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【医師監修】疲労の原因とは?疲労の定義・本質から分かる疲労の種類、疲労が心身に及ぼす影響について

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2024/05/08

多くの現代人が抱える疲労の原因の一つは、ストレスや緊張感の継続にあると考えられています。かつての日本では、栄養不足も疲労の主な原因と捉えられていましたが、現代では、美味しい食事を十分に摂っているのに疲労を抱えている人がたくさんいます。そのため、栄養不足を原因とする疲労ではなく、ストレスや緊張感の継続を原因とする疲労を抱える方が多いのです。
疲労とは何かとの根本的な部分から、疲労の種類と原因、疲労が身体に及ぼす影響などを解説し、最後には疲労回復の方法にも触れています。疲労の原因を根本から見ていきましょう。

 

そもそも疲労とは?

「疲労」は日常生活でもよく使用する用語で、厳密な定義を意識する機会はほとんどありません。そのため、「疲労」とは何かとの根本的な問題について考えた経験がある方は、多くはないでしょう。
ここでは、疲労の原因を解説する前提として、「疲労」の定義や本質を深掘りして解説します。

「疲労」の定義

「疲労」とは、過度な肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態と定義されます。文部科学省による定義をわかりやすく言い換えると、「心身に過度な負担がかかり、身体が休息を求めている状態」のことです。

疲労の本質

身体が疲労し休息を求めている状態になると、脳は疲労を感じ取ります。疲労を感じた脳は、全身に身体を休めるための危険信号を送ります。この信号が疲労感で、疲労感に従って身体を休めるのは、心身の健康を維持するうえで重要な身体の反応です。
脳から送られる危険信号である疲労感は、疲労の本質と言えます。脳が正常に疲労を感じ取れなければ、知らず知らずのうちに心身が限界をこえてしまう可能性すらあります。

 

疲労の種類と原因

【医師監修】疲労の原因とは?

疲労の定義と本質を理解したところで、いよいよ疲労の原因について解説します。実は、疲労には複数の種類があり、疲労の原因も疲労の種類によってやや異なります。
疲労の種類は大きく分けて、肉体的疲労、精神的・神経的疲労、病的な疲労の3つです。人間関係のストレスが多く、インターネットの普及による情報過多な現代では、精神的疲労や神経的疲労を感じる方が多くなっています。

肉体的疲労

肉体的疲労は、運動や重い荷物を運ぶなどの過度の肉体的活動によって起こる疲労です。
体を動かすには、蓄えられたエネルギーを使用します。体を動かし続けたり、負担を与え続けたりすると、エネルギーが不足しがちになっていきます。これが、疲労を引き起こすきっかけとなります。
肉体的疲労とは、筋肉で起こる疲労で「末梢性疲労」とも呼ばれます。

精神的・神経的疲労

精神的・神経的疲労は、ストレスや緊張状態の継続から起こる疲労です。
ストレスや緊張状態が継続すると、脳が活発に活動します。活発に活動し過ぎた脳は疲労を感じやすくなるのです。精神的・神経的疲労は、視神経や脳の緊張状態から生じる疲労で中枢性疲労とも呼ばれます。

病的な疲労

病的な疲労は、その名のとおり、病気を原因とする疲労です。うつ病や睡眠障害、肝炎などの病気は、疲労感や倦怠感を引き起こします。
病的な疲労は、肉体的疲労や精神的・神経的疲労とは根本的に異なる疲労のため、休息を取っても疲労を回復させるのは難しいです。

 

疲労が心身に及ぼす影響

疲労とは、身体が休息を求める状態です。疲労状態にもかかわらず、十分な休息を取れない状況が続くと、心身にさまざまな影響を及ぼします。
疲労が蓄積すると、仕事や勉強に集中できない、朝起きられない、全身のだるさなどが続くようになります。
さらに状態が悪化すると、自律神経の乱れなどを引き起こし、さまざまな病気のリスクを高める可能性があります。

 

