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内臓脂肪を減らすのに効果的なサプリメント。肥満の原因やリスクから自分にあったサプリを選ぶには?

2022/7/8

内臓脂肪とはおなかの臓器のまわりに蓄積した脂肪で肥満の原因のひとつですが、増加すると生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要です。効果的に減らすには「運動」「食事制限」といった毎日の習慣を見直す必要がありますが、相乗効果を高めるためにサプリメントを取り入れたい方もいるでしょう。効果的なサプリメントを選ぶには、男性と女性の脂肪のつき方の違いや、日々の食生活や運動習慣に合わせた選び方が大切になります。

 

内臓脂肪とは?増える原因&どんなリスクがある?

内臓脂肪は、おなかの臓器のまわりに蓄積した脂肪のこと。 食事などから摂取した栄養(糖や脂質)が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されますが、おなかを中心とした内臓のまわりについた脂肪を「内臓脂肪」といいます。内臓脂肪は、「胸囲のサイズ」や「CTスキャンによる面積」によって測定できます。

内臓脂肪とは。増加により生じるリスク

内臓脂肪とは、内臓の周りや腸間膜につく脂肪です。 内臓脂肪は、増えてしまうと血圧、血糖値、中性脂肪やコレステロールをはじめとする血中脂質値が高くなり、血圧を一定に保てなくなるため、血圧が上昇しやすくなり、高血圧を引き起こします。 また、インスリンの働きが低下して血液中の糖質が増えるため、糖尿病を発症するリスクも高まるでしょう。 また、一見太って見えなくても、実は内臓脂肪の数値が高い「隠れ肥満」に要注意です。 一般的に女性は皮下脂肪が多く、男性は内臓脂肪がつきやすいと言われています。内臓脂肪は、体につきやすい脂肪ですが、食事療法や適度な運動を行う事で落としやすい脂肪でもあります。バランスの良い食事や適度な運動を心がけましょう。

内臓脂肪と中性脂肪・皮下脂肪との違いは?

中性脂肪とは、エネルギー源となるブドウ糖が体内に不足した場合に、補うための予備燃料です。生命活動に必要で体に無くてはならないものですが、多すぎると、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられていきます。 皮下脂肪とは、皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪です。お腹周りだけでなく、お尻や太ももなど、下半身に集中して脂肪が付く傾向があります。一度付いてしまうと落としにくく、見た目にも脂肪が付いていることが分かりやすいのが、内臓脂肪との大きな違いです。内臓脂肪と皮下脂肪を合わせた総称が「体脂肪」になります。

内臓脂肪と皮下脂肪による肥満の違い

肥満には、内臓脂肪が蓄積した体型(リンゴ型肥満)と皮下脂肪が蓄積した体型(洋ナシ型肥満)の2タイプがあり、どちらも中年世代以上に多くみられる肥満体型です。
なかでも男性は内臓脂肪が蓄積したリンゴ型、女性は皮下脂肪が蓄積した洋ナシ型の肥満になりやすいといわれています。
内臓脂肪と皮下脂肪による肥満の違いは、原因や性質も異なっているのが特徴です。まずは、自分の体型にどのような特徴があるかを確認しましょう。

  • 内臓脂肪が蓄積した体型(リンゴ型)
  • ・男性に多い肥満タイプ。
  • ・おなかの内臓周辺に脂肪が蓄積する。
  • ・上半身に多く脂肪がつく。
  • ・脂肪がつきやすく、減らしやすい。
  • ・血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。

  • 皮下脂肪が蓄積した体型(洋ナシ型)
  • ・女性に多い肥満タイプ。
  • ・皮膚と筋肉の間に脂肪が蓄積する。
  • ・下半身に多く脂肪がつく。
  • ・脂肪がジワジワとつき、減らしにくい。
  • ・二の腕やお尻、太ももなどに脂肪がつきやすい。

内臓脂肪が増える原因

内臓脂肪の増加は、食べ過ぎによる過剰なカロリーの摂取や運動不足によるカロリーの消費が減る事が主な原因です。
特に「太りやすくなった気がする」「食べる量は変わっていないのに」といった、中高年の方が感じやすい体型の変化には、年齢に伴う基礎代謝量の低下が関係しています。
基礎代謝とは、生きていくのに必要なエネルギー消費で「呼吸や心臓の拍動」「体温の維持」など、何もしていなくても絶えず使われているエネルギーですが、加齢による身体機能の低下とともに減少し、摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなる大きな原因になります。
さらに運動不足などで筋肉量が低下するとさらに減少してしまいます。

 

内臓脂肪を減らすために効果的なサプリメントの選び方は?

