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鼻炎とはどんな症状?種類や主な原因、対処法、病院受診のタイミングを知って鼻炎とうまく付き合おう

2024/02/23

「鼻炎」と一口にいっても、症状によって「急性鼻炎」「慢性鼻炎」「アレルギー性鼻炎」と3つに分けられます。軽い症状もありますが、放置すると慢性化するリスクや、日常生活に支障をきたす場合もあるので、適切な対処が必要です。
つらい鼻炎について、特徴や原因・治るまでの期間・対処法・病院受診のタイミングまで、まとめて解説します。鼻炎の基本的な知識を身につけて、うまく対処していきましょう。

 

鼻炎とはどんな症状?

鼻炎とは、鼻腔の粘膜が炎症を起こして腫れる症状を指します。鼻づまり・鼻水・くしゃみを生じるのが特徴です。通常、鼻炎はウイルスや細菌、もしくは季節性アレルギーが原因で引き起こされます。原因や経過に合わせて、「急性鼻炎」「慢性鼻炎」「アレルギー性鼻炎」の3つに分類される症状です。

 

急性鼻炎とは?

急性鼻炎とは、いわゆる「鼻かぜ」と呼ばれる症状です。ウイルスや細菌・ほこり・粉塵・化学物質などが鼻の粘膜に付着し、急性の炎症を引き起こします。

急性鼻炎の症状

はじめは水のようにサラサラとした鼻水が出ますが、徐々にドロっとした黄色から黄緑色の鼻水へと変化していくのが特徴です。急性鼻炎の約8~9割がウイルスによるといわれ、鼻づまりやくしゃみのほかに、咽頭痛・発熱・頭痛・全身の倦怠感を伴う場合があり、通常は1~2週間程度で治ります。

急性鼻炎の治療法や対処法

鼻の炎症を抑える点鼻薬や内服薬といった対症療法や、ネブライザー治療(霧状の吸入薬を鼻粘膜に直接送り込み、炎症を抑える)が中心です。ただし、緑っぽい鼻水が出続けているときは細菌感染を疑い、抗生物質を処方する場合があります。

つらい急性鼻炎の症状…病院受診のタイミングは?

急性鼻炎は、ほとんどの場合2週間以上続きません。もしも、2週間以上緑っぽい鼻水が続く場合には、副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性があります。早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

慢性鼻炎とは?

鼻の粘膜の炎症が数週間しても改善せず、長期間にわたって生じる鼻炎です。慢性鼻炎は、「慢性単純性鼻炎」と「慢性肥厚性鼻炎」の2種類に分類されます。
慢性単純性鼻炎は、ウイルスや細菌感染などが原因で、鼻腔の粘膜に慢性的な炎症が起きている状態。一方、慢性肥厚性鼻炎は、急性鼻炎がなかなか治らず、慢性化した炎症が原因で発症するのが特徴です。主に鼻の中の粘膜(下甲介粘膜)が腫れて鼻腔内の周辺組織が厚くなり、鼻づまりや嗅覚の低下といった症状を引き起こします。
慢性鼻炎の原因は、加齢・妊娠・乾燥・血管運動・肥厚・萎縮・アレルギーなど多岐にわたり、原因を特定できない場合もあるのです。

慢性鼻炎の症状

慢性鼻炎で鼻の粘膜が腫れると、空気の通り道が狭くなってうまく呼吸ができなくなります。慢性的な鼻づまりを自覚するようになり、鼻呼吸がしにくくなって口呼吸が増えるため、口が渇きやすくも。他にも、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・頭が重い・臭いが分かりにくいといった症状がみられるのが特徴です。

慢性鼻炎の治療法や対処法

内服薬やステロイドの点鼻薬を、定期的に使用して治療します。点鼻薬では症状が改善されにくい場合は手術をおこない、腫れた鼻の粘膜を切除すると、症状が軽減するのです。

つらい慢性鼻炎の症状…病院受診のタイミングは?

炎症が鼻の粘膜だけでなく、副鼻腔にも生じると、膿がたまって蓄膿症と呼ばれる慢性副鼻腔炎へと進行する恐れがあります。慢性的な鼻炎は放置せず、速やかに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

アレルギー性鼻炎とは?

鼻炎とはどんな症状?

