1年中飛沫する花粉…とくに1月下旬から春にかけて、鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった花粉症の方にとってはつらい季節ではないでしょうか?
そんな花粉症でお困りの方に向けて、花粉症対策グッズを定番からプレゼント用や子供用まで幅広くご紹介します。
花粉症の症状や原因、基本的な対策にも触れていますので、ぜひ花粉症にお困りの方は参考にしてください。
目次
- 01花粉症対策の前に、花粉症の症状と原因を確認
- 02セルフでできる、基本的な花粉症対策
- 03花粉対策の定番『マスク』とマスクの使用をより快適にするアイテム
- 04花粉症でかゆくなる目をケアするお役立ちアイテム
- 05くしゃみ・鼻水・鼻づまり…つらい鼻のケア。マスク以外でそろえたいアイテム
- 06喉の痛みやイガイガ…花粉症で生じる喉の違和感におすすめのアイテム
- 07花粉症対策で要注目!洗濯の室内干しを快適にする人気アイテム
- 08花粉を寄せつけない!衣類・帽子で工夫できる花粉症対策アイテム
- 09室内のファブリックに付着する花粉の対策におすすめのアイテムの選び方
- 10子どものための花粉症対策アイテム
- 11花粉症で苦しむひとにプレゼントしたい!花粉対策にも利用できるおしゃれなアイテム
- 12自分のライフスタイルにあった花粉症対策グッズを上手に活用し
花粉飛散のピークシーズンを乗り越えよう
花粉症対策の前に、花粉症の症状と原因を確認
花粉症対策のためのさまざまなグッズを紹介する前に、自分にあった対策グッズを選ぶために、まずは花粉症対策の基本について理解しておきましょう。
花粉症の症状を理解する
「鼻水」「くしゃみ」「鼻づまり」が花粉症の3大症状です。
その他にも目のかゆみや異物感、充血も症状に挙げられます。人によっては、のどのかゆみや皮膚のかゆみ、下痢や熱っぽい感じの症状が現れます。
鼻づまりや鼻水は呼吸がしづらくなるため、集中力低下や睡眠不足を引き起こし日常生活に悪影響を及ぼすケースもあるのです。
さらに睡眠不足が免疫力低下につながり、免疫力が低下するとさらに花粉症が悪化する可能性も…。
負のスパイラルにおちいる前に、早めの花粉症対策が重要です。
花粉症の原因とメカニズムを理解する
スギやヒノキの花粉が体内に入り込んだときに、体内から花粉を取り除こうとするアレルギー反応が原因で、花粉症が引き起こされます。
目や口から入ってきた花粉を、体内の免疫システムが異物とみなすと抗体ができます。
抗体がある程度蓄積され、再び抗原が侵入すると発症すると、アレルギー反応を起こす化学物質が分泌されて症状が引き起こされるのです。

セルフでできる、基本的な花粉症対策

花粉症のセルフでできる対策としては、花粉が体内に入ってこないよう工夫が必要です。
基本的な花粉症対策をしましょう。
花粉情報をチェック
外出前に花粉情報を確認して、花粉が多い日はなるべく外出しないよう対応しましょう。
地域によって花粉が多くなる時間帯は若干異なりますが、1日のうち午後1時から午後3時は花粉量がとくに多いので、注意が必要です。
外出時はしっかりガード
外出時には花粉が体内に入るのを防ぐため、対策用のメガネや帽子、マフラーやパーカーで花粉から身を守りましょう。
花粉がつきにくいツルツルした素材がおすすめです。
帰宅時は花粉を落とす
衣服や小物についた花粉は、室内に入る前にしっかりと払って落としましょう。
花粉をなるべく室内に持ち込まないための注意が必要です。
帰宅後には手洗い・うがい・洗顔をおこない、体についた花粉を洗い流しましょう。
花粉対策の定番『マスク』とマスクの使用をより快適にするアイテム
花粉症対策の定番アイテムとしておすすめするのは、花粉の侵入から鼻の粘膜を保護する、マスクやマスク、スプレーなど定番アイテムをご紹介します。
マスク
花粉症対策に欠かせないマスク。
環境省は、マスクの着用で花粉の吸い込む量を1/3から1/6まで減らし、鼻の症状を軽くする効果があるとしています。
マスクの横に隙間があると花粉が入り込んできてしまうので、顔にフィットするマスクを選びましょう。
マスクケース
マスクケースには外出時に一時的にマスクを保管するタイプと、自宅でまとめてマスクを保管するタイプの2種類あります。
外出時に食事のときなど、マスクを外す際に花粉の付着を防ぐために、また室内でマスクを花粉がつかないよう保管するために、清潔なマスクケースの用意がおすすめです。
マスクスプレー
