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「自律神経の乱れ」と季節の変わり目の関係。体調を崩しやすい原因は?セルフケアによる対策方法をご紹介

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2023/04/26

季節の変わり目になると「なんとなく体がだるい、調子が上がらない」と不調を感じませんか?
春や秋は朝晩の寒暖差が激しくなり、気圧も大きく変化するため体調不良を生じやすいシーズン。体調が下がる原因のひとつとして、自律神経の乱れが関係しているといわれています。
季節の変わり目をうまく乗り越えるために、体調が不安定になる理由や自律神経の乱れをセルフケアで対策する方法をご紹介します。

 

自律神経とは

体が正常に機能するように調整する神経を自律神経といいます。自律神経には、体を活発化させる交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、2つがバランスをとりながら調子を整えているのです。
自律神経が正しく働くと、朝や昼間は交感神経が優位に働いてアクティブに活動できるようになり、夕方から夜になると副交感神経が優位に働いてリラックスモードへと導いてくれます。
ところが、季節の変わり目に気温や気圧が大きく変化したり、冷暖房が完備された環境で長時間過ごしたり、夜更かしで生活リズムが狂ったりすると、自律神経がうまく働かなくなります。
すると、夜になっても副交感神経が優位に働かなくなるので、体調を崩しやすくなるのです。

 

季節の変わり目に体調が不安定になる5つの理由

毎日元気に過ごしていても、季節の変わり目は気候の変化やストレスによって体調を崩しやすくなります。体調が不安定になる理由として考えられるのは、おもに次の5つです。

寒暖差や室内外の温度差による影響

朝晩の寒暖差が激しくなると体温調節をするために体が通常よりも多くのエネルギーを使い、その結果だるさや疲労感が出やすくなります。
真夏の暑い季節に体調が崩れやすいのも、同様のメカニズムです。屋外と冷房の効いた室内との温度差が大きくなるため、体温調節に多くのエネルギーを消耗して体が疲弊してしまうのです。

気圧の変化による自律神経の乱れ

低気圧と高気圧が激しく入れ替わると、気圧の変化を脳へ伝える役割のある内耳が過剰反応して交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
頭痛やめまい、気分が落ち込むなど、気象病や天気痛と呼ばれる症状を引き起こしやすくなるため、早めの対策が必要です。
また、自律神経は胃腸と結びついているともいわれています。季節の変わり目に胃腸の調子が悪いと感じたら、自律神経が乱れているのかもしれません。

日照時間の変化による生活リズムの乱れ

日が短くなったり長くなったりする季節の変わり目は、いつも通りに生活しているつもりでもリズムを崩しやすくなります。
春になって日照時間が長くなると朝早く目覚めてしまい、秋から冬にかけて日照時間が短くなると気分が落ち込みやすくなる「冬季うつ病」と呼ばれる症状を引き起こす場合があります。

気温上昇による花粉の飛散

春になって気温が上がり花粉が飛散する時期になると、花粉症が悪化したり、昨年まではなんともなかったのに突然花粉症にかかったり、不調を感じる人が急増します。
花粉が体内に入ってこないように働く免疫機能の過剰反応が原因です。花粉症を抑える薬を飲んで強い眠気を感じる場合にも、なんとなく調子が上がらないと感じてしまうでしょう。

夏の食欲不振や胃腸疲れによる影響

夏は食欲不振や胃腸が疲れやすくなります。ですが、そのまま対策をとらずに放っておくと、秋になって体力が落ちる「秋バテ」を生じやすくなります。
とくに、胃腸が弱いにもかかわらず夏場に冷たいアイスや飲み物を多く摂取する傾向のある人は、要注意です。
また、冷房の効いた部屋で長時間過ごし、その後お風呂にゆっくり浸からずにシャワーで簡単に済ませている場合にも、体が冷えて秋バテを引き起こしやすくなります。

 

セルフケアで自律神経を整える6つの対策方法

不規則な生活やストレスを感じる生活は、交感神経の働きを活発化させます。交感神経と副交感神経がバランスを保ち、自律神経が正常に機能するようにセルフケアで対策しましょう。手軽にできる自律神経の整え方を6つご紹介します。

朝起きたら太陽の光を浴びる

朝起きたら数分間太陽の光を浴びましょう。幸せのホルモンと呼ばれる「セロトニン」が活性化して体内時計を正常に働かせ、自律神経を整えてくれます。

朝食をしっかりとる

朝食をとると寝ている間に下がっていた体温が上昇し、体のスイッチが入って自律神経が整いやすくなります。
忙しいからと朝食を抜くと体が目覚めないため、パフォーマンスの低下につながります。朝はバナナ1本でもよいので胃に食べ物を入れて、自律神経の乱れを防ぎましょう。

軽めの運動を取り入れる

軽いランニングやウォーキング、水泳や水中ウォーキング、ヨガ、ストレッチといった、ゆっくり長く動き続ける運動は、自律神経を整えるのに役立ちます。とくに水泳は体温よりも低い水の中で体を動かすために代謝が上がりやすく、自律神経によい刺激を伝えます。

深呼吸する

運動の時間がとれないときには、仕事や家事の間に深呼吸だけでも取り入れてみましょう。深く呼吸をして体に酸素をたっぷり取り入れると、心身ともにリラックスできます。
毎日続けると少しずつ自律神経が整って、体が軽くなっていくのを感じられるでしょう。

入浴でリラックスする

就寝前はシャワーだけで済ませずに、ゆっくりお風呂に浸かりましょう。副交感神経の働きが高まって体がリラックスモードに切り替わります。
入浴で体温を上げておくと寝る前に体温が下がって眠気を誘い、寝つきがよくなります。38度から40度くらいのぬるめのお湯に、10~15分ほど浸かるとよいでしょう。

参照:快眠と生活習慣/厚生労働省

アロマを活用する

アロマオイルやスプレーは香りを楽しむだけでなく、自律神経を整えるのに不可欠な「リラックス」をサポートをしてくれるアイテムです。
心を落ち着かせたい、ゆったりと過ごしたい、気分転換をしたいといった、その日の気分や体調に合わせて香りを選んで楽しめます。好きな香りにふわっと包まれるひと時は、心身ともに穏やかになってリラックスできるでしょう。

 
自律神経の乱れを整えて季節の変わり目を快適に過ごそう!

気温や気圧、日照時間といった気象が大きく変化する季節の変わり目になると、体の働きを調整する自律神経が乱れて体調不良を生じやすくなります。
自律神経を正常に働かせるには、規則正しい生活が基本です。朝日を浴びる、朝ごはんをしっかり食べる、軽めの運動をする、就寝前にゆっくり入浴するといった方法はどれもシンプルですが、自律神経の調整に役立ちます。
体が整うまでには時間がかかるので、早めに対策をして、季節の変わり目を快適に過ごしましょう。

  • 神谷三理砂

    一級建築士・ライフスタイルライター神谷三理砂

    住宅やインテリアの意匠設計に従事した経験を活かし、家の間取りやデザイン、インテリアなど住まいに関するコラムを多数手掛ける。ジュエリーデザイナーとしての経歴も長く、ファッション系コラムも執筆。最近は、より生活に役立つ記事を書きたいという思いから健康コラムに力を注ぐ日々。
    刺繍や洋裁、家庭菜園といった手仕事を楽しむ暮らしを大切にしている。

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