな雰囲気を演出。気分を上げたいときに使いたいのアイテムです。
スーパーウォータープルーフなので、汗で落ちにくいのもうれしいポイント。紫外線吸収剤不使用・保湿成分配合で、肌への労わりも忘れません。
※メーキャップ効果による
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迷いを晴らすエイジングケアUV!やさしいヴェールで肌を包む
「ミューノアージュ スキンプロテクトUV」は、SPF43・PA++の高い紫外線カット効果と肌補正を両立した日焼け止め下地です。ナチュラルに顔色を調整し、自然なツヤ肌に仕上げてくれるのが特徴。ファンデーション代わりに使い、パウダーで仕上げてもOKです。
紫外線吸収剤不使用で、かつ保湿成分を配合している点も好印象。年齢とともに化粧品選びに迷いがちな方に、手に取ってもらいたいアイテムです。
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太陽の下で、思いっきり笑いたい。でも、自分の肌や、大切な自然へのやさしさも、決して妥協したくない。
肌と自然、どちらも大切にしたいあなたの想いに応える日やけ止めが、KOWAの「コーラルプロ」です。
紫外線防御効果は、国内の表示基準で最高値となる「SPF50+・PA++++」。真夏の日差しが厳しい日や、レジャーシーンの強い紫外線から、あなたの肌をしっかり守ります。処方は、肌への負担を考慮した紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)。
仕上がりは2種類から選べます。白浮きしにくい自然な「ノーマルタイプ」と、メイク下地にもなり、上品なツヤ肌を演出する「パールタイプ」。
汗・水に強いウォータープルーフ処方のため、アクティブな一日も頼もしいパートナーに。
もう、あきらめない。肌と自然に心地よい選択で、太陽をもっと好きになる毎日の始まりです。
「コーラルプロ」には、仕上がりの好みに合わせて選べる2つのタイプがあります。どちらも紫外線防御効果は国内の表示基準で最高値となる「SPF50+・PA++++」。肌と自然へのやさしさを考えた処方も共通です。
| 商品名 | コーラルプロ パールタイプ 日やけ止めクリーム 50g 顔・からだ用 | コーラルプロ ノーマルタイプ 日やけ止めクリーム 50g 顔・からだ用 |
|---|---|---|
| 商品 | ![]() |
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| 特徴 | ツヤ肌仕上げで、紫外線カット | 自然な仕上がりで、しっかりガード |
| 仕上がり | 微細なパール剤(マイカ)を配合。メイクアップ効果で、肌を自然にトーンアップし、上品なツヤ肌に仕上げます。 | 色は付かず、自然な仕上がりに。白浮きしにくい、しっかりとした塗り心地で、強力な紫外線から肌を守ります。 |
| こんな方に |
● 化粧下地としても使いたい方 ● 自然なツヤ感や、明るい肌印象が好みの方 |
● シーンを選ばずシンプルに使いたい方 ● 日焼け止め特有の白浮きが気になる方 |
| 紫外線防御効果 | SPF50+ / PA++++ | SPF50+ / PA++++ |
| 両タイプ共通の特徴 |
■肌と自然への配慮 紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル処方)に加え、以下の6つの成分を使用していません。 ・パラベン(防腐剤) ・鉱物油 ・合成着色料 ・香料 ・アルコール ・紫外線吸収剤 ■うるおいを守る保湿成分 肌の乾燥を防ぐため、4種の保湿成分を配合しています。 ・ヒアルロン酸Na ・ローズヒップオイル※1 ・褐藻エキス※2 ・アロエベラ葉エキス ※1 カニナバラ果実油 ※2 ヒバマタエキス |
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メイクアップ効果で、肌を自然にトーンアップし、上品なツヤ感を演出します。化粧下地としても使える手軽さで、SPF50+・PA++++という国内の表示基準で最高値となる紫外線防御効果を実現。
肌への負担を考慮した、紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)の処方。華やかな肌印象を求める方へ、自信をもっておすすめする、魅せるための日やけ止めです。
毎日の紫外線対策の、頼れるパートナーとなる一本です。色はつかず、白浮きしにくい自然な仕上がり。顔やからだ、シーンや性別を問わず、どなたでもお使いになれます。
SPF50+・PA++++の高い紫外線防御効果に加え、紫外線吸収剤を使わない処方も特徴。肌にするっとなじむ、マイルドな使い心地です。
日焼け止め下地を効果的に使うには、塗る量と塗り直しの頻度にも意識を向けてみてください。使用量が少ないと、十分な紫外線防止効果を得られません。製品に記載されている使用量を目安に、顔全体にムラなく伸ばしてください。
また、こまめな塗り直しも大切です。汗や皮脂・摩擦により、日焼け止め効果は徐々に薄れていきます。メイクの上から日焼け止めを塗れないときは、スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを活用しましょう。
各ブランドの商品一覧をご確認いただけます。