マスクにシュッと振りかけるだけで、除菌効果やすーっとした香りで鼻づまりの解消が期待できるマスクスプレーも販売されています。
アロマミントオイルに代表されるオーガニック精油配合のマスクスプレーは、いい香りがマスクに広がって、憂鬱になりがちな気分をリフレッシュできるでしょう。
花粉症でかゆくなる目をケアするお役立ちアイテム
花粉症のさまざまな症状のなかでも、目は非常に症状のでやすい場所です。
結膜が直接外界に接して花粉が入りやすい点や、血管から炎症を起こす細胞が入り込みやすい…といった点からです。
花粉症のつらい目の症状を少しでも予防する、軽くするためにアイテムを活用しましょう。
花粉対策メガネ
メガネ店だけでなくドラッグストアでも購入できる花粉対策メガネ。
目元と目の隙間を埋めて目への花粉の入り込みを防止します。メーカーやブランドでメガネの形状が異なるので、ご自身の顔の形や大きさに合ったメガネを選びましょう。
洗眼薬
目のかゆみや不快感が気になるときにおすすめなのが洗眼薬です。目に入った花粉をこまめに洗眼薬で洗い流して、目を清潔に保つようにしましょう。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり…つらい鼻のケア。マスク以外でそろえたいアイテム
花粉症になると現れる鼻の症状…花粉が鼻の粘膜につくと、花粉を除こうと免疫反応が生じて「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の三大症状が現れてしまうのです。
鼻の症状を防ぐには、花粉を吸い込まないようマスクが有効ですが、その他にも鼻をケアして、鼻水や鼻づまりをセルフケアするグッズをご紹介します。
鼻用クリームやワセリンなど
鼻の中にクリームを塗ると花粉が鼻の中に入るのを防げるといった研究も報告されています。内服薬ではないので眠くならずに使えるアイテムです。
鼻うがい
鼻うがいをすると、鼻の中の花粉やホコリを洗い流せます。
鼻から入れて鼻から出すタイプと、鼻から入れて口から出すタイプがあります。鼻うがい専用液を使えば痛みは出ません。
鼻テープ
花粉症で鼻づまりがひどい方におすすめなのが鼻テープです。テープで鼻腔が広がり呼吸がしやすくなります。鼻がつまって眠れない方におすすめです。
喉の痛みやイガイガ…花粉症で生じる喉の違和感におすすめのアイテム
花粉症の症状の1つに喉の痛みがあります。
花粉症により生じる「アレルギー性咽頭炎」は喉の痛みの原因で多いウイルスではなく、花粉が喉の粘膜に付着し、喉の痛み、かゆみ、イガイガ、咳…といった症状が出るケースもあるのです。
喉の違和感をセルフケアするグッズを確認しておきましょう。
うがい薬
喉の痛みやイガイガが気になる方は、いつものうがいの際にうがい薬をプラスしてみましょう。口の中を軽くすすいだ後に喉をすすぐと、花粉が喉に入るのを防げるのでおすすめです。
のど飴・トローチ
喉の乾燥や痛みが気になる場合、喉の炎症を抑える効果のあるのど飴を選びましょう。
どちらもドラッグストアやコンビニで購入できます。トローチは消毒・殺菌効果があり、のどの炎症に効果的です。噛まずにゆっくり口の中で溶かすのがポイントです。
花粉症対策で要注目!洗濯の室内干しを快適にする人気アイテム
花粉症対策で洗濯に注目している方も多いでしょう。洗濯物を外干しすると、せっかく清潔にした衣類に花粉が付着し、室内に持ち込まれ体内に吸入してしまうのです。
対策として室内干しをする方に、室内干しを快適にするグッズをご紹介します。
花粉対策用柔軟剤
花粉対策用柔軟剤は洗濯物の消臭や柔らかくする効果だけでなく、静電気を減少させる効果もあります。花粉は静電気を発生させる衣類に付着する性質があるので、柔軟剤の使用は花粉対策になります。
洗濯槽クリーナー
洗濯物だけでなく洗濯層にも花粉が付着しているケースもあるかもしれません。洗濯槽クリーナーで、カビや汚れとともに花粉もスッキリ洗い流しましょう。洗濯槽の汚れは洗濯物の嫌な臭いにもつながります。
ディフューザー
アロマディフューザーを使うと、室内干しで気になる雑菌臭を抑えられます。その日の気分に合わせて、アロマオイルを変えるとリフレッシュにもなるでしょう。
花粉を寄せつけない!衣類・帽子で工夫できる花粉症対策アイテム
衣類に花粉が付着して、家に持ち込んでしまうのを防ぐために、最近は花粉が付着しにくい素材を用いたアイテムや、静電気による付着を防ぐためのアイテムが販売されています。
花粉症対策帽子
