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プロポリスとはいったいなに?はちみつやローヤルゼリーとの違いや生産地の特徴、種類や選び方を徹底解説

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2023/07/07

プロポリスは美容や健康を気にする人に注目されています。ミツバチと関係があるのは分かっていても、「プロポリスがそもそも何であるか」を知らない方も多いのではないでしょうか。
プロポリスがどのようなものなのか、ミツバチが作り出すはちみつやローヤルゼリーとは何が違うのか、産地や選び方について解説します。

 

プロポリスとは

プロポリスとミツバチの関係、語源や歴史について紐といていきましょう。

プロポリスとミツバチの関係

プロポリスは、ミツバチが木の芽や樹皮から樹液を集めて作ります。樹液とミツバチの分泌液に含まれる酵素やミツロウを混ぜて作られており、自分たちの巣の環境を保ち、外敵から身を守るための防護壁の役割を果たしています。プロポリスができるまでには、働きもののミツバチの存在が欠かせません。

プロポリスの語源

『プロポリス』の語源は一般的にギリシャ語と言われており、「プロ」は「前」「守る(防御)」の意味を持ち、「ポリス」は「都市」の意味があります。二つの語が合わさったプロポリスは「都市(巣)を守る」という意味があるのです。

プロポリスの歴史

プロポリスと人間の関わりは古く、古代エジプトではミイラの防腐剤として使用されていたようです。古代ギリシャの哲学者アリストテレス(紀元前384年~紀元前322年)は、『動物誌』の中でプロポリスについて言及しており、その後のヨーロッパでは、兵士や一般家庭でも怪我の時に使用されるようになりました。
プロポリスはエジプトやヨーロッパで古来より使用されていましたが、日本で注目を浴びるようになったのは1985年です。国際養蜂会議でプロポリスの研究発表が行われました。その後プロポリスの持つ健康への働きについて研究・開発が盛んに行われるようになっています。

 

プロポリス・はちみつ・ローヤルゼリーの違いとは

ミツバチが作り出すものにはプロポリスのほか、はちみつやローヤルゼリーがあります。違いについて以下にまとめました。


 

プロポリスの生産地と特徴

プロポリスはヨーロッパや中国、オーストラリアなど世界各地で採取されます。とくにブラジルが有名で、地域により起源する植物や成分や特徴が異なります。

起源植物

ヨーロッパ産や中国産の多くはポプラ、オーストラリア産はユーカリ、ブラジル産はキク科のバッカリスです。なかでもブラジル産のプロポリスには特筆すべき特徴があります。

ブラジル産のプロポリスの特徴

ブラジル産のプロポリスの特徴を見ていきましょう。

恵まれた自然の中で採取されている

プロポリスは採取される土地や自然環境により品質が異なってきます。ブラジルは豊かな自然に恵まれており、バッカリスをはじめローズマリーなどの天然ハーブが自生する土地です。ミナス・ジェライス州のプロポリスは、ブラジルの中でも高品質であるとして知られています。

活動的なミツバチの働きがある

ブラジルのミツバチは「アフリカミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の交雑種「アフリカ峰化ミツバチ(アフリカナイズドビー)」と呼ばれています。活動的に飛び回り、「キラービー」とも言われるほど攻撃性のあるミツバチです。巣を守る本能が強い分、栄養にすぐれたプロポリスを集めると考えられています。

桂皮酸誘導体が含まれるグリ-ンプロポリス

ミナス・ジェライス州に自生している、バッカリスを起源としたプロポリスにはアルテピリンCをはじめとする桂皮酸誘導体が含まれており、「グリーンプロポリス」と呼ばれています。名前のとおり緑がかった色が特徴です。

現地の養蜂家と協力体制がある

日本の企業と現地の養蜂家が協力し、信頼関係のもと高品質のプロポリスを作り、安定的に確保できるよう努力しています。

 

プロポリスの構成と成分、体への働き

プロポリスの構成と成分は以下のようになっています。

構成

代表的な成分と体への働き

アミノ酸(リジン、ヒスチジン、ロイシン、イソロイシンなど)

アミノ酸は、エネルギーを作り出す栄養素の一つであるたんぱく質を構成する20種類の有機化合物です。一つでも欠けるとたんぱく質が合成できません。人間が体内で作ることのできない9種類を必須アミノ酸、体内で糖質や脂質から作り出せる11種類を非必須アミノ酸と呼んでいます。
プロポリスの成分は採取される土地により異なります。桂皮酸誘導体はブラジル産のグリ-ンプロポリスに多く含まれており、ブラジル産が高品質と言われる理由です。