内臓脂肪を減らすためには、まずはバランスの良い食事をしながら、適度な運動を取り入れる生活習慣の見直しが第一です。
この生活習慣を見直したうえで、より効果を後押ししたい方は、生活習慣の改善を後押しするサプリメントを取り入れる方法もあります。

まずは生活習慣の見直しを

肥満の原因のおよそ9割が食事習慣にあるとされています。まずは、日々の生活習慣で「食生活」と「運動習慣」を見直してみましょう。
食生活ではカロリーの摂り過ぎが内臓脂肪のつく最大要因ですが、ただ食べる量を減らせばいい訳ではありません。脂肪が燃焼しやすい体質にするために、栄養バランスのとれた食事が大切です。特に脂肪の燃焼を助ける成分が多いのは、野菜類や大豆類、海藻類、キノコ類などに多く含まれる食物繊維や、お酢、トマト、豆腐、コーヒーといった食品が有効です。
運動習慣の見直しでは、内臓脂肪を減らすには、「運動」が最も効果的です。内臓脂肪は皮下脂肪よりも燃えやすく、短い時間のトレーニングでもある程度の効果があることがわかっています。筋肉への負荷が大きいトレーニングよりも、ゆったりした有酸素運動のほうが脂肪燃焼には効果的です。

サプリメントを効果的に取り入れるために

内臓脂肪が気になり、サプリメントを取り入れる際には、自分の食生活や運動習慣の傾向にあわせて、サプリメントの特徴を理解し、自分の生活習慣にあった効果が期待できるサプリメントを選びましょう。
内臓脂肪を減らすのに適したサプリメントとして、腸内環境を整えるタイプ、効率的な脂肪燃焼をサポートするタイプなどがあります。
食生活を重点的に見直したい場合は、腸内環境を整えつつ脂肪減少を目指すのに適した腸内環境を整えるサプリメントがおすすめです。
一方で、運動習慣がある方でより効率よく脂肪燃焼を目指す場合は脂肪燃焼をサポートするタイプを選ぶ方法がおすすめです。
また、サプリメントは継続することが大切なので、自分が飲みやすい形状か、少なくとも3ヶ月は継続できる価格であるか、また生活に取り入れやすい摂取頻度であるかを確認して選びましょう。
複数のサプリメントを飲む場合は、原材料を確認してサプリメントの配合成分を過剰摂取することにならないか確認するのも重要です。

 

内臓脂肪を減らすための食生活改善に効果的なサプリメント

まずは自分がどのような食生活をしているか、日々見直したうえで、自分の食生活のなかで改善を後押しするサプリメントを選びましょう。
炭水化物や甘いものをよく食べる方は「糖の吸収を抑えるタイプ」、お腹の張りが気になる方には「腸内環境を整えるタイプ」、揚げ物が大好物な人は「血中コレステロールの消費を促進し、コレステロール量を下げるタイプ」などがおすすめです。
ただし、内臓脂肪を落とすには、食事の摂生が非常に重要。サプリメントはあくまでも健康的な食生活の補助的な役割なので、上手に活用しましょう。

「糖の吸収を抑えるタイプ」は、主食や甘いものをよく食べる人向け

「難消化性デキストリン」「サラシノール(サラシア)」「グアバポリフェノール」など。
炭水化物や甘いものをよく食べる方や、パン・麺類・米など主食を多く食べてしまう人は、「糖の吸収を抑えるタイプ」のサプリメントがおすすめです。
糖質をすべてカットするわけではありませんが、糖質の分解を抑えることで体内へ吸収されにくくする働きがあります。
過剰な糖質や脂質の摂り過ぎによる、食後の血糖値の上昇を抑え、お腹の脂肪を減らすのを助けてくれます。また、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える機能もあるため、痩せやすい体作りにもおすすめです。