花粉がつきにくい素材を使用し作られた帽子を着用すると、髪の毛や顔への花粉の付着を防いでくれます。好みの帽子や衣類を選んでファッションも楽しみましょう。
防花粉アウター
帽子同様、花粉がつきにくい素材を使用してつくられている防花粉アウター(パーカーやダウンジャケット)で、体への花粉付着を防げます。防花粉アウターは花粉が落ちやすい生地を使っているので、室内に花粉を持ち込まずに済み安心です。
マフラー・ネックウォーマー
花粉が付きやすいマフラーやネックウォーマーは、防花粉の生地や静電気の発生しづらい素材を選んで、なるべく体に花粉が付着しないように気をつけましょう。毛織物を避けて、化学繊維のマフラーやネックウォーマーを選ぶと良いでしょう。
静電気防止スプレー
静電気が発生している衣類には花粉の付着量が多くなる傾向です。静電気防止スプレーをこまめに使い、花粉の付着を防ぎましょう。
室内のファブリックに付着する花粉の対策におすすめのアイテムの選び方
室内のラグやカーテンにも、外から持ち込まれた花粉が付着してしまいます。
カーテンまで掃除機をかける、掃除をこまめにおこなうなどの対策以外にも、室内アイテムの選び方で花粉の対策を工夫しましょう。
花粉対策のラグの選び方
フローリングそのままより、ラグを敷いたほうが花粉が舞い上がらない効果が高いのです。化学繊維のラグは静電気が起こりやすいので、天然素材のラグを選ぶのがおすすめです。
花粉対策のファブリックカバー類
ダニやホコリが発生しやすいカバー類は、花粉対策用の素材を使用したカバー類を使用すると花粉から身を守れます。花粉が付着しにくい素材を使用した布団カバーや枕カバーを選びましょう。また、洗濯する際は室内干しで。
花粉対策カーテン
現在では、空気中に含まれる花粉を吸着してくれる素材を使ったカーテンも販売されています。外から入ってくる花粉を防止する効果も。掃除する際には、掃除機をカーテンにあて花粉を吸い取ってケアしましょう。
子どものための花粉症対策アイテム
大人にとってもつらい花粉症…花粉症の症状が出てつらそうなお子さまのために、セルフケアできる対策グッズをご紹介します。
また、症状が出ないように、予防として花粉症対策をしたい場合にもおすすめです。
子ども用マスク
一番すぐに取り入れられるマスクでの花粉症対策。花粉を吸い込まないために、子どもの顔のサイズにぴったりとあっているかが重要です。
また、長時間マスクをしていると耳が痛くて外してしまう事態を防ぐためにも、耳ひもが柔らかい、ふんわりした素材を選んであげましょう。
防花粉スプレー
防花粉スプレーは、体や顔、衣服などに吹きかけることで全体をコートし、花粉が目や鼻に入りにくくするためのアイテムです。
天然由来の帯電防止成分を含み、体に起こる静電気を抑える効果により、電気を帯びた花粉をも除去する原理です。
天然由来成分のため、大人だけでなく肌が敏感な子どもにも使えるメリットがあります。
花粉対策メガネ
花粉対策で定番のメガネも花粉症の子どもにおすすめです。子どものサイズにぴったりのものを選びましょう。
花粉対策メガネはメガネ専門店やドラッグストアで購入できて、多彩なカラーやデザインがあるのでファッションとしても楽しめます。
花粉症で苦しむひとにプレゼントしたい!花粉対策にも利用できるおしゃれなアイテム
花粉症の方に喜んでもらえる、プレゼントとしてもおしゃれで見栄えがする、おすすめのアイテムをご紹介します。
精油(アロマオイル)や、精油を利用したアイテム
花粉症対策にアロマを利用する人も多いのではないでしょうか。ディフューザーに垂らしたりお風呂に入れたり、シーンに合った使い方ができるのでプレゼントに最適です。花粉症対策にはユーカリやペパーミントがおすすめです。
卓上加湿器
花粉症で喉が乾燥しているときには加湿器が重宝します。おしゃれなデザインがたくさんあるのでプレゼントする相手に合わせて選びましょう。
花粉症対策グッズを上手に活用し
花粉飛散のピークシーズンを乗り越えよう
さまざまな花粉対策グッズが販売されていますが、まずは、自分のライフスタイルを振り返り、取り入れやすいものから検討しましょう。
つらい花粉症を軽減して快適な毎日を送るには、自身に合った、長く使える花粉症対策グッズの選択が大切です。
今回紹介した花粉対策グッズを参考に検討し、シーンに合わせて効果的に使って、つらい花粉シーズンを乗り越えていきましょう。
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