疲労が抜けない、とれない原因

現代人が抱える慢性疲労の原因は、多くが一時的な筋肉の疲労による末梢性疲労ではなく、中枢性疲労であると考えられています。
中枢性疲労の原因は、体内で処理しきれないほどの活性酸素です。
現代の生活では、人付き合いのストレスや、過剰な情報の処理によって、脳が活性酸素を多く発生させやすい状態に置かれています。現代人が慢性的な疲労を抱えている原因としては、活性酸素を発生させやすい生活が考えられます。加えて、活性酸素の処理能力も低下しているため、体内に活性酸素が蓄積して中枢性疲労を引き起こしていると言えるでしょう。

 

疲労回復のための方法

疲労回復のために重要なのは、次の3つです。

  • ・十分な休息
  • ・栄養のある食事
  • ・適度な運動

十分な休息

疲労は、身体が休息を求めている状態なので、十分な休息は疲労回復にとって不可欠です。十分な睡眠時間を確保するだけでなく、お風呂に浸かる、テレビやスマホの画面を見ずに目を休めるなど、心身ともに安らげる状態で休息を取りましょう。
エネルギー不足も疲労の一因となりますので、食事から栄養を摂るのも疲労回復にとって重要です。体内の活性酸素を減少させるために、抗酸化作用のある栄養素の摂取を心がけると良いでしょう。

栄養のある食事

食事からの栄養摂取に加えて、疲労回復のために栄養素を摂取するには、サプリメントや栄養ドリンクを活用する方法もあります。どうしても疲労が抜けない場合には、疲労回復の効能・効果があるサプリメントや栄養ドリンクを試してみるのもおすすめします。

適度な運動

適度な運動も、疲労回復にとって効果的です。運動をすると、疲労を回復させるのではなく、逆に疲れてしまうと考える方も少なくはないでしょう。しかし、疲労が抜けない原因でも説明したとおり、運動不足が続くと疲労の抜けにくい身体になります。適度な運動を継続して、疲れにくい身体を作りましょう。

 
現代人の疲労の原因はストレスや緊張によって起こる中枢性疲労

現代人の疲労は、筋肉の疲れである末梢性疲労よりも中枢性疲労を原因とする場合が多いです。
中枢性疲労は、激しい運動といった多くの方にとって非日常的な活動ではなく、デスクワークや人とのコミュニケーションといった日常的な活動によって生じます。その結果、慢性的な疲労に悩まされる現代人は多く、疲労をいかに回復させるかは現代人が抱える永遠のテーマと言っても過言ではないでしょう。
中枢性疲労の回復方法として見落としがちなのが適度な運動です。「疲れているのに運動なんてしたくない」とは考えず、軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。

 
監修医師からのアドバイス

疲労にはご紹介したように大きく2つのタイプに分けられます。現代人は体を酷使して生じる肉体的疲労ではなく、ストレスや緊張感が続くために生じる中枢性疲労に陥りやすいのが特徴です。

中枢性疲労は、しっかり休養をとっても改善しにくい場合もあるため対策が難しいといえます。しかし、栄養バランスの良い食事や適度な運動習慣を心がければ中枢性疲労を感じにくい体質に導けるかも知れません。中枢性疲労を感じやすい方は、今回ご紹介した対策方法をぜひ試してみて下さい。

ただし、ご自身が中枢性疲労や末梢性疲労を考えていたとしても、病的な疲労であったというケースは少なくありません。対策を講じても疲労感がとれないときは、医療機関で相談しましょう。

  • 成田

    監修医師成田 亜希子

    2011年医師免許取得。初期臨床研修を経て総合診療医として幅広い分野の治療に携わる。
    臨床医として勤務しながら、行政機関での勤務経験もあり地域の健康課題にアプローチした健康寿命延伸、感染症対策などの医療行政にも携わってきた。 国立保健医療科学院、結核研究所での研鑽も積む。 現在、医療法人ウェルパートナー主任医師。