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オリーブオイルを歴史から知ろう!エキストラバージンとピュアの違いや成分の特徴なども紹介

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2023/02/24

オリーブオイルは、日本の食卓でも馴染みのある食品です。
「ピュアオイルよりもエキストラバージンオイルがいいらしい」「オリーブオイルは他の油よりもヘルシーで健康的!」などのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、このイメージは正しい部分と、必ずしも正しいとは言えない部分もあるのです。オリーブオイルの歴史をひもときつつ、その歴史でつちかわれた種類や成分の特徴まで、オリーブオイルの正しい知識を学んでいきましょう。

 

オリーブオイルとは

オリーブオイルは、オリーブの果実から抽出される油です。サラダ油は、菜種やひまわりの種など種子を原材料としている点で、オリーブオイルとは大きな違いがあります。
オリーブオイルは、オリーブの果実を搾ったジュースなので、100%オリーブ成分のオリーブオイルは、そのまま飲んでもよいのです。
オリーブの木は世界の広い地域に生息しており、種類も数多く存在します。種類によって、風味・香り・オイルの含有量も異なるため、さまざまな種類のオリーブオイルが生産されています。

 

リーブオイルの歴史・産地

オリーブオイルは、食用の利用だけでなく美容での利用でも世界各国で広く親しまれています。
オリーブオイルの歴史は古く、紀元前4000年ごろには利用が始まっていたようです。オリーブオイルの歴史を振り返り、世界における主要な産地を見ていきましょう。

オリーブオイルの歴史

オリーブの起源には諸説ありますが、紀元前4000年ごろの地中海が起源であるとの説が有力です。
オリーブオイルは、オリーブを搾るだけで簡単に製造できるため、古くから人々の生活に根付いてきました。
聖書や神話の中にも多く登場しており、キリスト教では宗教的な用途でも利用されてきました。オリーブオイルは、キリスト教の儀式や教会での灯火に利用される神聖なアイテムとして扱われてきたのです。
地中海を中心としたヨーロッパ地方では、人々の生活に欠かせない製品で、体調を崩したときにはオリーブオイルを飲む習慣もあったようです。
世界に広がったオリーブですが、日本での歴史はそれほど古くはありません。オリーブが初めて日本に持ち込まれたのは、1580年ごろで、栽培を開始したのは1908年です。
最初は、三重県、鹿児島県、香川県でオリーブの栽培が開始されましたが、上手く育ったのは香川県小豆島のオリーブだけでした。その結果、現在でも小豆島は、日本のオリーブのうち90%以上を産出しています。

オリーブオイルの産地

オリーブの主要な産地は、現在でも地中海沿岸地方です。トップはスペインで、イタリア、ギリシャと続き、この3カ国だけで世界での産出量の7割以上を占めています。
日本では、オリーブ栽培に適した地域が少なく、小豆島以外では、熊本県の天草市や広島県の江田島市などが栽培に力を入れているものの、生産量では小豆島に遠く及ばない状態となっています。

 

オリーブオイルの種類

日本で流通するオリーブオイルには、主に「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類があります。どちらが完全に優れているとは言えませんので、価格や使用する料理によって使い分けると良いでしょう。

エキストラバージンオリーブオイル

エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実を搾ってろ過しただけのオイルです。オリーブ100%の成分で、酸度は0.8%以下が基準とされています。
エキストラバージンオリーブオイルは、ピュアオリーブオイルに比べて、オリーブ本来の風味や香りがしっかりしています。そのため、サラダやカルパッチョなどにかけて生のまま使用する機会が多いです。

ピュアオリーブオイル

ピュアオリーブオイルは、化学的に精製したオリーブオイルとバージンオリーブオイルのブレンドオイルです。
揚げ物には、ピュアオリーブオイルの方が風味や香りもマイルドで、よく合います。

 

オリーブオイルの成分

オリーブオイルに含まれる成分は、次のとおりです。

  • ● オレイン酸
  • ● リノール酸
  • ● ポリフェノール
  • ● クロロフィル
  • ● その他

このうちオレイン酸は、70%を占めるオリーブオイルの主成分です。リノール酸は、オリーブオイル以外の食用油に多く含まれる成分で、オリーブオイルにも10%程度含まれています。

オリーブオイルに含まれる成分の特徴

オリーブオイルに含まれる各成分の特徴を見ていきましょう。

オレイン酸
安定性の高い成分で、酸化しにくいのが特徴です。オレイン酸は名称自体が「オリーブ」を由来としており、オリーブオイルの主成分となっています。
オレイン酸は、必須脂肪酸である不飽和脂肪酸の一種です。不飽和脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸に分けられますが、オレイン酸はそのうちの一価不飽和脂肪酸に分類されます。
一価不飽和脂肪酸は、酸化しにくいため高温調理や長期保存に向いています。

リノール酸
リノール酸は、必須脂肪酸の一種で人体に欠かせない成分です。不飽和脂肪酸のうち多価不飽和脂肪酸に分類されます。人の体内では合成できないので、食物から摂取する必要があります。

ポリフェノール
ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれる苦味や色素の成分です。香料や色素として多くの食品や化粧品に使用されています。オリーブオイル特有のピリッとした苦味・辛味は、ポリフェノール由来の味です。

クロロフィル
オリーブオイルを色づける緑色色素です。クロロフィルにも抗酸化作用があります。

オリーブオイルのカロリー

文部科学省の食品標準成分表によると、オリーブオイルのカロリーは、100gあたり921キロカロリーとされています。この数値は、サラダ油やごま油など他の食用油と変わらない数値です。
オリーブオイルは、ヘルシーとのイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、カロリーの面では他の食用油と変わらないので、摂り過ぎには注意が必要です。

「参照:日本食品標準成分表2020年版/文部科学省」
 

オリーブオイルの保存方法・賞味期限

光、空気、熱は、油の保存における大敵です。オリーブオイルも他の油と同様に、密閉された容器に入れて冷暗所で保存しましょう。
オリーブオイルは、他の油と比べると劣化は進みにくいですが、開封すると酸化は進んでいきます。オリーブオイルには、クロロフィルと呼ばれる緑色色素が含まれており、光に触れると活性酸素を発生させ酸化を促進します。
賞味期限を明記しない製品も多いですが、開封から3か月程度を目安に消費しましょう。酸化の進んだオリーブオイルは、摂取すべきではありません。
なお、オリーブオイルに含まれるオレイン酸とパルミチン酸は寒いところだと固まるため、冷蔵庫での保存は避けましょう。

 
オリーブオイルで若々しく健康的な毎日を

オリーブオイルの歴史は非常に長く、いにしえからつちかわれてきたオリーブオイルの利用方法は数多くあります。
世界の人々に長く愛されてきた理由をこの機会にぜひ知って、積極的に摂取し、若々しく活力ある健康的な毎日に活かしていきましょう。
ただし、オリーブオイルはあくまでも油です。摂りすぎによるカロリー過多にも十分に注意してください。