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【医師が答える】疲れが取れない。ずっと眠い…原因は年齢?理由が知りたい!おすすめの対策を医師に相談

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2024/04/10

寝ても取れない「しつこい疲れ」のさまざまな疑問に医師が回答。疲労が蓄積すると日常の活動性は低下し、心身の不調を引き起こすことがあります。生きていく上で疲れは避けられないものですが、疲労の蓄積を放置するのはNG。疲れをリフレッシュするためには、原因に合った適切な対策が必要です。年代によって異なる疲労の原因や対策法、注意点について詳しく解説します。疲れを感じやすい方は参考にして下さい。

 

疲労ってなに?「疲労」の具体的な定義を確認しよう

疲労とは、心身の疲れのことを指します。
私たちが過度に体を動かしたり、物を考えたりすると気づかないうちに疲れが溜まって、日常生活に影響を及ぼすケースも珍しくありません。
一般的に疲れは、十分な睡眠をとって体を休めれば回復します。しかし年齢を重ねるごとに、疲れは回復しにくくなるのが現実です。
医学的に、過労は「過度な肉体的、身体的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。慢性的な疲れは心身に大きな影響を与え、活動性の低下を引き起こす可能性があるのです。
疲れを感じたときは、日常生活や健康に支障を及ぼさないうちに適切な対処をする必要があります。

参照:抗疲労臨床評価ガイドライン/日本疲労学会
 

疲労の原因は年齢によって変わる?年代別に疲れが取れない理由を解説

疲労の原因は多岐に渡りますが、年代によって疲労の根本的な原因は異なります。20代から50代以降まで、代表的な疲労の原因について見てみましょう。

20代で疲れが取れない主な原因や理由

まだ体力の衰えを知らない20代は疲労を感じる機会も少ないですが、体力があるからこそ無理をして睡眠時間を十分に確保しなくなると疲労が蓄積していきます。
日中に活動したことによる心身の疲れは、睡眠によって休養が図られると回復していきます。しかし、睡眠不足が続くと心身は疲れを残したまま翌日の活動をしなければならず、さらに疲れが溜まっていくという悪循環に陥っている方も多いでしょう。
また、20代は学業や慣れない仕事で心身に負担がかかりやすい時期でもあります。気づかないうちに無理をして疲れが溜まってしまいやすいため、注意が必要です。

30代で疲れが取れない主な原因や理由

30代も20代に引き続き、睡眠不足や仕事で疲労が溜まりやすい年代です。この年代、とくに女性は、出産や育児という新しいライフステージに進む方も多く、特に睡眠不足になりやすい年代と言えます。
さらに、個人差はありますが30代後半頃からは少しずつ体力が衰えていくため、これまでと同じ休養を取っただけでは疲れが解消し切れないケースも増えていくでしょう。
仕事や育児で長時間の同じ姿勢などが原因で、身体的な疲れを感じやすくなる方が多くなっていきます。

40代で疲れが取れない主な原因や理由

40代は男女ともにホルモンバランスが変化し、体力の衰えや体調の変化を自覚しやすい年代です。40代からは、疲れの原因として「加齢」を感じる方が増えていきます。
また、ホルモンバランスの変化により心身の不調が現れやすいのも特徴です。自律神経のバランスが乱れやすくなるため、気分の落ち込み・不安・イライラ感など気分の変調が引き起こされて、精神的な疲れを感じやすくなります。
さらに交感神経がたかぶるために、熟眠できなくなるケースも多く、毎日の疲れが解消されにくいのも、疲労が蓄積する原因となります。

50代以降で疲れが取れない主な原因や理由

50代はさらにホルモンバランスが乱れやすくなる年代です。本格的に「更年期」と呼ばれる時期に突入する方が多く、心身にさまざまな不調を引き起こします。
とくに、自律神経のバランスの乱れは疲労の大きな要因となります。自律神経のバランスが乱れると血行が悪くなるため、肩や首のコリ・むくみなどに悩まされるだけでなく、気分の落ち込みなど精神的な疲れも感じやすくなるのです。
ホルモンバランスの乱れが落ち着き始める50代後半以降は加齢による体力の低下が主な疲労の原因となります。また、年齢を重ねるごとに睡眠時間は短くなる傾向にあり、一日の疲れがリフレッシュされにくいのも、知らず知らずのうちに疲労が蓄積していく原因になります。

 

疲労にどう向き合う?生活で見直すべき3つの対策法を紹介

疲れが取れない。ずっと眠い…原因は年齢?