「腸内環境を整えるタイプ」は、ぽっこりお腹が気になる人向け

「乳酸菌」「エラグ菌」など。
お腹の張りが気になる、ぽっこりが気になる方には、「腸内環境を整えるタイプ」のサプリメントがおすすめです。
腸内環境を整えると腸の働きがよくなり、脂肪燃焼を促したり、食欲を落ち着かせたりする作用が期待できます。また、便秘によってぽっこりしたお腹になっている場合は、改善によってスッキリ感もサポートしてくれるでしょう。
乳酸菌は便秘による内臓脂肪の蓄積を抑えるだけでなく、食欲を抑制する“短鎖脂肪酸”を増やしてくれる作用も報告されています。
またエラグ菌には、血糖コントロールを正常にし、食事の吸収や食欲を抑えてくれる効果が期待できます。

「コレステロール量を下げる」タイプはこってりしたものや揚げ物が好きな人向け

「キトサン」、「大豆たんぱく」、「茶カテキン」など
揚げ物などの脂肪分が多い食べ物を好む人には、血中コレステロールの消費を促進し、コレステロール量を下げる働きが確認されている成分を利用したサプリメントがおすすめです。
また、「茶カテキン」には、血中コレステロールの低下だけでなく、脂肪の吸収を抑えてくれる働きも報告されています。LDLコレステロール値が気になる人に対してサポートするため、油っぽい食生活の改善のために取り入れるとよいでしょう。

 

内臓脂肪を減らすための運動習慣の後押しに取り入れたいサプリメント

内臓脂肪を減らすために、定期的な有酸素運動や筋トレを取り入れたものの、加齢による代謝機能の低下によってなかなか効果が実感できない…という方も多いでしょう。
運動による脂肪燃焼効果を後押しするためには、代謝や巡りにはたらきかけるサプリメントを取り入れて、痩せやすい体作りを目指しましょう。

L-カルニチン

L-カルニチンはアミノ酸の一種で、脂肪からエネルギーを作る「脂肪の代謝」に必要な栄養素です。脂肪を燃焼する場所へ運ぶ役割があり、効率よくエネルギーに変えてくれます。 運動と組み合わせると、効率良く内臓脂肪を消費できるだけでなく、筋肉も付きやすくなります。

葛の花由来イソフラボン

葛の花由来イソフラボンは、脂肪の合成を抑制するだけでなく、中性脂肪の分解や脂肪の燃焼を促す働きがある成分です。
「脂肪の生成を抑える」「脂肪の分解を促進する」「脂肪の燃焼を促進する」3つの役割を兼ね備え、体脂肪全体に働きかけてくれる効果が期待できるため、肥満やウエスト周りのお肉が気になる方、痩せにくくなってきたと感じる方におすすめです。

ラクトフェリン

乳製品などに多く含まれる多機能タンパク質の一種で、内臓脂肪を減らすサポートをしたり、脂肪の生成を抑えたりする作用が期待されています。加えて、腸内環境や免疫力をサポートする働きもあり、健康全般に良い効果が期待できます。

 
「自分の肥満はどのタイプ?」生活習慣を見直し
内臓脂肪を減らす効果が期待できるサプリメントを選ぼう

「どんなに運動や食事制限を頑張っても、なかなか痩せない…」という方は、年齢に伴う基礎代謝量の低下が大きく影響している可能性があります。
まずは自身の食生活、運動習慣といった生活をしっかりと見直してみましょう。普段の生活習慣をいきなり変えるのは難しいものの、ライフスタイルや体質に合わせて、自分の生活習慣に取り入れやすい、続けやすい内臓脂肪を減らすのに効果的なサプリメントを続けていくよう提案します。