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40代で現れる体型や健康面での変化とは?40代男女が身体のメンテナンスのため取り入れるべき生活習慣

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2023/11/01

40代は、体型や健康面で変化の現れやすい年代です。健康や体型を維持するためには、日々の生活習慣の見直しが必要となるでしょう。
身体の状態を知るには、健康診断や人間ドックの受診が欠かせません。数値の異常を指摘された場合には、目を背けずに何かしらの対応が必要です。自身の身体の状態と向き合って、食事、運動、睡眠といった日々の生活習慣を見直していきましょう。

 

40代男女が健康診断で指摘されやすい項目

40代男女が健康診断で指摘されやすい、とくに注意すべき項目は次の6つです。

  • ・肥満・脂質・血圧・血糖値・肝機能・腎機能

40代は、体型も身体の中身も変化しやすい年代です。健康診断で数値の異常が指摘されたら、原因を把握して、適切に早めに対処し、健やかな状態に保つ努力が必要。
放置すると重篤な症状を招く可能性もあるため、十分に注意しましょう。

肥満

厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」によると、40代男性における肥満者の割合は39.7%で他の年代と比較して最も高い数値です。40代女性は、16.6%で50代、60代と数値が上昇しています。
健康診断の数値では、BMI25以上が肥満です。腹囲が90cm以上の方は、内臓脂肪についても注意しなければなりません。

参照:厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」

脂質

健康診断では、中性脂肪やLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)など脂質についての数値も診断項目です。
中性脂肪が増加すると、中性脂肪を運ぶ悪玉コレステロールも増加して動脈硬化を招く原因となります。脂質の数値に異常がある場合には、食生活を肉類中心から魚介類中心に変更する、軽い運動を習慣とするといった生活面での改善が必要となるでしょう。

血圧

年齢を重ねると、血管の弾力性が低下して血流の流れが悪くなります。血液がスムーズに流れなくなると、血管の壁にかかる圧力が高くなり血圧が上昇し高血圧となるでしょう。40代以降は、加齢による血圧上昇にも注意が必要です。
高血圧が続くと、体にとってリスクを抱えてしまいます。高血圧を予防するため、減塩や野菜・果物の摂取といった食生活を見直すようにしましょう。

血糖値

血糖値が高い状態が続くと、血糖スパイクが血管を傷める原因となります。糖尿病は発症してしまうと完治しない病気です。
血糖値のコントロールには、食事量の調整や軽い運動が効果的でしょう。血糖値が高いと判定されたら、食事制限や運動の習慣を取り入れて、生活を見直さなければなりません。

肝機能

若いころから飲酒習慣のある方は、肝機能の数値にも注意が必要です。肝臓は「沈黙の臓器」と称されており、自覚症状が現れるころには取り返しのつかないケースまでおちいる可能性があります。
アルコールの分解能力が高い方でも、長期間の飲酒習慣を続けていると肝臓へのダメージは蓄積されてしまうでしょう。肝機能の数値が高いと指摘されたら、自覚症状はなくても日々の飲酒量を減らすよう努めてください。

腎機能

腎機能は、尿たんぱくや尿潜血、血清クレアチニン値などの数値で判断されます。腎臓は、体内の老廃物を排出する機能を果たす重要な臓器です。腎機能に異常があると、疲れやすい、全身がむくむといった症状が現れて日常生活に大きな支障が出てしまいます。
腎機能の異常が見られたら、病気の可能性がないかの診察をしたうえで、十分な睡眠と休養を取って疲れを貯め過ぎない生活習慣を心がけてください。

 

40代で注意したい疾患

40代になると、脳疾患・心疾患・がんのリスクが高くなります。病気のリスクに備えるには、簡易な健康診断だけでなく人間ドックで脳や心臓もしっかり検査すべきでしょう。

脳疾患

脳梗塞やくも膜下出血などの脳疾患は、40代から50代、60代と年齢を重ねるにつれて発症リスクが激増しやすいでしょう。厚生労働省が発表した「脳血管疾患患者数の状況」によると、40代の脳疾患患者数は3万人程度で、50代になると7万人近くにまで増えています。
さらに、40代以降は脳萎縮も進みやすいです。脳萎縮が年齢平均よりも進行すると、認知症になる可能性が高くなるでしょう。
脳疾患の原因は、肥満や高血圧・高血糖などと深い関わりがあります。脳疾患を予防するうえでも、食事や運動といった生活習慣の見直しが重要です。