年代ごとに疲労の原因は異なりますが、どの年代であっても疲労の蓄積を放置しておくと心身に重大な影響を及ぼす可能性があります。疲労を感じたときには次のような対策をしましょう。

良質な睡眠

心身の疲れを癒す最良の方法は、良質な睡眠です。睡眠時間を長く確保すればよいのではなく、「熟眠感」を得られる睡眠を目指しましょう。
また、ストレスも良質な睡眠の妨げになります。ストレスを感じている方は趣味の時間や好きなアロマなどでリラックスできる時間を持ちましょう。
スムーズに深い眠りにつくには、次のことに注意して下さい。

スムーズに深い眠りにつくための生活習慣での注意点

  • ・ 朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる
  • ・ 日中はできるだけ身体活動を増やす
  • ・ 就寝の3時間前には食事、1時間前には入浴を済ませる
  • ・ 就寝の1~2時間前にはスマホやタブレットを使用しない

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栄養バランスのよい食事

疲労が蓄積しているときは、体に必要なエネルギーが不足しているかも知れません。
私たちはブドウ糖や脂肪からエネルギーを作り出していますが、その際に必要になるのはビタミンB群です。エネルギー源の補給と共にビタミンB群もしっかり摂るようにしましょう。
また、抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEにも疲労を予防する効果が期待できます。
忙しくなると食生活が乱れがちになりますが、できるだけ栄養バランスが整った食生活を心がけて下さい。

関連記事:【疲れがとれないあなたへ】疲労回復にはビタミンを!ビタミンの役割とおすすめの摂取方法を紹介

適度な有酸素運動

年齢を重ねていくごとに疲れを感じやすい方は、適度な有酸素運動をしましょう。有酸素運動とは、ウォーキングやジョギングなど軽く息が上がる程度の運動のことです。
有酸素運動には心肺機能を高める効果や血行を改善する効果があります。リラックス効果もあるとされており、疲れにくい体を作って心身の疲れを和らげるのに役立つでしょう。

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疲れが取れない原因は病気のケースも…「疲労」は治療で直せる?

長引く疲労は、貧血・甲状腺機能低下症・肝臓病・腎臓病・うつ病などの病気が原因となっている場合があります。
病気が原因の場合は治療をしなければ疲労は解消せず、放置するとどんどん悪化していくケースも。疲れ以外の症状がある場合には、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

また近年では、病気が原因ではない疲労に対しても、ニンニク注射や白玉注射、疲労回復点滴などが自由診療で行われています。
これらの治療は、疲労回復効果があるとされるビタミンなどの栄養分を注射し、疲れを和らげるとされています。しかし、医学的に明確なデータは乏しく、あくまでも疲労対策の補助的な手段と考えて下さい。
これらの治療を受けても、生活習慣が乱れていると疲労は解決しません。

 
疲労の原因は年代によって違う!原因に合った対策で疲労を乗り越えよう

私たちの体は活動すると、身体的・精神的な疲れが溜まる仕組みになっています。心身の疲れは睡眠で解消することができますが、睡眠不足や過度な活動が積み重なると疲れが溜まっていくことになります。慢性的な疲労によって心身の不調を引き起こすケースも珍しくありません。
疲労の原因は今回ご紹介したように、年代によって異なります。20代、30代は体力の衰えは少ないものの、睡眠不足、仕事、育児などによって疲れを感じやすくなります。一方、40代以降になるとホルモンバランスの変化によって心身の疲れが引き起こされ、さらに睡眠の質が悪くなるため疲れがどんどん溜まっていきやすくなるのです。
疲労と上手く付き合って乗り越えていくには、年代ごとの原因に合った対策が必要です。日頃から疲労を感じている方は、ご自身の原因に合った対策を始めてみましょう。
ただし、生活習慣の改善などをしても疲れが取れない場合は病気が原因の可能性もあります。ただの疲れ…と軽く考えずに医療機関を受診してください。

  • 成田

    監修医師成田 亜希子

    2011年医師免許取得。初期臨床研修を経て総合診療医として幅広い分野の治療に携わる。
    臨床医として勤務しながら、行政機関での勤務経験もあり地域の健康課題にアプローチした健康寿命延伸、感染症対策などの医療行政にも携わってきた。 国立保健医療科学院、結核研究所での研鑽も積む。 現在、医療法人ウェルパートナー主任医師。