空気中に浮遊するハウスダストや花粉といった、アレルギー反応を起こす原因物質「アレルゲン」を吸い込み、体内の免疫システムが刺激されて生じる症状です。ほこりやダニなどが原因となり、1年を通して症状があらわれる「通年性アレルギー性鼻炎」と、スギやヒノキ、イネ科植物、ブタクサの花粉などが原因で花粉シーズンに症状があらわれる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」の2種類あります。

関連記事:アレルギー性鼻炎(花粉症)とはどんな症状?特徴や急性鼻炎・慢性鼻炎との違い、受診のタイミングについて

アレルギー性鼻炎の症状

主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりです。立て続けに出るくしゃみに、透明でサラサラとした水様性の鼻水や鼻づまりを伴います。
また、目やのど、皮膚にまで炎症が生じ、涙が出てきて目がかゆい、白目とまぶたが赤くなって腫れるといった症状がみられる場合も。花粉症の場合は朝方に症状が出やすく、「モーニングアタック」と呼ばれています。
アレルギー性鼻炎は、一度発症すると不快な症状が長く続くのが特徴です。頭痛や倦怠感、強い眠気、集中力の低下といった症状を引き起こし、日常生活に大きな影響を及ぼす場合もあります。適切な治療を受けて、症状をコントロールしましょう。

アレルギー性鼻炎の治療法や対処法

治療法は、「薬物療法」「アレルゲン免疫療法」「手術療法」の3通りです。薬物療法では、抗アレルギー薬の内服や点鼻薬を中心に治療をおこない、アレルゲン免疫療法では、原因となるアレルゲンを体内に入れて体のアレルギー反応を弱めます。
また、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)を避けて生活するのも大切な対処法です。たとえば、花粉症であれば、花粉の飛散が多いときには「洗濯物を室内干しする」「帰宅したら室内着に着替える」といった、自宅に花粉を持ち込まない心がけをしましょう。通年性アレルギー鼻炎の場合は、ハウスダストを取り除くために、こまめに掃除機をかけて室内環境を整える必要があります。

つらいアレルギー性鼻炎の症状…病院受診のタイミングは?

はじめてアレルギーの症状が出たときや、くしゃみや目のかゆみ、鼻水が止まらないといった症状が続いたら、耳鼻咽喉科を受診して詳しく検査してもらいましょう。もしくは、アレルギー専門医が在籍する内科や小児科の受診でも問題ありません。

 

鼻炎は人にうつるの?

鼻炎がうつる訳ではありませんが、風邪のウイルスを人からもらってしまい、急性鼻炎を引き起こす可能性があります。アレルギー性鼻炎は、感染症の病気ではなく、体内に入ったアレルゲンに対する反応のため、他の人に接触してもうつりません。ただし、家族にアレルギー症状を持っている人がいる場合、アレルギー体質が遺伝する可能性はあります。

 

鼻炎になったらどのタイミングで病院を受診すればいいの?

症状が長引く場合や悪化した場合、日常生活に支障が出るほど症状が重い場合には、耳鼻咽喉科を受診しましょう。適切な診断と治療を受ければ、できるだけ早く、つらい症状が緩和します。

 

鼻炎用の市販薬って効くの?

鼻炎用の市販薬には、鼻水を抑える抗ヒスタミン成分や、鼻汁分泌抑制成分などが配合されています。急性鼻炎やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎によるくしゃみ・鼻水・鼻づまり・なみだ目・のどの痛み・頭が重いといった症状を緩和してくれるでしょう。
急に鼻炎の症状が出たり、病院を受診できなかったり、今すぐ鼻炎の症状をなんとかしたいときには市販薬を活用して、症状が続く場合は医療機関の受診が大切です。

 
日常生活を工夫して鼻炎の症状をやわらげよう

鼻炎の症状をやわらげるには、日常生活でできる対処法があります。

・部屋の湿度を一定に保つ
鼻水や鼻づまりが気になる場合には、加湿器を使用して空気の乾燥を防ぎましょう。湿度は50~60%になるよう調節を。

・お風呂に入る
入浴で体をあたためると鼻腔があたたまり、血液が循環して鼻の通りがよくなります。

・リラックスする
疲労やストレスは、鼻炎の症状を悪化させる原因に。睡眠や休息を十分とり、生活のリズムを整えてストレスを溜めないように心がけましょう。

花粉症の場合は、鼻うがいで鼻粘膜の奥に付着した花粉を洗い流すのも有効です。
つらい花粉の症状とサヨナラするために、できる対策からはじめてみてください。

  • 神谷三理砂

    一級建築士・ライフスタイルライター神谷三理砂

    住宅やインテリアの意匠設計に従事した経験を活かし、家の間取りやデザイン、インテリアなど住まいに関するコラムを多数手掛ける。ジュエリーデザイナーとしての経歴も長く、ファッション系コラムも執筆。最近は、より生活に役立つ記事を書きたいという思いから健康コラムに力を注ぐ日々。
    刺繍や洋裁、家庭菜園といった手仕事を楽しむ暮らしを大切にしている。