参照:厚生労働省「脳血管疾患患者数の状況」

心疾患

心筋梗塞や狭心症といった心疾患も、脳疾患と同じく40代以降に発症のリスクが急増するのです。厚生労働省の「虚血性心疾患患者数の状況」によると、40代の心疾患患者数は2万人程度で、50代になると5万5千人程度にまで増加しています。
心疾患も肥満や高血圧などが原因となる可能性のある疾患です。40代以降に注意すべき疾患の多くは、生活習慣の積み重ねが原因として発症するケースが多いといえます。

参照:厚生労働省「虚血性心疾患患者数の状況」

がん

40代は、がんの発症リスクが高まる年代でもあります。胃がん・肺がん・大腸がんなどは、30代以下に比べて40代の患者数は3~4倍ほど。
女性の場合、40代は乳がんの発症が年間で約9万人と全年代で最も多いです。
がんは早期発見すれば十分に完治が見込めます。発症リスクが高まる40代以降は、人間ドックで定期的にがん検診を受けるようにしましょう。

 

40代男女の健康や体型に変化が現れやすいのはなぜか

40代は、一般的にホルモンのバランスが崩れだす年代です。ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れて身体の免疫力が低下したり、筋力の衰えや疲れを感じやすくなったりします。
20代30代と乱れた生活を続けてきた方は、身体に蓄積された悪い影響が身体の不調となって急速に現れるのです。
40代は、身体の変化と若いころからの生活習慣に向き合うところから始まる、未来の健康にとって重要な時期といえるでしょう。

 

40代男女が健康維持・体型維持のために取り入れるべき生活習慣

40代で現れる体型や健康面での変化とは?

40代の健康や体型は、日々の生活習慣の積み重ねによって形成されます。

・食生活・運動・睡眠

3つの生活習慣を見直して、40代以降も変わらない健康と体型を維持しましょう。

食生活

肉類中心の食生活を続けていた方は、魚介類を中心とした食生活に切り替えて、野菜や果物の摂取も心がけてみましょう。
肉類中心の食生活は、肥満や脂質異常を招きやすいです。どうしても肉類中心の食生活をやめられない方も、少しでも魚介類を取り入れる、運動の機会を増やすといった生活習慣の見直しは必ず行いましょう。
食生活では食べる順番にも注意してください。肉や魚を食べる前に野菜や豆類を摂取すると、血糖値の急激な上昇を防止できます。同じ食べ物を摂取する場合でも順番に注意するだけで、血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えられるのです。

運動

運動習慣のない方は、軽いウォーキングから始めて、運動の習慣を身につけましょう。
人間の筋力は下半身から衰えてきます。40代のうちから筋力の衰えに抵抗していなければ、将来的に歩くのが困難になってしまう可能性も。70代80代を健康に過ごすため、週2~3回からでもウォーキングを習慣にしてみませんか。

睡眠

日々の健康には質の良い睡眠が欠かせません。睡眠は量よりも質が重要といわれています。
眠っても日々の疲れが抜けない方は、照明や寝具を取り替える、就寝前のパソコンやスマホをひかえるなど、睡眠の質を向上させる工夫をしてみてください。

 
身体に変化が起こる40代を毎日健康に過ごすために

40代の健康や体型の変化に対応するには生活習慣の見直しが欠かせません。20代や30代では問題のなかった生活習慣も、40代を過ぎてからは健康に重大な影響をあたえる原因にもなり得ます。
40代からの生活習慣は、健康寿命にも大きな影響を与えるでしょう。70代80代を過ぎてもイキイキと活発に生活するには、40代からの積み重ねが重要です。
とはいえ生活習慣をガラリと変えるのは難しいでしょう。週に1食分でも肉から魚にする、タクシーに乗る回数を減らす、週に1日だけでもウォーキングをしてみたりと、少しずつ健康的な生活習慣にシフトチェンジしていきましょう。

  • 佐藤孝生

    法律関係ライター佐藤孝生

    元弁護士としての経験を活かし、日常生活にまつわる法律問題や、困りごとに応える記事を中心に執筆活動を行う。
    弁護士時代には、離婚、相続、交通事故など身近な困りごとを取り扱う業務に従事。
    現在では「読者の困りごとに寄り添う記事」をモットーに、法律問題にとどまらず、健康コラムなどさまざまな執筆に取り組んでいる。

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