フラボノイド(ケルセチン、グリシンなど)

ポリフェノールの一種で、植物の葉、茎、幹に含まれる成分です。野菜や果物などの色素や苦みの成分もあり、健康維持に役立ちます。

桂皮酸誘導体(アルテピリンC、クマル酸、バッカリン)

グリーンプロポリスに含まれる成分です。健康維持に役立つとしてプロポリスでも注目される成分です。

ビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなど)

人間の体の機能を正常に保つために必要な有機化合物です。水に溶けやすい水溶性ビタミン、油に溶けやすい脂溶性ビタミンに分かれています。体内ではほとんど作られない成分です。

ミネラル(マグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、亜鉛など)

人間の体を構成する酸素、炭素、水素、窒素以外のものの総称で、無機質ともいい、人間の活動に欠かせない成分です。

 

市販のプロポリスの形状種類と選び方

プロポリスの種類はカプセルタイプや液体タイプなどさまざまあり、どれを選んだらよいか迷ってしまう方も多いのでは。
市販されているプロポリスの形状の種類と、選び方をご紹介します。

市販のプロポリスに多い形状種類

カプセル・粒タイプ

カプセルタイプは中身が染み出さないように油分でコーティングされており、プロポリス特有のにおいや味を気にせず飲める形状になっています。粒タイプは形を整えるための添加物が使用されています。どちらも比較的扱いやすいタイプと言えるでしょう。

液体タイプ

においや味が強く、原液のままでは飲みにくさがあります。水やジュースなど液体に溶かして飲む方法が推奨されています。

キャンディータイプ

プロポリスの含有量は他の形状と比較すると少なめになっている商品が多いようです。のど飴として販売されており、手軽に摂取できるタイプです。

スプレータイプ

プロポリスの濃度は低めで、口の中をスッキリさせたい時に向いています。

市販のプロポリスの選び方

プロポリスを摂取したい場合、自分に合った選び方をお伝えします。

飲みやすさで選ぶ

プロポリスはカプセルタイプや液体タイプなどいくつか種類があります。自分が飲みやすい形や、持ち運び方法、飲むタイミングを考えて、継続しやすいタイプを選ぶとよいでしょう。

プロポリスの規格基準で選ぶ

日本健康・栄養食品(JHFA)による規格基準で含有量の多い製品を選ぶ方法です。(国内の健康食品メーカーが任意で加盟し遵守している基準であり、必ずしもこれに従う必要はありません)
「プロポリス加工食品」「プロポリスエキス加工食品」として表示されている製品は、プロポリスの含有量が10%以上と含有量が高いため、選ぶ際の参考にしてみましょう。

産地で選ぶ

プロポリスは産地で選ぶ方法があります。採取環境による特徴の違いを利用した選び方です。ブラジル産のグリ-ンプロポリスは豊かな自然の中で採取でき、アミノ酸やフラボノイド、ビタミンなどのほか、アルテピリンCやクマル酸を含んでいます。

プロポリスの摂取の注意事項

プロポリスは体質や時期によって、摂取を控えたほうがいい、控えるべき場合があります。以下に当てはまる方は摂取を控えるなど注意が必要であり、かかりつけ医に相談が必要な場合もあります。

  • ● 食物アレルギー(ハチやハチの生産物に対して)のある方
  • ● 妊婦および授乳中の方、小児
  • ● 体調により体に合わないと感じた方
  • ● 医薬品を服用中の方、喘息の方は医師・薬剤師に相談を
 
ミツバチパワーのつまったプロポリスは美容と健康に役立つ

プロポリスは、ミツバチが巣の環境や外敵から身を守るため防護壁として作り出す物質です。なかでもブラジル産のプロポリスは自然の生育環境に恵まれ、活動的なミツバチが高品質のプロポリスを集めます。美容や健康が気になる方、食生活が乱れがちな方はプロポリスの健康食品を利用してみては?バランスのよい食生活とあわせて、自分にあったプロポリスを利用し、はつらつと元気な毎日に役立てくださいね。

  • 北村由美

    看護師ライター北村由美

    看護師として総合病院、地域病院、訪問看護ステーション等で約30年勤務。超低出生体重児から103歳の高齢者まで看護を経験。
    自らが家族の介護を行う中「自分の知識、経験が困っている人の役に立てるのではないか」と考えるようになり、ライターを開始。「読者が共感できる記事」をモットーに医療・健康分野の記事、看護師向け記事を執筆している。

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